「八雲紫は全てを受け入れるのよ。

 ――それはそれはドスケベな話ですわ♥」









ユカナリ
ゆかいなり。


5/27 博麗神社例大祭
東2ホール D-31b AmBiVaLenZ

書店委託:



会場頒布価格:500円

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*八雲紫の初恋講座

 はぁい、そこのあなた。こんばんは。お取り込み中にお邪魔して、御免遊ばせ。
 ああ、ああ、いきなりお部屋に現れたからって驚かないで慌てないで。どうせ些末なことですわ。私の話を聞いて頂戴。
 で、あなた。今、何をなさろうとしているのかしら?
 うふふ、梁に縄をぶら下げて、首を輪に突っ込んで……
 首の筋力トレーニングかしら。大変結構なことですわ。
 冗談はさておき……あなた、死ぬ気なのね?
 状況証拠を見るまでもなく、顔を見れば分かるわ。無為な仕事に疲れ果て、人生になんの潤いも張り合いもなく、未来への展望も見えない……
 どう。当たったかしら。そう、ふふふ。それっぽいことを適当に並べただけなのだけれど、案外簡単に当てはまるものね。
 私? 私は八雲紫と申しますわ。どうぞお見知りおきを。
 死神? 違うわ。天使? そう見えて?
 まあ言うなれば悪魔と呼ぶのが正しいかもしれないわね……。
 ねえあなた、死ぬのならばちょっと私の役に立ってくれません?
 魂をいただくなんて観念的なお話ではないわ。その肉体を……ええ、腹を空かせた私の知人たちに振る舞っていただきたいの。
 構わないでしょう? 私達は美味しい肉体が手に入り、あなたは誰かに骸の処理をさせる憂い無く黄泉路へと向かえる。まさに一石二鳥だわ。
 どうせ生きていてもしょうがないと嘆くのならば、死ぬことで我々の役に立ちなさいな。うふふ……
 ……何だか瞳に生気が戻ってきているわね。どういうことかしら。
 え、人生に目的ができた? この短時間で? えっ? 私そんな、自殺を押しとどめるようなお説教をした覚えはないんだけれど……閻魔様じゃ有るまいし。
 好きになった? 惚れた? 色恋に目覚めて死ぬ気が無くなってしまったというの? 一体どこにそんな要素があったのよ……え……? 私に一目惚れっ!?
 えーっ……♥
 やだあ……
 そんなこと言われたの初めて……♥ ちょっとちょっとちょっとぉ……♥
 はっ。待って待って、待ちなさい……な、何を企んでいるの……
 こほん。いいかしら。私はこう見えても妖怪……妖怪の大賢者、八雲紫よ。あなたの何倍も何十倍も長く生きているのよ。私をそう簡単にたぶらかせると思わないで頂戴。
 えっ。いや、本気って、そんなこと言われても……♥ な、なんて真っ直ぐな目で見つめてくるのっ……♥
 そりゃまあ、今の今まで死のうと思ってたんだから、嘘のつきようが無いでしょうけれど。うーっ……ゆかりん、困っちゃう……♥
 ほ、本当なのね? 本当の本当? 本当の本当の本当っ!?
 そ、そう……♥ それじゃあ、あなたの愛情を確かめてあげるわ……うふふ……♥
 さあ、私の股間……ドレスの股間を、ようく見て頂戴……何かおかしな膨らみがあるのが、分かるでしょう……?
 ええ、そうよ。男性器……ペニス……チンポ♥ ちんぽよ♥ 私は人知を越えた存在だから、チンポぐらい当然生えているわ♥
 この、いきなりの告白に興奮しまくっちゃって、ショーツを押しのけてドレスの下でボビンボビンになっちゃってる八雲紫のメスチンポっ♥
 スカートにくっきり浮かび上がって、ああはしたないはしたない♥
 並の男には負けない、超元気な妖怪熟成デカチンポっ……♥ あなたが本当に私を愛していると言うならば、このおぞましい逸物を、恐れず嫌がらず、愛してみて頂戴……うふふ、臆病な人間風情に、そんな常識外れな真似が出来るかしら……?
 おほおおぉぉぉーっ♥ いきなり服の上からセンズリっ、センズリいぃぃぃーっ♥ いっひいいぃぃーっ♥ だめだめハードハードおお♥ ハードすぎるうぅぅーっ♥
 お゛ほほ♥ お゛ほおぉイッグううぅぅ♥ 即イキ♥ 即イキしちゃうっ♥ 男を知らない紫の純情可憐勃起マラっ♥ オス手コキされてイッちゃうっ、おおお、ザーメン出るっ、ザーメン出しちゃう、会ったばかりの男の前で臭ァいチンポ汁出しちゃうううぅぅーっ♥

 ぼびっ、ぶびゅぼびゅるうぅっ! ぐっぶっ、どぶぼっびゅるるるうぅぅっ!

 おっふっ♥ んほっ♥ おおおお……お゛お゛お゛お゛ォ……♥ 出した出した、射精しちゃったぁぁ……♥ あっと言う間にイカされてェ♥ お、お゛ほ♥ き、気持ち良くて動けないっ♥ あ゛〜っ♥ ドレスに染みが出来ちゃってるっ♥ ご、ごめんなさい♥ 排泄ザーメン、どぼどぼべたべた、畳の上にこぼしちゃってごめんなさい♥ で、でもあなたがいけないのよ、あんなに気持ちのいいチンポ刺激をしてくれるんですもの……♥
 えっ、なっ、何!? ひおっ……ど、ドレスの上から根本を掴まれたらっ♥ ドレスにもっこりチンポのシルエットがくっきりっ♥ いやああっ、恥ずかしいっ♥ ドレスもっこりがヒクヒクヒクヒク、射精を終えて蠢いてるのがバレバレっ♥ わ、私ねっ、こう見えても偉いのよ? 厳粛で貞淑で冷静で冷酷な管理者なんですわよっ? それがこんな、ヒッ♥ みっともない恥かきチンポ♥ オオオ♥ アクメしたてチンポに恥辱を与えられるなんてっ……ああぁ♥ 染みつきチンポドレス、情けないぃ……♥
 ひゃうっ♥ あ゛あ゛あ゛そのままセンズリしないでえぇぇ! さっきよりも、うひっ♥ 効くッ♥ ドレスの裏地でゴリゴリ擦られちゃうのっ♥ おほっ、おっほっ、ぉぉーっ♥ チンポの扱いお上手、お上手よおおぉっ♥ お上手すぎて、あああぁあ♥ 掻かなくてもイイ恥を掻いちゃう♥ うふうぅーっ♥ ガチガチ剛チンがドスケベダダ余りチンポだってバレちゃうっ♥ 我慢という言葉を知らない早漏チンポだってバレちゃうううぅぅーっ♥ うふううぅーっ♥ ドレスボッキ扱きで、八雲紫の神秘的な秘密のヴェールをメリメリ剥がさないでェェ♥ お゛っほっ、オスマライグううぅ♥ 下品にイッグっ、チン汁アクメキメるうぅぅーっ♥

 どっびっ、ぼびゅるうぅぅぅ! ぶびっ、ぶびぶびぶびぶびりゅううぅぅ!

 んお゛お゛お゛♥ あなたがドレスを離してくれないからぁ……♥ あ゛あ゛あ゛♥ 精液濾過♥ ザーメンがドレスに濾し出されて、お豆腐みたいな濃いのがおチン先からびるびる漏れてるうぅぅ……♥ こんな濃密なお金玉汁をひり出させられるなんてぇ……♥ ふひぃーっ♥ この八雲紫にどれだけ恥かき♥ させれば気が済むのよおおぉぉ……♥
 あっ……えっ……? あっそっ、そうね、私が愛してくれって言ったのよね……ああぁ……♥ 私のおチンポ……こんなに刺激的に、愛されちゃってるのね……♥ んぉおぉ……♥
 あ゛っ♥ あ゛へッ♥ ま、またスコスコとチンポセンズリっ♥ お゛お゛お゛ッ♥ 待って待ってェっ♥ ヒィーッ、ヒィーッ♥ 連発キツイのおぉぉっ♥ じゃなくて、ゆかりんの精力絶倫金玉はまだまだ余裕よっ? 本当よっ? だ、だけどね……♥
 そろそろ生で……生コキ♥ 熱くて硬いぬるぬる生チンポをあなたのお手手でコキコキ♥ ラブセンズリ♥ して頂戴……♥
 ね……♥ ドレスの後ろのファスナー、降ろしてくださる? んふ、そうよ……ああ♥ こんな、人間のオトコの、狭い部屋で、柔肌を晒しちゃうわ……こんなこと、滅多にどころか、有り得るはずがないのよ? 有り難く思ってね……♥
 んっ、しょ……♥ あああ、あなたの食い入るような視線が肌に突き刺さるようですわ♥ ところで今まで、生の女体を見たことはあるかしら? そう、無いの……♥ 初めて見るのが私の裸体だなんて、もう他の女の裸じゃ興奮しなくなっちゃうかもよ♥
 うふふふ……ちゃんとブラジャーもショーツも順番に脱いでいくから、慌てないで……童貞坊やクン♥ ラブセンズリのお礼だもの、おっぱいだって惜しげもなく見せてあげちゃうわ♥
 ほうら、どう……? これが私……八雲紫の肉体よ……♥ 男を誘う豊かすぎる乳房に、ストッキングに包まれて張り詰めたエロい太股……そして剥き出しになった巨根チンポお……♥ 一目見ただけで誘惑されてしまうような、むっちりと肉感的で、最上級の体でしょう♥ 極上の肢体を自負しておりますわ♥
 えっ、あっ、ちょっと。お腹周りなんて、余計なところを見なくてよろしい。ああでも、イキたて濡れマラを観察されるのも恥ずかしいですわ……♥ 欲望まみれのグロテスクな絶倫チンポ♥ 視姦されてるうぅ……♥ まったくもう……本当に遠慮なく隅から隅までじろじろと……童貞クンの視線、必死すぎですわ♥
 あ゛へっ♥ チンポッ、ちんぽっ♥ チンポ掴まれちゃったっ♥ おおぉおぉ興奮しちゃうっ♥ ごめんなさいバカにしすぎたわ、許してっ、許しっ、許してへえぇえぇぇえぇぇぇぇっ♥ い゛ひいいぃぃーっ♥ ドロドロの精子まみれのデカチンポおおぉぉぉーっ♥ エロメスマラっ♥ ゴシゴシ乱暴にしないでええぇぇっ♥ お゛お゛っ、お゛っほぉーっ♥ ゆかチンポつらいっ、つらいのォォォーっ♥
 えっ? う、腕を上げろ? な、何を言ってるの……? ちょ、ちょっと意味が分からないわねぇ? ええもう全然、何を考えているのかまるで理解できなっ……
 んお゛ッ♥ き、金玉袋掴まないでっ♥ ぐひいいぃぃっ♥ 男の手の中でごりゅごりゅごりゅごりゅ♥ ゆかりんの大事タマが弄ばれてるっ♥ き、き、金玉にそんな過剰な愛は要らないわっ♥ ひーっ♥ い゛ひーっ♥ お精子袋刺激しないでっ、く、苦しいっ♥ ザーメン生産過剰になるうぅぅ♥ 内から外からおキンタマ苦しいィーっ♥
 わ、わ、分かったわよ、腕を上げるわよ……ほらっ♥ ううぅぅぅ〜っ! そうよっ、腋毛がモサモサ、淫猥ジャングル状態よっ♥ 悪いっ!? だ、だって、こんなことになるなんて思わなかったもの、殿方との御縁なんて無かったもの……ついつい手入れを怠っても、いいじゃないの……ううぅうぅ♥ ゆかりんの恥部、強制的に晒させられてしまいましたわ……♥
 に、匂いなんて嗅がないでっ! う、う、う、イヤアアっ! 臭いとかそんなこと言わなくていいわよおおぉぉぉっ! 少女臭がムンムンしてるとか、何よそれっ、馬鹿にしないでっ! ウッ、うひっ♥ 脇を閉じようとした途端にキンタマむぎゅり♥ ズルい♥ ぷりたぷのエロキンタマで私を良いように操ろうだなんて、酷いわっ♥ この卑劣漢、見損ないましたわっ……!
 お゛うほっ!? え、ちょ、ちょっと、ちょっと、腋の下に顔を埋めるなんて、な、な、何のつもりよっ……お゛ほぉおぉぉ〜っ♥ 蒸れ脇猛臭ぼうぼう腋毛ッ♥ ベロベロ舐められてるっ♥ ひっ、いひぃっ、ひいいぃぃぃ♥ く、くすぐったくて気持ち悪くてッ♥ お゛ほうっ、おほっ、お゛っふひいいぃぃぃっ♥ やだやだ何これ感じちゃうッ♥ 気持ち良くなっちゃうっ♥ 腋の下舐められて、腰がカクカク♥ 発情しちゃううぅぅーっ♥
 何よお何のつもりなのよっ! 私のだらしない腋毛を辱めるならここまでしなくてもいいでしょうっ……えっ? す、好き? 腋毛、好きなの……? 私のモサモサしたみっともない腋の下も愛してくれるの? ええっ、えーっ……♥ か、顔から湯気が出ちゃうう……♥ 別の意味で恥ずかしくなってしまいますわっ……♥ 臭いのも不味いのも、お、お好きなの? わ、私の腋毛だからいいんだ、だなんてェ……ぇぇぇ……♥ 八雲紫、ますますあなたにメロメロになってしまいますわぁ……♥
 蒸れ蒸れエロ腋をぺろぺろされながら♥ 脂ギッシュムチムチキンタマをマッサージいいぃぃ♥ お゛ほっ、脇イイ♥ あ゛ひっ、タマ素敵っ♥ 変態♥ 変態っ♥ フェチズムに過ぎますわっ♥ こんなド変態ド下品エロプレイっ♥ 大好きになっちゃううぅぅっ♥
 もっと、もっと密着してくださる? 私の体温を感じながら、エロ腋♥ 舌で茂みを掻き分けて、徹底的に味わってぇ……♥ スケベ金玉も、揉んでぇ♥ 引っ張ってえぇ♥ あなたの変態ラブ♥ 私に容赦なく分け与えて頂戴ぃ……♥ 恥かきボディを愛してぇ♥
 んおっ♥ お股の間から手を通して……おおお♥ ムチムチ濡れ濡れの股間にあなたの腕が……♥ お恥ずかしいですわ♥ それでっ……おおほおぉっ♥ 今度はそちらの手でお金玉ぐにぐにっ♥ お゛お゛ほおおぉぉ〜♥ タマ袋を包み込まれて、玉裏♥ くちゃぁい玉裏を、親指でグリグリぃ♥ キンタマぐりぐりっ、お゛ォっ、ぎんもぢいいぃぃ♥ 脇マンコも発情して燃え上がりますわッ♥ ほじってェ♥ 八雲紫の少女臭脇マンコ、ベロベロほじってぇ♥ ひぃぃっ、チンボッキが酷いぐらい♥ 先汁ぴゅうぴゅう、止まらないいぃっ♥
 あああおせんずりも来たッ♥ おせんずりおせんずりおせんずりおせんずりっ♥ はひいいぃぃっ、腰が落ちちゃうっ、あ゛っへっ♥ 私の体がもうあなたのオモチャ同然っ♥ 乳首もビンビンにいきり立ってッ、体中が性愛の虜よおぉっ♥ あああ愛されてる愛されてるうぅ、ゆかりんの汗だくボディが、殿方にこんなに愛して貰えるなんてぇ♥ ひいいぃ♥ ひいぃぃぃ♥ こんなに幸せで気持ち良くってどうしましょうっ♥ あ゛あ゛あ゛イクううぅ……♥ 生コキされてあっと言う間に早漏ドチンポ射精致しますわっ……♥ もっとあなたのお手手を楽しんでいたいのにっ、堪え性のないスケベペニスでごめんなさいっ……♥ おおぉおぉ♥ しゅこしゅこお♥ しゅこしゅこおせんずり効くっ♥ 効ッくうううぅうぅぅぅっ♥
 うううぅぅイクイクイクイクッ♥ ゆかりんがだらしないオススケベアクメするところっ♥ 小汚いおちんぽ汁を、あなたのお部屋にぶちまけちゃうところっ♥ 見てぇ♥ ゆかりんの恥かきアクメ見てっ、お射精ちんぽ見てえぇぇえぇぇぇぇぇっ♥

 ぶっどぶぼびゅるるるうぅぅっ! ごぶっびゅるうぅっ、どっびゅっ、ぼびゅるうぅ!

 ふううぅぅぅぅっ! うっふううぅぅっ、ううぅぅ! うふっ、むふっ、うふっ、うっふ〜っ♥ んは、はへ、はへぇぇ……♥ きひいぃぃぃ……♥ きもひいぃぃぃ♥ 丁寧に愛されながらのデカチン生コキアクメぇ……♥ 気持ち良すぎですわ……♥ 畳の上にびっじょり♥ 後先考えず無責任にイキ汁垂れ流すの、ゾクゾクしちゃう……♥ 不作法おちんぽでごめんなさいね……♥


挿絵:まりおさん




*八雲紫の妖怪教育


 雪も溶けきり、春の息吹が幻想郷中を駆けめぐる季節。
 だが、夜になればまだ肌寒く、虫の声もない闇の中はしんと静まりかえっている。
 人里近くの寺、命蓮寺。
 妖怪の救済と人間との融和を訴える住職、聖白蓮は、そんな薄闇の本堂の中で、ひとり静かに座禅を組んでいた。
 昼間は寺に住む妖怪達の世話や様々な雑事で忙しく、こうして夜でなければ自分の為の修行はできない。彼女にとってこれはただの日課であり、喧噪を離れて静かに過ごせる時間だった。
 だった。そう、たった今までは。
 ぬるり、と白蓮の背後で闇が割れた。
 そこから、右足。左足。右手。左手。胴体。そして頭。
 厳粛な寺の空気にそぐわない、むらさき色のけばけばしいドレスを来た何者かが現れる。
 音も立てず現れたその存在は、禍々しいまでの妖気を隠そうともせず、ただ黙って白蓮の背後に立ち、何やら見るものを不安にさせるような微笑みを浮かべている。
 そのまま、1分が経過した。その侵入者の出方をうかがっていた白蓮は、プレッシャーに耐えきれず、ついに口を開いた。
「……なにか、御用でしょうか」
「ええ。用があるので尋ねて参りました。夜分遅くに、失礼致しますわ」
 朗々としているのに、心に粘つくような声。白蓮は結跏趺坐をしている太股にぞわりと鳥肌が立つのを感じた。
「その、御用とは」
「それよりあなた。この寺では、来客に対して背中を向けて話すのが礼儀なのかしら?」
「招かれざる客に対してはそうもなりましょう」
「つれないこと。それは淋しいですわ」
 この来客は無視したところでおとなしく帰るような容易い相手ではない。この、無節操なまでに発せられる妖気からもそれは分かる。
 ――恐怖? 私は、恐怖を感じているというの?
 千年前に封印されたときも感じなかった、久しく忘れていた感情。恐怖。
 背後に存在する何者かの禍々しさは、白蓮にその感情を思い起こさせるに充分なものであった。
 ――それでも私は聖白蓮。邪に易々と屈するわけには参りません。
 意を決して聖は片膝を立て、その存在と相対する。
「あら、ようやくご尊顔を拝見できたわ。うふふふ……」
 優雅な物腰の妖艶なる美女がそこに居た。その目をちらりと覗き込んだだけで、存在感に呑まれてしまいそうになる。白蓮は印相を組み、負けじと全身から気迫を発した。
「あら怖い。まだまだ私は招かれざる存在と言うわけかしら」
「あなたがご入門なさると言うのならその限りではありませんが」
「それも楽しいかもしれませんけれど。でもそうではありませんわ――申し遅れました、私、八雲紫と申します」
 その名を聞いて白蓮はハッとすると同時に、相手の存在感に対しても納得した。
 幻想郷の境界を管理する、神出鬼没の大妖怪。妖怪の賢者とうたわれながらもその性格にはとらえどころがなく、油断のならない妖怪である――と聞いたことがある。
「これはこれは……命蓮寺の聖白蓮です。妖怪の賢者様が何用でしょうか」
「あなたが目指す妖怪と人間の共存。それはそれは素晴らしい理想です」
 白蓮の問いを無視するように、紫は手にした扇子を広げ、淡々と語り出した。
「……」
 相手の狙いが分からない。白蓮は黙して、そして静かに紫を睨め付けた。
「ですが、弱い妖怪を庇護しているうちは良いですが、努々、強い妖怪から牙を抜き去ろうとするような真似はせずにおくこと」
「……」
「妖怪とは精神的な存在です。強さを誇る妖怪があなたに飼い慣らされては、存在意義を奪われ、それは最早妖怪では無くなってしまいます。人と穏やかな関係など築いてしまえば、あとは静かに滅んでゆくだけ」
「……」
「妖怪は人を襲うもの。人は妖怪に抗うもの。人と妖怪との最適なバランスを保つことこそ、幻想郷には必要なのです」
「……」
「お分かり頂けたかしら? 聖白蓮。幻想郷のためにも――命蓮寺のためにも――あなたのためにも。身の丈に合わぬ野望はもたぬことです」
 紫の言わんとするところは理解できる。幻想郷の妖怪と人間のパワーバランスが絶妙なところで成り立っていると言うことは白蓮とて知っている。
 しかし、それでは、強い妖怪が仏門に帰依したいと訪れてきたときは追い払うのか? 妖怪が人を襲っていたら、それを止め、改心させてはならないのか?
 そのような中途半端な態度をとることは、白蓮の信ずる仏教ではない。白蓮としては、紫の言葉に全面的に首肯するわけにはいかなかった。
「……忠告、心に留めておきます。ですが私は、私の理想のために邁進するのみです」
「その理想に立ちはだかるものは?」
「諭します」
「言って聞かなければ?」
「調伏します」
 これは事実上の宣戦布告である――そうと分かっても白蓮は毅然として言い放った。
 紫としても、こう返されることは想定内だったのであろう、さもなければ白蓮が一人で居る夜半にこっそりと訪れるような真似をするはずがない。
「結構」
 ぱちん、と音を立てて紫は扇子を閉じた。
「それではあなたに教育して差し上げましょう。幻想郷には決して従わず、飼い慣らされず、あなたを食いちぎるような大妖怪が居ると言うことを。私に逆らうことが何を意味するかと言うことを」
「っ!」
 弾幕が来るか、それとも何か別の方法で実力行使をしてくるか。白蓮は起ち上がるとさっと身構えて、肉体強化の気を体中に巡らせる。
 しかし、紫がとった方法は、おおよそ白蓮の予想をはるかに飛び越えたものであった。
「これ、何だか、お分かりになる?」
「え? へ? ひええええっ!?」
 紫の扇子の先端が空間を切り裂く――と、そこから何やらおぞましい形をした肉の塊がにゅっと出現する。
 包皮を被った亀頭。厭らしく脈打つ丸々とした幹。でっぷりと肥え太った陰嚢――
 それは白蓮にとって見知ったもの。
 肉体強化魔法の余波によって猛々しく勃起した、自身の男根に他ならなかった。
「私の隙間能力は自分が移動するだけではなく、欲するものを取り出すのだって簡単にできるのですわ。はあ、それにしても聖職者のくせに、なんて淫らなおちんぽ……♥」
 そう言うと紫は唇を尖らせ、ビクビクと脈動する男根の先端にちゅばっと吸い付いた。
「はほおおぉんっ♥」
 白蓮は思わず股間を押さえて、頬を赤らめて甘い声を発する。
「あら、禁欲生活を送っているご住職には少々刺激が強すぎたかしら?」
「か、返して! それぇ、返してください!」
「そう言われましても」
 まるで幼子を愛でるように、紫はその男根を両手で撫で回す。そのたびに白蓮はくぐもったうめき声を上げる。
「くほおっ♥ や、八雲紫っ♥ これがあなたの、おお、おっほっ♥ やり方、でしゅかぁあぁぁっ♥」
「ええまったくその通りですわ。誰も傷つかず怪我もしない、あなたのお好きな平和的な解決方法よ♥」
「そ、そんな戯言をっ、んほおおおぉぉっ♥ なでなでダメっ、あっ、ああぁっ♥ あ、あ゛っ♥」
「これも強化術のたまものかしら、それとも心の奥底では救いがたいドスケベだからなのかしら♥ 性欲に満ち満ちて、いっぱいドスケベがフン詰まってそうなデカチンポですこと♥」
 紫の指摘通り、確かに白蓮は情欲が多い方である。股間の逸物には並々ならぬ性欲が溢れ、自身の魔力が高まるにつれてその傾向も強くなる一方であった。
 しかし、それを耐えることによって修行とし、欲望に溺れる恐ろしさ、それでも負けてしまう弱さを知っているからこそ慈愛溢れる尼僧となったと言えよう。
「お゛ふっ♥ んふぅーっ♥ ふぅーっ、ううぅぅぅーっ♥」
 だが、それを他人に触られることなど、今までに経験したことのない快感であり――
「どうしたのかしら聖白蓮♥ そんなすがるような目つきでこちらを見て……♥ 本当に返して欲しいの? 実は、もっと触って欲しいんじゃないかしら……♥」
 紫の手つきは艶めかしく、シルクの手袋の肌触りが白蓮の秘めた欲望を刺激する。
 ――こんなことはいけない、間違っている、これは修行者を弄ぶ悪魔の誘惑である――
 白蓮の理性は必死に訴える。しかし――
「はもっ♥ ぼじゅるるるうぅぅぅっ♥ じゅるぶじゅるるううぅぅっ、れろっ♥ ぐじゅぶじゅるるるうぅ♥」
 紫の唇が男根の先端をくわえこみ、淫らな音を立ててしゃぶり始めると、論理的な思考は寸断された。
「はへええぇえぇぇぇぇぇぇっ♥ おっ、おっ、おちんぽおぉぉっ♥ おちんぽの先をそんなことしては、だ、ダメっ♥ ダメですっ♥ き、きた、汚いいいぃいぃぃっ♥」
「ぷぁっ♥ ええ、本当♥ えげつない刺激臭が凝り固まった、ドスケベチンポチーズの味が致しますわ♥ ゆかりんのお口の中、汚されちゃったぁ♥ 聖白蓮のチンカスに♥ あなたのエロチンカス味に満たされてしまいましたわぁ……♥」
「ほ、ほひっ♥ ほひいぃ♥ そのような淫らなっ♥ や、やめえぇ♥ おちんぽ♥ おちんぽ♥ 白蓮のおちんぽ先しゃぶらないでぇえぇ♥ ぬ、ぬひっ♥ うひいいぃぃ♥ 舌先でちろちろほじくりゅのもいけませぇぇんっ♥ うひいいぃいぃぃぃっ♥」
 白蓮は膝をがくがくと震わせながら、涙声で懇願する。しっかりと閉じた包皮の先端を舌で踊らせていた紫は、そんな彼女の様子にくすっと微笑み、
「あらそう? ではこちらをしゃぶらせていただきますわ♥」
 今度は、でっぷりとよく肥えた、果実を思わせる白蓮の陰嚢にむしゃぶりついた。
「おへえぇえぇえぇ♥ あああ、キンタマ、キンタマ、キンタマっ♥ せ、精子袋♥ 私のおせーし袋がっ♥ うひ、いひいいぃいいぃ♥ ひいいぃぃぃっ……♥」
「むほっ……もぷぅ♥ 汗臭ぁい……白蓮、あなた、ちゃんとお風呂に入っているの? とんでもなく濃厚なオス臭いキンタマ脂の味で、私の味覚がレイプされてますわ♥ さっきのチンカス味に負けず劣らず、肉欲狂いのドスケベェな味だわ……♥」
「は、入ってますううぅ♥ 毎日綺麗にしてますっ♥」
「あら……じゃあほんの少し放っておくだけでこんなにもキンタマ袋がねっとねとのぬっとぬとになってしまうというのね♥ 恥ずかしい陰嚢♥ いやらしいデカタマ尼僧♥ じゅるるうぅっ、ぷじゅるるうぅぅ♥」
「はひっ、あ゛ひっ、いひいいぃぃいやあぁあぁ♥ キンタマ吸わないでええぇぇ♥ た、タマ吸い♥ タマ吸い堪忍してくださいいぃぃっ♥」
「どうしてぇ?」
「そ、それは、その……♥ あのっ♥」
「言わないと止めてあげないわよ♥」
 紫の意地悪な言い回しに、白蓮はごくりと口内に溜まった唾液を飲み込む。抗わなければならない。誘惑に負けてはならない。
 しかし、これほどの刺激にどう耐えられようか。耐えたところで、何事が解決しようか。
 疼きは最大限に高まり、本来であれば陰嚢の裏にある器官――女陰すらもとろりと湿り気を帯び、同様の疼きに支配されようとしていた。
「か、か、感じすぎてしまうからですうぅ♥ 白蓮のお精子タンクっ♥ 大切な子種を精製して貯蔵する大事な肉タマなのにっ♥ じゅぱじゅぱされてぇ♥ おおぉぉ♥ こんなの初めてっ♥ キンタマちゅぱちゅぱ刺激初めてすぎて気持ち良すぎてええぇぇぇ♥ 白蓮おかしくなってしまいますうぅっ♥」
「素直で宜しい♥ それじゃあ……」
 紫は扇子を隙間空間にしまうと、両手の指で空を裂く。と、如何なる仕組みであろうか、そこから無骨な手がにょろりと飛び出して来た。
「ひっ!?」
「怯えなくても良いわ、これは私の手下のようなものよ♥ キンタマ舐められるのがイヤーって言う我が儘白蓮ちゃんにはこうしてあげるわね♥」
 隙間から這いだした二本の手は、有無を言わさず聖の睾丸をそれぞれ掌に包み込んだ。
「ひごおぉおぉおぉぉっ♥」
「舐めるのがイヤと言われたから揉み揉みに切り替えてあげたわよ♥」
「そ、そんな、そんな問題じゃっ、お゛ううぅうぅぅっ♥ そんなに、も、揉み♥ 揉み♥ キンタマ揉み揉みっ♥ 疼くっ、疼きます♥ キンタマ袋が疼きますううぅぅっっ♥」
「たくましいお手手でグリグリと淫乱睾丸を刺激されてご満悦の様子ね♥」
「そんなっ、そんなことっ、お゛ーっ♥ お゛っほおぉーっ♥」
 白蓮は腰を淫らに突き出して、苦痛と快感から逃れようとする。もちろんそんなものは無駄な抵抗であり、紫の目を楽しめる淫蕩なダンスにしかならない。
「キンタマ刺激されて性感が昂ぶって来ちゃったかしら? どーお? そろそろ射精したい? どびゅどびゅスッキリ♥ したい?」
「イヤです、絶対イヤですううぅぅ! 白蓮睾丸のドスケベぐつぐつギトギト精子♥ どぼどぼ爆発射精なんかしたくないいぃいぃぃ♥ 妖怪に敗北して最高に気持ちイイチンポアクメイヤですうぅぅっ♥ キンタマ負け射精イヤああぁあ♥ うおっ、おほっ♥ 臭すぎ淫蕩白蓮おちんぽ、限界寸前ビグビグ勃起マラあぁあぁ♥ 射精したくないいぃ♥ こんな乱暴にレイプチンポされてこってり尼僧汁噴き上げたくないいぃいぃぃぃっ♥」
 目を裏返し、歯を食いしばって涎を垂らしながら白蓮はうわごとのように喚き続ける。ほとんど欲望を駄々漏れにさせながら、それでも一応屈するまいと勤める白蓮の姿に、紫は苦笑いを漏らす。
「もうほとんど射精のおねだり同然じゃないの……♥ まあ、いいわ。最初の一発目はサービスしておいてあげる……」
「ダメっ、やだっ、何をする気ですかっ♥ ひぃーっ、いひぃーっ♥ 負けちゃう、出したら負けちゃう、こんな気持ち良いことされたらあぁ♥ チン質取られて他人の手で射精させられる気持ちよさ覚えたらあぁあぁぁ♥ ああああ、あなたに逆らえなくなってしまううぅぅーっ♥ 返してください、敗北寸前ドスケベ白蓮デカチンポ返してくださいいぃぃぃっ♥」
「いや、よっ……♥」
 そう言うと紫は、指先を白蓮の包皮の中に差し込み――白蓮が目を見開く間もなく、その分厚いカバーを一気に根本まで剥き去った。
 敏感すぎる亀頭を隠していた厳重な包皮。粘つく恥垢とともにそれを乱暴に引きはがされて、亀頭から脊髄にかけて電撃的な痺れが白蓮を襲った。
「げっひいいぃいぃぃぃぃぃぃぃっ♥」
 正気を疑うような叫び声を上げ、快感の奔流が白濁となって性器を駆けめぐるのを感じる。
 もう止めることも抗うことも出来なかった。
 大魔法使い聖白蓮は、封印から解放されたのだ。

 どぼぼぼぼぼぶびゅるぶびゅりびびゅるるるうぅぅぅっ♥ ごっぶびゅるうぅぅっぼびゅぼびゅぼびゅどびゅるるるるうぅぅっ♥

「んおおーっ♥ んほっ、おおぉおおぉっ、おおおぉぉっ♥ おほおおぉぉーっ♥ おちんぽおおぉぉーっ♥ おおぉぉ♥ ズル剥けチンカスオチンボおおぉぉーっ♥ お゛お゛ーっ♥ イグううぅぅーっ♥ イグイグイグイグっ、おちんぼイグううぅーっ♥ むほおおぉぉーっ♥ 臭い汁、臭い汁、えげつない生臭尼僧のドスケベ子種汁っ、おっ、おっ、出してるっ、はおっ、おおおぉぉーっ♥ デカチンボイカされてるうぅぅぅーっ♥ 尿道から奔流飛び出るっ、おおぉぉ♥ 南無三っ♥ 南無三っ♥ 南無さはあぁあぁぁぁ〜んっ♥」
「凄い勢い♥ 小汚いチンポゼリーがこんなにたっぷり、あはっ♥ 私の顔中がザーメンパックされてしまいましたわ♥ んううぅ〜っ、くっさぁ♥ 臭覚がザーメンでいっぱい……おおお、鼻が腐りそうな香り♥ むっはあぁぁん♥ これが聖白蓮の性欲オス汁なのねっ♥」


挿絵:杣木まくらさん




*八雲紫の悶絶体験


 しくじったわね……
 まさか私が、こうもあっけなく罠に捕らわれてしまうなんて。
 両腕両足に、緑色の植物の蔦が絡みついている。まるで植物と言うよりはカエルの舌、蛇の体、タコの脚のようだ。
 蔦は一見細く、簡単に引きちぎれそうに見えるが、力を入れてもビクともしない。その上、妖力を吸う能力でもあるのか、私の能力のほとんどが封じられてしまっている。
 はあ、参ったわね。絶対絶命だわ。
 今日はあの我が儘なドS妖怪こと風見幽香に、ちょっと幻想郷でのヒエラルキーってものを教育しに来たのだけれど。
 正面突破が大好きな脳筋かと思いきや、こんな絡め手も使えるなんて、少しだけ見直したわ。
 だからこの拘束を解いてくれないかしら? 幽香。
「お断りよ」
 磔刑に処された罪人のように大の字に手足を広げている私を見下ろして、風見幽香は立っていた。あの、低級妖怪であれば生まれてきたことを後悔してしまうような、威圧感たっぷりのサドい笑みを浮かべながら。
「あなたこそ本当に馬鹿ね、八雲紫。私に警告をくれたあと、何を馬鹿正直に堂々とやってきているのかしら。不意討ち、詐術、権謀術数こそがあなたの本領でしょうに」
 あなたは正面から打ち破ってあげないと納得しないでしょう?
「あら、お気遣いどうも。でも私を正々堂々と下せるなんて、思い上がりも甚だしいわ」
 そう? それなら今からでも遅くないわ、お互い小細工抜きでやり合いましょう、幽香。
「イヤよ」
 ふうん、自信が無いのかしら? 最強を標榜している割りには肝の小さいことで♪
「何のつもりかしら紫。時間稼ぎのつもり? それとも私のやる気を奪おうと言うのかしら? だったらお生憎様ね、私はあなたと真っ正面から喧嘩する気はないけれども――とても、溜まっているの……♥」
 何が? とは、さすがに聞くだけ無粋ね。あなたのその格好……凄いわねぇ。
 ビスチェのようなボンデージで……しかもおっぱいの部分がくぱぁ♥ って開いてて。淫猥なデカ乳首がまる見えだわ。そして、紐のようなショーツ……キンタマにむぎゅっと食い込んで、兇悪そうなデカチンポを下から支えていて。なるほど風見幽香、あなたにお似合いの『盛装』ね……
「ええ。せっかく八雲紫という豪勢なお食事をいただくのだもの、身だしなみはきちんとしないとね……♥ お゛っ、おう♥ チンポが興奮しすぎて苦しいわ……♥ 裏筋もぶっくり膨れあがって、罠に掛かったおバカな賢者をめっちゃくちゃにしてやりたくてたまんないっ♥」
 このド変態……! そんな醜い肉の塊を私の視界に入れないで下さる? 不愉快極まりないわ!
「ご挨拶ね。私のチンポの何が気に入らないというのかしら。これからあなたをヒイヒイと鳴かせるオス欲ぎちぎちのボッキ肉棒よ? もっと媚びを売っておいた方が身のためなんじゃないかしら♥」
 残念だけれど、そんな図体ばっかりうすらデカいくせに、皮を被ったみっともないチンポに尽くす礼儀は持ち合わせておりませんわ。
「はぁ……いぃ♥ その憎まれ口、いいわ……♥ 絶対に逃れられない癖に抗おうとするその姿勢、立派よ……♥ 私のサド欲に火が付いて燃えさかっちゃう♥ どんどん薪がくべられるわ♥ おちんぽもビンビンッ♥ 喜んで涎を垂らして踊っちゃうわ……♥」
 ひいっ! 汚いっ! 先汁の飛沫なんかこっちに飛ばさないでっ!
「これからザーメンまみれになるって言うのにつまんないことを気にするのね。はあぁ……この大妖怪気取りの淫乱ババアの済ました顔を、このチンポで汚してあげるわ……♥ そして、私の包茎チンポに絶対の忠誠を誓うようなドマゾ奴隷にしてあげる……♥ 幻想郷の管理者から転落して、備え付けのチンカス掃除機になって貰うわ……♥」
 天地がひっくり返っても有り得ない妄想、ご披露有り難う御座いますわ♪ こんな汚らしくて下品さマックスのゴミクズ包茎チンポに平伏するくらいだったら、生ゴミにキスをした方がまだマシよ。
「その通りね」
 えっ?
「だってホラ……♥ 私のチン皮の中で熟成した超ドS変態チンポカスチーズ……♥ あなたみたいな上品な女の臭覚と味覚と理性と知識をめためたに破壊するために、生ゴミを便所汁で凝縮して煮詰めたような凄い味がするもの……♥」
 え、やだ、ちょっと。私の顔の目の前で、む、剥かないで! そんな汚いチンポの皮、剥かないでええぇぇぇぇ!
「う、お゛お゛お゛お゛おおぉぉぉっ♥ ひぃっ……ひぃっ……♥ でもやっぱり一気に全部ズル剥けさせるのは勇気が要るわ……♥ ベリベリ剥がれて痛いったらないぃ……うぅ♥ でもこの解放感っ♥ すーすーしてとっても気持ちイィっ♥ 風見幽香の秘密兵器全面開放♥ このチンポであなたのおすまし顔を陥落させてあげる♥」
 うひいいぃぃぃっ♥ 何よこれえぇっ、本当に腐ってるんじゃないのっ!? ねぢゃぁってスゴイ音たてて包皮が捲れて……黄色い接着剤みたいな塊が、包皮にもカリ首にもべっちょり……
 うげええぇぇぇぇ! 酷いっ、何よこの匂い! ヅーンと鼻から立ち上ってきて、臭気受容器官が徹底的に破壊されちゃうっ! 幽香が形容したとおりの酷すぎる匂い……あ゛あ゛あ゛! 脳震盪起こしそうっ……!
 臭い、臭い、臭い、臭い! イヤ、イヤ、イヤ、イヤあああああっ!
「あ゛ぁは♥ そんなに嫌がって貰えると、痒くて気持ち悪いのを我慢して一生懸命溜めた甲斐があるわね♥ ホラ紫、あなたのために溜めたチンカスよ……♥ むぐっ! 慣れて居るし、自分の溜めたものだと言うのに、臭気がこっちまで登って来て……ぐふうぅ♥ 吐き気を催すようなおぞましい香り♥」
 ひいいぃぃぃ! 来るな、こっち来るなあぁぁっ……うあああぁぁっ!
「何を逃げているのよ。こっち向きなさい」
 あがっ! 蔦がっ……私の首の角度まで固定してっ……いやあああ! チンカスチンポ来るっ、目の前にチンカス来るっ、ふざけないでこんな汚物っ、いやっ、穢らわしい! 汚物ううぅぅっ! 私のお肌が腐っちゃうううぅぅっ!
「はあぁぁ〜♥ 嫌がる相手に無理矢理チンポ擦りつけるのって最高……♥ ババアのカサカサお肌なんて腐っちゃえば良いじゃないの。あなたの顔面なんか、私のチンカス置き場にしちゃうわよ♥ ほら、チンポ。これからあなたをガンガンに犯し尽くしてハメ尽くして破壊し尽くすチンカスチンポよ♥ ようく匂いを嗅いで、遺伝子の奥底にまで刻みつけておきなさい♥」
 鼻の下にっ……うぐぐうぅぅ! 片栗粉を溶かした黄色いゼリーに塗れた汚物チンポが……! ぐっ、むぐ、ぐふっ、ぶふっ、ぐうぅぅ……!
「息を止めているのね? 涙ぐましい努力だわ……♥ うふふふ♥ スキマ能力も使えない今のあなたが、どこまで私のチンポに抵抗出来るか♥ とっても楽しみ……おおぉぉおぉ♥ 油断すれば思わずぶびゅっと練り歯磨きみたいなチンポ汁を漏らしてしまいそうなほど……興奮……してるっ♥ フルチン丸出しサドボッキがマジ興奮っ……♥」
 救いようの無い変態っ! 気の狂った淫乱っ! チンポ売女っ! 羞恥心の欠片も無い低級妖怪めっ……む、ぐ、すふううぅぅぅぅぅっ……!
「罵倒の言葉もまさしく負け犬の遠吠え♥ 可愛いワンちゃんの泣き声は心和むわ……♥ そして、うふふふふ♥ いよいよ、吸ってしまったのね? 私のエロカスによって毒された悪夢のような空気を、吸ってしまったのね……?」
 ぶっ、ふっ、ぶひいいぃいぃいぃぃぃぃぃっ♥ 何よコレ臭いいいぃいいぃっ♥ すんすんっ、はぁーっ臭すぎいいぃぃぃっ♥ ゲホッ、ゲホおぉっ、お゛え゛え゛え゛え゛えぇぇっ! 私の臭覚が完全に破壊されちゃったわっ、おおお、チンカス臭に支配されちゃったあぁぁっ♥ どうして鼻の穴って閉じられないのかしらっ、げぶっ、げふうぅっ! 吐きそうっ……! うぐうぅぅ……目にまでつーんと来るっ……♥ 涙が漏れて来ちゃううぅぅっ♥
「あらあら、醜く歪んだ悶え顔に、涙まで流して……ふふ、酷いザマ♥ でも、吐かないだけご立派だわ。私のチンカス臭気によく耐えたわね……ご褒美をあげる♥」
 ひいっ! やめやめっ、やめてっ……んお゛お゛お゛おぉっ♥ 私の鼻の下にっ♥ ねぢょっと♥ 特濃チンカスっ♥ 着けないでええぇぇぇっ……おおぉおぉーっ、臭っ♥ 鼻が曲がるっ♥ こんなチンカス臭をずーっと嗅ぎ続けるなんて、頭が狂っちゃうっ♥ 幻想郷の賢者が終了しちゃう♥ チンカス一欠片で私の存在意義が根こそぎ奪われちゃうっ♥ 臭いっ♥ 鼻の穴がビリビリするっ、チンカス臭いいいぃいぃっ♥
「風見幽香の汚物チーズ責め♥ お気に召してくれたかしら?」
 最低っ、あなた本当に最低よ! こんなゲスな淫売チンポサドだとは思いも寄らなかったわっ!
「最高の賛辞だわ、それ。もっと酷い目に遭わせて上げる……♥ さあ、次はこの極上チンポカスをお口で味わって貰うわね♥」
 えっ……う、嘘でしょ? 冗談よね? こんなの舐めたりしたら、し、死んじゃう♥ こんな毒物を胃の腑に流し込んだりしたら、全身が腐り果てて即死しちゃうっ♥ やめてやめて、殺さないで! チンカスで殺さないで! んぐっ、むぐぐぐ! 絶対に口を開いたりしないわよ、こんな、腐臭漂う汚物の塊を口に含むぐらいなら死んだ方がマシ……あがっ、もがぁっ!
「そうよね、私だってこんな汚らしいチンポを舐めろと言われたら死ぬ気で抵抗するわ♪ だから、頑丈な蔦で口を無理矢理こじ開けてあげる……♥ 強制開口でチンポ穴にしてあげる♥」
 あが、あがががががっ! やめっ、やめ、ヒィーッ♥
「お高く止まった賢者様が、唇に蔦を入れられてお口ばっくり♥ ずいぶん無様なお顔ね……♥ はあっ、興奮するっ! ズル剥けチンポからマラ汁溢れ出ちゃうっ♥」
 おごおぉぉっ♥ チンポ入って来たっ……えげえぇぇっ♥ 臭いっ、汚いいぃ♥ 幽香の漏れ汁がぴちゃぴちゃ垂れてきて、苦酸っぱいっ♥ おおおおお、口の中が饐える、饐えるううぅぅっ♥ チンポでお口が腐るううぅぅっ♥
「おおおぉ……♥ ボッキ興奮しすぎて痛いぐらいっ♥ ほら早くぺろぺろしなさいっ♥ ぺろぺろしなさいっ♥ ぺろぺろぺろぺろ、キャンディみたいに舐めなさいっ♥ 早くしなさいってんのよこのエロ便器っ!」
 おごっ! もごおぉぉっ! の、喉までデカチン突っ込まないでッ……! ぐ、ぐるじいいぃっ♥ 息ができないっ……おげぇぇぇ♥ チンカス味とチンポ熱で喉が焼けただれそうっ……おぐっ、ぶっ、んぐっ! 私の頭を抱え込んで、お゛お゛お゛お゛♥ 私の喉をちんぽケースに使うなんてっ……おぶううぅぅっ♥ 死ぬ、死ぬ、死んじゃっ、あああああ゛あ゛っ♥ こんな惨めな死に方はイヤああぁぁぁっ!
「おっ……ほおお♥ 喉マンコの具合も中々いいわね……♥ あはは、白目を向いて涙を流して、鼻水まで垂れて♥ デカマラ一本で賢者様の美貌を台無しにしてやったわ♥ ほら、チンポ窒息死したくはないでしょう? この風見幽香のえげつないサドマラにご奉仕ぺろぺろ……♥ しなさい♥ 八雲紫♥」
 わ、分かった、分かったわよお……♥ ぷちゅ、ぺろぉっ♥ んごぉっ、舌がひりつく♥ ひいっ、汚い、マズいいぃ……♥ おげええぇっ、んげえぇぇ♥ 吐き気をもよおすわ、ぺろぺろぺろっ♥ ぴちゃっ、じゅるれろぉっ♥ んげえ゛え゛チンカス掃除いやあああ、最低の屈辱だわ、れろれろれろちゅっ♥ 舌にへばりついて、お゛お゛お゛♥ これから先ずっと味覚がチンカスに支配されたままあ♥ え゛っひっ、え゛ひっ♥ ちんぽ便器♥ ゆかりん、ちんぽ便器として調教されちゃうっ♥ れろれろべろおぉっ♥
「んっ、お゛お゛お゛……情熱的ぃ♥ イヤイヤ言ってた割りには随分と丹念にご奉仕舌遣いしてくれるのね♥ 良いわ、燃えちゃう♥ ちんぽ燃えるううぅっ♥ はっ、はへっ♥ 腰が落ちちゃうわ……もっとよ、もっとっ♥ 舌先を使ってカリ首から削ぎ落としなさいっ♥」
 んお゛お゛お゛〜んっ♥ べぇろぉっ、れろおぉ♥ ホジホジしちゃううぅうぅ♥ おごっ、塊がどさっと落ちてきてっ、んげええぇぇぇ♥ あ゛〜っ、こんな味を刻みつけられたら、おかしくなるううぅ♥ チンカス餌付けされるのいやあぁぁ♥ ひいっ、いひいぃっ♥ カリ首一周して綺麗にしちゃう、汚物チンポを私の清浄なお口でめいっぱいご奉仕洗浄しちゃううぅぅっ♥ んべろべろべろべろべろぉっ♥ べろびじゃあぁ♥
「お゛っほっ♥ 涎を垂らしながらざらざらの舌で亀頭を舐め回されるの、良いッ……ステキっ……♥ おっ……オオッ、おっ♥ 金玉張ってきたっ……ああイグっ……イクぅ♥ 射精しちゃう、射精っ! ふううぅうぅ♥ こみっちりした孕ませチンポ汁っ、出るっ、出る♥ あんたの餌ぁ、目一杯出してあげるっ……オオオっ、亀頭責めで金玉イグっ♥」
 しゃ、射精っ!? 早過ぎよ、この早漏っ……! 包茎の上に早漏とか、信じられないダメチンポだわっ……! 冗談じゃないわ、こんなデカマラデブキンの絶頂だなんて、どれだけえぐい味のザーメンを出されるものか……
「早漏包茎ダメチンポかどうか、私のザーメンを味わってから判断して頂戴♥ ……あら。舐めるのを止めても無駄よ紫ぃ♥ 自分からあんたのお掃除ベロに押しつけちゃうっ♥ んおおぉ♥ ぐりぐり♥ ぐりぐりっ♥ くふううぅぅぅ〜っ、イクううぅぅぅっ♥ うっおっ♥ サド汁漏れるっ♥ お゛お゛お゛ぉっ♥」

 どっぼびゅるうぅぅっ! ごぼびゅるぅっ! ぐびゅっ、ぐびゅうぅぅ! ぶびぶびゅびゅうぅ!

 むごおおぉおぉぉっ♥ 私の口内に、何っ、これ、スライムっ!? こ、これが風見幽香のザーメェン……♥ おごごごぉおぉ……窒息しちゃう……♥ 半熟卵にゼラチンを足したような強烈子種汁っ♥ おおお♥ このサディスト妖怪、生殖力強すぎよおおおお♥ お口が孕むうぅ……♥ げへっ、ごぼごぼごぼごぼ、がぼおっ♥ お口閉じられないから飲み込めない吐き出せないっ♥ 下品なザーメンうがいしちゃううぅぅ……♥ 八雲紫が湯気立ち濃臭チンポ汁でガラガラうがいしちゃうっ!
「……あ゛あ゛ぁ、あ゛はあぁぁ……しゃせぇ〜……♥ いいぃ〜っ……♥ 金玉に凝り固まっていた濃縮還元サド汁♥ ぶりぶり出したわぁ……♥ お口便器に自分勝手にチンポ汁排泄、最高ぉ……♥ っと、あらごめんね、はい、蔦は退けたから飲んで良いわよ♥」
 んぶううぅっ♥ ようやく口を閉じられた……んふーっ♥ ザーメンとチンカスの混合臭が、鼻からヅーンと抜けるっ……げへえぇぇ♥ 脳みそ犯されちゃうっ♥
 んはっ、噛まないと飲みきれないほど濃いっ……んえ゛え゛♥ のどごし最悪よ……んぶっ、じゅるずるじゅずるるるるううぅぅ……♥


挿絵:槍騎ランナイさん








「純情可憐な私、

 強欲非道な私、

 緊縛調教される私……

 あなたはどんな私がお好みかしら……?

 うふふふふ♥」



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