5 〜手のかかる従者〜

 冥界。
 その生を終えた者達が住まう、静かで広大な世界である。
 中でも名所のひとつと言えるのは、ここ白玉楼。
 日本文化で言う侘びの空気を感じさせつつ、僅かに異国の雰囲気も併せ持つという屋敷だ。
 冗談か何かのような大きさを誇る屋敷ではあるのだが、その庭園部分があまりにも広大過ぎるためか、遠目にはどうしても屋敷が小さく見えてしまうと言う。

「庭の手入れも途中だというのに、なんでまた私がこんな」

 白玉楼の広大な土地上空を高速で飛行する少女が一人。
 庭を管理を一手に担う生真面目な半人半霊、魂魄 妖夢(こんぱく ようむ)である。

「はあ……これで今日のお仕事のノルマがまた先送りに……もたもたしてるとまた1週間前に刈った場所が生えてくるし……」

 彼女は基本的に庭の草木の手入れをしたり不法な侵入者を撃退したりと言った雑用を延々と年中無休賃金無しで日々こなすのであるが、
 本来の職務であったような気がする剣術指南役の方は一向に捗っていない。
 剣を教える事に関して言えば、白玉楼の主である西行寺 幽々子(さいぎょうじ ゆゆこ)のやる気の問題ひとつとは思うも、
 現在の所、幽々子の関心事は食べる事が9割9分3厘ほどを占めている。 取り付く島もない。
 そんな哀れな従者はこの日、ハングリーな主人の幽々子から直々に命を受け、お使いを頼まれているのであった。

「今日は顕界の方が騒がしいような気がする。 ……まあ、死人が出なのいなら、こちらが忙しくなる事も無いから、良いけれど」

 妖夢の勘通り、幻想郷で生きる者達が住まう世界、即ち顕界では少女達が睾丸を肥大化させてはよがり狂うと言った異常自体が発生していた。
 それに対し、死者の世界こと冥界の方は穏やかなものである。
 これと言ったみょんな事も無く、極めて平常、いつも通り。 新規の死者の数も平均値に準じている。 特に混乱の要素は見当たらない。

「この箱を紫様に届けて欲しいだなんて。 あの方に関しては此方から出向く必要があるのか、どうか」

 幽々子から手渡された、内容不明の小包。
 その宛先は幽々子の親友である、八雲 紫(やくも ゆかり)。
 紫は何百何千何万年と生きているとも解らない大妖怪で、その上文字通りの神出鬼没。
 しかも、たまに此方から会いに行ったとしても大抵の場合、寝ている。
 届け甲斐も無い相手に渡す小包はいやに中身が軽いのだが、まさか中には危険物が……例えば、毒性のガスが入っているとか無いだろうか?
 と、一応事前に幽々子に問い合わせたところ、曰く、どんなに強力な毒ガスも、紫の靴下には敵わないわよ、と返された。
 そんなものなのか、と、質問をはぐらかされ納得してしまった妖夢である。

「たしかこの辺りだったかな……境界近く」

 白玉楼の敷地を抜けてから暫く、紫の現住所を記したメモに従って飛行を続ける妖夢。
 生者の住まう顕界と、死者が過ごす冥界。
 二つの世界は相容れることなく、しかし決して分離してはおらず、ところどころで繋がっているのだ。

「……あったあった。 千引岩。 この通りが黄泉比良坂17号ですね」

 何百メートルもあるだろうか、目印にするには余りにも巨大な岩。 それが生と死の境界である印、千引岩である。
 なお、年中やむ事のない観光客にも目を引くように、岩は過剰な装飾で彩られている。
 千引岩のふもとには、これまたひときわ巨大な一本の道が存在している。
 黄泉比良坂。 生きることも死ぬことも出来ないでいる者達がたむろう狭間の世界だ。
 いわば冥界の国道とも言えるそれは、1号から何百号までも存在しているという。

「えーと、黄泉比良坂17号の……○○×△△丁目……こっちか」

 昔は亡霊怨霊が巣くう素っ気ない領域だった黄泉比良坂周域も現在ではすっかり開発され、
 大通りには多岐多数の店が立ち並ぶ一大都市まがいになっているのだ。
 その周域には生と死の境界で過ごす者や、あるいは単なる奇人変人の類が住まう屋敷が点在するようで、不動産業もわりと盛んらしい。
 幽々子に渡されたメモによれば、もうすぐ近くに八雲 紫の屋敷が存在しているようだ。

「でもあの方は気分次第でお屋敷ごと引っ越してしまうからなあ。 まだあるのかどうか……」

 紫の能力からすれば屋敷ごと何処かへとふいに行ってしまう事も容易で、それがまたざらな話なのである。
 全ては幽々子の情報の新鮮さと、紫の気分次第。
 どこにもない場所という意味である「マヨイガ」……紫の屋敷がそう呼ばれてもいるのは、こういった事情からなのだ。

「ここが指定の住所ですか。 さて、八雲邸は…………よかった、まだちゃんとありましたね」

 長時間の高速飛行を終えて、ようやく指定の場所にたどり着いた妖夢。
 彼女の目の前には、白玉楼には及ばないものの、充分な大きさを誇る屋敷があった。
 どういうわけか四方全て断崖絶壁、崖の上。 かつ空き缶を横にして置けば勢いよく転がり落ちていきそうな程の傾斜もなんのその。
 とんでもなく劣悪な環境の上に屋敷を置いているその様は、それはそれで風情かもしれない。
 日常に少しでもスリルを感じてみたいという、紫の茶目っ気か何かなのだろうか。 見る分には良いが住みたいとは思わない。

「土地に関しては相変わらず随分な趣味をしていますが。 まあ、あの方らしい。 さて」

 ひとまずは肩を撫で下ろし、八雲邸の呼び鈴を鳴らす妖夢。
 普段であれば、ここで起きる事柄は二通りである。
 紫が起きている場合は、全く気配すら見せずに、すぅっと妖夢の背後に現れて脅かしてくる。
 寝ている場合であれば、紫に仕える式神こと八雲 藍(やくも らん)、
 或いは式神である藍に仕える式神、橙(ちぇん)がごく普通に応対をしてくれる。

「…………あれ」

 筈なのだが、暫く待てども全く反応が無い。

「おかしいな。 何度呼び鈴を鳴らしても、返事が無いみたいだけど。 故障かな?」

 紫は寝ているものと考えても、式神まで一緒になって寝ているとは考えられない。
 全員で外出するという話も聞いた事は無い。 というかその場合屋敷ごと移動するからだ。
 つまり誰かは居る筈なのだ。 それなのに何らかの事情で出てこない。
 何か不穏な空気を感じ取り、妖夢は直接屋敷の中の様子を確認することにした。

「断り無しに失礼いたします、魂魄 妖夢です。 紫様か、どなたか、いらっしゃいますか〜?」

 屋敷の中に妖夢の声が響く。 しかし返答は無い。
 本当に誰も居ないのだろうか? と、小首を傾げながらも、遣いの少女は耳を澄ませてみた。

「…………。 あれ? 声が幽(かす)かに聞こえる……? …………で、でも、これは」

 屋敷の奥の方からだろうか、気のせいでは無く誰かの声が聞こえてくる。
 ただ、その声色は……言うなれば、桃色。 淫らな声なのだ。

「どっ、どうしよう…………幽々子様に頼まれた事はきちんとこなさなければいけないし。 ……し、しょうがない。 まずは、様子を」

 気配と足音を殺すよう、歩みは自然と忍び足になりながらもとりあえずは声のする部屋の前にまで辿り着いた。
 ここまで来れば甘い声はかなり明確に聞こえてくる。
 声の主は二人。 式神の藍と橙である。 紫は居ないのだろうか、彼女の声は聞こえない。
 閉ざされた襖(ふすま)を僅かに開き、興味本位半分で中の様子を確認してみる妖夢。

「ふぅにゃぁああああぁぁあ〜!! 藍様ぁぁ〜! 藍様のおっぱい、すごいですぅゥゥぅううぅっ!」
「ん、ふぅっ……はっ、あぁ、いいんだ、橙っ、橙っ、私にっ……精液を、ぶっかけても! ほらっ……ほらぁぁっ!」
(________っっ!!)

 部屋の中では、全裸になっている藍がその豊かな胸で、
 これまた裸身である橙の勃起を挟み込み刺激しているといった光景が繰り広げられていたのだ。
 ウブな庭師には刺激が強かったか、妖夢は暫し言葉を失い、ついつい式神の性交に見入ってしまう。

「藍様っ、藍様ぁぁぁっ! 藍様の大きなおっぱいで、おチンポ、またイっちゃうっ……またっ、イっちゃいます〜〜!!」
「何度でもイっていいっ、気が済むまでっ、何度でも、何度でもっ! 射精、するんだっ!」

 薄桃色のふっくらとした乳輪とその先端の突起で、包茎のカリ首をこりこりと責め上げたり、
 卑猥に歪む乳全体で控えめな大きさのペニス全体をすっぽり包み、ねっとりと捏ね回したり……と、
 藍の巧みなパイズリは、敏感らしい橙の勃起をどんどん追い詰めていく。

「ふにゃっ、ふにゃあぁぁああぁぁあ〜〜〜っっ!! イくぅぅぅっ! 藍様、イくぅぅううぅぅっ!! ふにゃぁああうううぅん!」

 どびゅぅぅうっ! びゅびゅぶどびゅうどびゅるるぅっ! びゅぐびゅぐびゅぐっ! びゅぶぶぶっ、びゅぶるるっ! びゅぶぶうっ! びゅぶうぅぅっ!

(うわっ、うわっ…………射精、してるっ…………あんなちっちゃいモノから、よくもそんなに沢山……)

 橙の小さな男根が柔胸の中で爆ぜ、思うがままに白濁を迸らせる。
 察するに二人は既に何度か射精をしている程性行為に耽っているようだが、今見た感じの射精量は良い勢いであったし、
 それぞれのペニスの具合も全く萎える気配を見せず、まだまだ何十回もの射精をこなせそうな貪欲な痙攣を見せていた。

「ああっ、ああああっ! おチンポから、ザーメンっ……藍様にかかっちゃうぅぅぅう……!! あぁぁああ〜〜〜!!」
「んふぅぅ……いいんだ、橙、もっとチンポ射精していいんだ。 んふっ……私は、橙の臭いザーメンが好きなんだよ」

 顔中に橙の白濁を大量に浴びながらも、うっとりとした表情でいる藍。
 射精した勃起を優しく胸で刺激して、出遅れた精液を絞り上げてやっている。
 余程藍は橙の事を愛らしく思っているのだろう、母猫が仔猫を可愛がるかのような、どこか母性的にすら見える性行為だ。

(う、うぅ、何てモノを見ているんだろう、私は。 …………し、しかし、あれが、話にだけ聞いたことがある…………スッパテンコーとやらでは)

 嘘か誠か、藍は脈絡もなく衣服を脱ぎだし暴れ回るという話を何処かで耳にした事がある。
 今、目の前で起こっている行為はその派生なのではないだろうか……
 などとどうでも良い事を考えながら、妖夢自身もまた興奮してきているという事実を、徐々に膨れあがっている自身の男根から感じていた。

「ふぅぅっ……うっ……ほら、橙っ……次は、私のキンタマで……ほらぁぁっ」
「ひにゃあぁあっ! そっ、そんな、ぁっ! 藍様のキンタマに、おチンポがっ、包まれて…………っ……はにゃぁぁああ!」

 藍は股間を突き出し、巨乳に負けず劣らずの大きな睾丸で橙のペニスを挟み込んだ。
 射精したてでより敏感になっている橙の勃起がパイズリの時と同様睾丸にすっぽり包まれてしまい、そのまま扱きあげられる。

(!! ……うわぁ……二人とも、凄く大きな……睾丸。 …………幽々子様のモノよりずっと大きい)

 橙の方も小さな勃起とは裏腹に睾丸だけはやたらと大きい。
 式神とはそういうものなのだろうか……と、妖夢は二人に遠く及ばぬ大きさである自身の睾丸を両手で抑えながら、興味深そうに観察を続ける。

「んふっ……ふぅぅっ……ふぅ、キンタマズリ……気持ち良いか? 橙んんっ……」
「はいっ、はいぃぃぃっっ…………あふ、あふぅぅぅぅうう……おチンポ、おチンポ…………ああ、藍様のおチンポぉぉ…………」

 橙の目の前で、先汁を溢れさせては鼻孔をくすぐってしょうがない程に強烈なフェロモン臭を発する藍の立派なペニスが反り勃つ。
 目の前に餌をちらつかせられ、お預けを喰らっている動物のような目で藍の猛根を見る橙。

「んくっ……ふぅ、橙っ、私のチンポも……慰めてくれないか」
「ふにゃっ、ふにゃぁぁああ…………はっ、はいぃぃっ! おチンポ……こう、ですか? 藍様ぁぁ〜〜」

 胸に勝るとも劣らない柔らかさとコリコリとした固い感触が混在する大きな睾丸で、その小さなペニスを責め抜かれながらも、
 橙は愛する使い主の男根を手で口で懸命に慰める。

「んんんんん…………っ! い、いいよ、橙……その調子で、チンポをもっと弄るんだ……!!」
「はいっ……ぃぃっ! くぅ、う、ぁ、ぁああ……あ、にゃああぁぁあ……」

 よく見れば、橙はさり気なく二本の尻尾で自分の大きな睾丸を搾るようにして刺激している。
 その上で藍のキンタマ責めを受けているとあってはたまらず、既に次の絶頂が近付いてきていた。

「へにゃあああぁあ! おチンポ、イきますっ! 藍様のキンタマでっ、おチンポぉぉ、イきますぅうぅ〜〜!!」
「あぁあ、橙っ、私もっ……私もっ! イくっ……イくぅぅっ、チンポザーメン、橙にぶっかけてしまうぅぅうう!!」
「「んぅぅううぁあぁああぁあああ〜〜〜〜ぁああぁああっっっ!!!」」

 ぼびゅうぅうぅううっぶびゅぐうぅぅううぶびゅうううどびゅううぅぅううっ!! どぼびゅぐびゅぐびゅるるるるびゅぐうぅううっ!!
 ぶっびゅるるるびゅぐぐびゅぐうぅうぅううどびゅるるるびゅぐぶびゅぶびゅびゅどびゅううぅう! どぶっどぶっぶぶぶっ!!

「ひっいいいっ! キンタマの中で射精してますっ! ぅあ、ぅううあああ!! キンタマ、いいですよぉぉおお〜!!」
「橙の熱い精液が私のキンタマに流れ出てるっ……良いよ、橙っ……チンポ扱きも……たまらないぃぃぃぃい!」

 びゅぐっ! びゅぐびゅぐびゅぐぐびゅぐるるっ! ぶぐびゅぐびゅぐぶびゅぶびゅびゅぶびゅうううぅぅううぶびゅるるぶびゅうっ!!
 びゅぐっびゅぐっびゅぐぐびゅぐっ! びゅぶるるびゅぶるるるぶぶびゅううぅぅううびゅぶどっびゅううどびゅぶぶびゅうぅどびゅぶっ!!

(わ、ぁ…………あんなにいっぱい射精して…………気持ち、良さそう……)

 橙は藍の睾丸に、藍は橙の顔面に、思い思いザーメンを放出し合う。
 その恍惚とした二人の表情は実にいやらしく、また魅力的でもあり、
 陰から覗く妖夢は、いよいよ自分の勃起をもじもじとまさぐり始めてしまうのだった。

「あはぁ、ああぁ…………藍様ぁ、お尻を向けて……次は、何を……?」

 ひとしきり射精を終えた後、藍はくるりと振り返り、橙に尻を向けた。
 美麗な尻肉のラインの上には、ふさふさとした黄金色の九尾が生えている。 式神狐の九尾は優秀な妖怪の証なのだ。
 藍の尻を見て興奮してしまった橙は、思わず勃起を扱いては軽く射精して、尻肉に薄い白濁液をふりかけてしまう。

「こら、勝手に扱いちゃ駄目。 橙、あなたのチンポを、私の尻穴から上の方に向かって突き出しなさい」
「え……? こっ……こう、ですか? 藍様」
「ああ。 いい……それで、良いんだ」

 既に藍は興奮を押し隠せず、自分の男根を扱きながら橙を誘っている。
 橙には勝手に扱くなと制している手前、悟られないように太股を閉じて死角を作りながらの手淫ではあるが。
 そんな淫らな使い主の思惑などいざ知らず、橙は言われた通りに腰を突き出し、直立のペニスをぴくぴくと期待で震わせてみせた。

「橙は……初体験、だったかな。 これが、紫様お気に入りの責め……初めての橙に、耐えられるかな?」
「……!! やっ……へにゃぁっ! にゃぁああああぁぁあああ〜〜〜〜!!!」

 可愛らしく尻肉の上で跳ねる橙の包茎ペニス。
 突如、藍の九尾が勃起ただ一点を目掛けて収束してきたのだ。

「にゃああぁっ! にゃはぁあぁあぁぁっ!! にゃっ! にゃはああぁあああんんん!! こんなっ……しっぽ、しっぽがぁああぁぁっ!」

 藍の意思によって自由自在に動き回る九尾。
 ふわりとした毛が絡み合うようにして、一斉に敏感な部分を刺激してくるのである。
 早漏の橙にはたまったものではない、強烈過ぎる責めだった。

「ぁぁああにゃああぁあ!! 藍様ぁああぁ! お、おチンポ、だめっ……しっぽ、すごすぎますぅぅうううぅ!」
「あぁぁ……その声を聞いているだけで私も……イってしまいそう……! あっ、ああっ、ああっ……! あああああっ!!」

 ぐちゅぐちゅと自らの勃起を乱暴に扱きながらも、九つの尻尾で橙のペニスを陵辱する藍。
 立ったまま身体をびくつかせて少しでも射精を堪えようとする橙を後ろ目に見て満足し、自分は早々に射精してしまう。

(すっ……凄い…………あんなに、淫らに尻尾を動かして…………あんな責めを受けてしまったら、私のモノなんかでは……)

 ひとたまりもないのだろう。
 藍の尻尾責めを受ける自分の姿を想像するだけで、服の上から揉み込む男根の先端から僅かに精液を漏らし出してしまう妖夢である。

「くふぅっ……! 尻尾で……橙のチンポを感じる……! 射精、したいのだろう……? いつでも……いいよ」
「ひにゃあああ! ひにゃあぁぁあん! 藍様、藍様藍様ぁぁぁああ! イっちゃ、イっちゃう……ぁぁああにゃあああっ!!」

 二人の大きな睾丸が震え上がり、ハイペースで精液を作り上げる。
 橙の痴態と嬌声に異常なまでの興奮を感じ、ずる剥けの亀頭から精液を連射する藍。

(あぁっ……う、ううっ…………だ、駄目だ…………あんな、凄い、うぅ……モノ、見せつけられたら…………あ、あ、こっちも、我慢、が…………!)

 まばたきを忘れる程に式神の性交をまじまじと凝視しながら、服ごと自らの勃起をごしゅごしゅと擦り上げ快楽を共有しようとする妖夢。
 もじもじとした手付きではあったが敏感な部分はしっかり押さえてあり、こちらはこちらで絶頂の瞬間が近付こうとしていた。

「ふにゃぁぁぁああっぁあああ!!! おチンポイくっ、おチンポっ……しっぽで……イくぅぅぅうううぅぅうううううう〜〜!!」
「ああぁ私も駄目っ、橙にそんな声出されたら、私っ……私……へああぁあああああぁぁあああ!!!」

 藍の九尾愛撫に包まれて、橙の小さな包茎ペニスはいよいよ限界を迎えた。
 つられる様に、藍もまた自分の幹を激しく擦り立てひときわ大きく白濁をしぶかせてしまう。

「イくうぅううぅうぅっ!! しっぽでっ! 藍様のしっぽの中でおチンポイくのっ! へにゃっ、へにゃあぁぁぁあああぁあああ〜〜〜!!」
「くんんんんんんぅううぅぅうううっ! 橙のチンポが私の中で爆ぜてっ……ああっ、ああああっ!! 私も……んああああぁぁあああっ!!」

 どぼびゅるるうぅううううぅぅっ!! どぼびゅうううぅぅぅううううびゅぐぅぅううううぅっ! びゅぐびゅぐぶばあぁぁあぁあっ!!
 びゅっぐびゅぐびゅるるるぅぅうう!! びゅるるぅぅううぅ! びゅるるるびゅるぅうぅ! びゅぐびゅっ! びゅううううううっ!
 どびゅううぅぅぅううっ! どびゅびゅどびゅっどびゅううううぅぅぅううう! どびゅぐっ、びゅぐっ、びゅぐぐぐっ! ぼびゅううっ!!

(だ……ダメだっ…………我慢がっ…………出来な……っ…………あっ、あっあっあっあっ……ああはぁぁぁぁぁぁぁああっ!!)

 びゅるるるるるっ!! どびゅるるる! びゅるっ! びゅぐびゅぐびゅぐぐっ! どびゅうぶぶどびゅっどびゅっ! どびゅっ!
 どびゅどびゅどびゅっ! びゅぶびゅぶっ! どびゅぶぅっ! びゅっ! びゅっ! びゅっ! びゅっ! びゅっ!

(う、うあぁぁ…………やってしまった…………)

 必死に声をあげないようにしながら絶頂を迎えてしまった妖夢。
 服の中で思い切り射精してしまったため、少し頭が冷めれば下半身が服ごとドロドロになってしまっているのもまた後の祭りである。

「ひぃぃぃいいにゃあぁぁあぁぁあ…………藍様ぁぁぁ…………」
「んふ……気持ち良かった? 橙…………いっぱい、ザーメン……出したな」

 藍と橙はお互い存分に射精を済ませてようやく気が済んだのか、少し男根を萎えさせる。
 白濁連射で疲れきってしまった橙は、藍の豊満な胸に顔を埋めるようにして眠りについてしまった。

「えへ……藍様のおっぱいぃぃぃぃ…………むにゃむにゃ…………」
「橙ったら、裸のままで……やれやれ、しょうがない……子だ」

 子供をあやすような手付きで、橙の頭をひと撫でする藍。
 両胸で橙を柔らかく挟み込んだまま、藍もまた意識を落としてしまう。
 白濁に彩られた二つの裸身は、柔らかな空気に包まれるようにして静かに眠りについたのだった。

(…………)

 となると、問題となるのはお使いに来た妖夢の方である。
 このような痴態を見せつけられた挙げ句、眠りにつかれたとあっては、完全に面会のタイミングを逸したとか思えない。
 その上、彼女の勃起は先走りを吹き出して、本格的に自慰を要求してきている。

「困ったな……紫様は留守みたいだし…………このイチモツも…………その…………なんだし」

 妖夢に付きまとう半霊の魂魄もまた興奮しているのか、一部分から突起が生えている。
 おそらくそこが半霊の男根にあたる部分なのだろう。
 それは半人妖夢のペニスの勃起とシンクロしているため、片方が刺激を受ければもう片方も同じ刺激を受けるのである。

「と、とにかく……紫様が帰ってくるまで時間を潰そう…………うん。 それが、いい」

 自分で自分にそれで良いんだ、と言い聞かせた妖夢は、屋敷の中を少し散策し空いているであろう一室を拝借した。
 自らの射精液でぐじゅぐじゅになっている下腹部の事情が、早く慰めて欲しいと庭師を急かす。

「よし、少しの間……この部屋をお借りいたします」

 誰も使わないのか、とりわけ何が置いてある訳でもない殺風景な部屋で、妖夢は自慰行為の開始を暗に宣言した。
 霊気の塊である魂魄からにょきっと生え出ている突起を握り込み、ごしゅごしゅとさすり始める半人の妖夢。

「ん! く、くぅ、ぅ…………う、うう、う……あ、あ」

 半霊の魂魄とは、魂魄 妖夢という一人の少女の半身であり、別々の思考や意識を持つという事が無く、その感覚は完全に同期している。
 魂魄の突起をさすればさするだけ、さする側の男根にも同様の刺激が走るという訳である。

「私…………こんなに、興奮して…………あっ、あっ…………あああ…………!」

 さする手淫がエスカレートしていき、自分自身では触れていない半人妖夢の勃起がどんどん膨らんでいく。
 先程の激しい式神性交がまだ鮮明な記憶として残っており、興奮の吐息が押し隠せない。

「ふぅっ……ふぅぅぅっ…………! ふっ、ふぅぅっ……! あ、ふぅぅっ……! ふぅ、ふぅぅうっ……! ん、んんんん…………!!」

 成人男性の太腕程にある、随分と立派な霊勃起を必死に扱き上げ、幼児級の可愛らしい人勃起をびくびくと痙攣させる妖夢。
 目の前の剛棒を扱けば扱く程、自分の股間が熱くなる。
 下半身を悶えさせながら、半人妖夢は巨根いじりにスパートをかけていった。

「ひはぁっ……!! ひはぁああっ……!! ん、んん……っ! 気持ち、いい……っ……! んくううぅううぅぅううっ!!」

 びぐんっ!! びぐっ、びぐんっ! びぐびぐびぐっ、びぐぐんっ! びぐっ、びぐっ、びぐびぐびぐぐっ! びくびくっ、びくぅっ!

「あ、ああっ…………あぁぁ…………凄い、痙攣してる…………まだ、こんなに、びくんびくん…………うっ……ううううっ……!!」

 扱きたてられる手の中で、何度も何度も脈らしいものを打つ霊勃起。 機能としては存在しないが、恐らく射精のつもりなのだ。
 もし魂魄が人間のように精液を噴出する事が出来ていたならば、今頃妖夢の全身は真っ白に染め抜かれているのではないだろうか。

「あひっ……あひぇっ……私もっ………ぉっ、ぉっ……! ぉおおおおおおぉぉぉっ…………!! ぉぉおおぉおぉぉぉっ…………!!」

 どぷっ! どぷふぅうぅっ! どぷっどぷっどぷっどぷっ! どぶびゅるどびゅっどびゅびゅっ! ぶびゅびゅどびゅっ! どぷどぷっ! どぷぅっ!
 どぶびゅううっ! びゅるびゅるびゅる! どぶびゅぶぶびゅぶびゅぶる、どぷびゅぶびゅうぅぅぅっ! どびゅぶぶぶぶぶぶぅぅっ!

「あっ、あっ、あっ、あっ、あっ…………あっ、あぁぁ…………く、ぅ、ぁ、あ、ひっ! ぉっ、ぉっ……おっ……ぉっ…………ぉぉおぉぉ……」

 半霊が疑似射精行為をしていると言う事は、同時に半人が実際の射精をしているという事を指す。
 従って、妖夢はまたしても服の中で思いのたけ射精しまくっている、ということになるのだ。
 自らのペニスには直接の刺激を与えないという触れず射精がそれ程にまで気持ち良いのか、
 先程の覗き見射精の時よりもドボドボと精液を吹きこぼしているようにも見える。

「あ……あ……ぁぁ…………ど、どうしよう。 また勢いに流されて服の中で射精してしまった…………」

 悔いの言葉を吐きながらも、まだ霊勃起を扱きながら出遅れ射精を堪能する妖夢。
 その下腹部は大量のザーメンにまみれ、白濁漬けの衣服はもはや1日がかりでも乾きそうには無いだろう。

「まあ…………服の事は……後で、考えよう……」

 今は火照った身体を慰めることに専念するべきだ、と割り切った妖夢は、
 なおも昂ぶる魂魄巨根を小さな口いっぱいにくわえ込み、猛烈なディープスロートを始めた。

「んっ…………! んんぅ…………っ! んっ……んんっ…………んんんっ、んんっ………………!」

 霊体の温度は低い。
 冷ややかな霊勃起が温かい口膣内で暴れ回り、お互いに温度差の刺激を与えてくる。
 舌や喉で巨根を奉仕するたび、半人の股間で小さなペニスが大きく跳ねる。
 事実上、自分で自分のペニスに口で刺激を与えている訳なのだが、
 傍目には触れてもいない性器が淫らに躍っている様であり、不思議ないやらしさを醸し出している。

「んうっ……!!  んうっ! んぅ……っ、んぅっ! んぅ! んぅ! んうううううぅぅぅっ…………!!」

 自分自身による口内陵辱で限界を感じたか、勃起の跳ね具合がエスカレートする。
 妖夢は慌てるようにドロドロのスカートと下着を一気にずり下ろしてはペニスをぷるんと露出させ、精液発射に身を震わせた。

「んうぅぅうぅううぅうぅうううぅうううううぅううううぅうぅうぅうっぅうぅぅぅぅぅうぅーーーーーーーーーーーーっ………………!!」

 どびゅどびゅどびゅどびゅるるどびゅりゅどびゅうぅっ!! どびゅっどびゅっどびゅどびゅどびゅどびゅぶびゅぅぅっ!! どびゅぐぐぅっ!
 ぶびゅるびゅりゅぶぶびゅううぅぅっ! どびゅぶどびゅぶぶぶびゅるるぶびゅうどびゅぶどびゅぶどびゅぶるるるびゅるるぶぶびゅうぅぅぅうっ!!

「んんぅっ………! んんっ、うぅぅっ……! うっ……ぅっ……ぅっ………ぅぅぅっ」

 口膣内で大きく跳ね回る魂魄巨根を懸命に舌技で諫めつつ、服を脱ぎ捨てた丸出しの下半身からは一杯の射精液を散射する。
 やはり開放的な射精の方が気持ちが良いものだなあ……などと、ぼぉっと考えながる妖夢であった。

「……ぷはっ。 …………参りましたね。 ……これは、どうも」

 これだけ射精を連発したというのに、妖夢の勃起はなおも性欲を誇示していたのだ。 まだ疲労感さえ感じない。
 ペニスは小さいが性欲自体は凄まじい妖夢である。
 思い当たる事と言えば、先日先々日と、仕事に忙殺されて自慰行為をたったの一度も出来なかった事が原因だろうか。

「まあ、自慰をしなくても死にはしません……と言うか死んでますし。 でもしなければそれはそれで結構困る。 それだけの事」

 自分なりの自慰観念をぼそりと呟きながら、妖夢は半霊に念を送る。

「仕方ない。 二重の……苦輪」

 すると、特定の形状を持たない筈の魂魄が人間、魂魄 妖夢の姿を取り、実体となったのだ。
 実体化した半霊の妖夢は一糸纏わぬ裸身である。
 股間の逸物の大きさを除き、基本的には未発達な幼児体型であるオリジナルに忠実なプロポーションだが、
 妖夢の送った念に多少の願望が含まれているのか、若干胸が大きかったり腰がくびれていたりしているようだ。

「………………」

 人の姿を借りても声を発することは出来ない半霊。
 変化前から持ち合わせている巨根は更に極端になり、胸元まで届く程の爆根となって反り立っている。 本家同様、包茎なのだが。

「ああ、こんなに勃起させて…………」

 裸体の半霊の股間で、勃起してもなお皮が余るほどの包茎爆根が猛々しく反り勃っている。
 本家も辛抱の限界と言わんばかりに、皮かむりの幼児勃起をおっ勃てながら半霊の自分と向かい合う。
 半人勃起のサイズは小学校低学年程度の、控えめを通りこして可愛らしいとさえ言える、小さな小さなものである。
 同じ素体でこうも男根のサイズにギャップがあると、同一の存在なのかどうか疑わしくなりそうなものだが。 本人は意に介さない。

「それでは、いつもの………………自慰を」

 直立状態で、お互いがお互いのペニスを片手で触り合う。
 もう片手では相手の乳首を摘むなり、尻を撫でるなりして、好きに相手の身体をまさぐる。
 二人の快楽は両方が感じる事が出来るという……単純な話、二倍の快楽を得る事が出来るオナニー。
 これが半分幻の庭師特有の自慰方法なのだ。
 ちなみに難易度が高い(Lunatic)場合だと、魂魄から生じる分身が2人に増えるため、より苛烈な3P性交になるとか。

「…………くふぅっ…………ひぃ…………いい、よっ……」

 手のひらの中にすっぽりと収まる程度の、小さな勃起。
 或いは手のひらでも包みきれない、大きな亀頭。
 しかしその感度は充分に発達しており、掌の中でくにゅくにゅとまさぐるだけでも腰ががくがくと震えてしまう。
 そんな刺激を共有しているため、与えては与えられといった二倍の刺激は早漏の妖夢にとってたまった物ではない衝撃となる。
 ソフトタッチな見た目よりも遥かに濃厚な性感が銀髪の庭師を苛め抜いていくのだ。

「あっ……ああ……あ、あ…………ぅぅ……す、凄く……感じるっ…………あんな、いやらしいものを、見たから……ぁぁ……」

 藍と橙の痴態を思い返し、より勃起を熱くし、撫で回す手を熾烈にする妖夢。
 股ぐらで逃げ場もなくのたうち回る二人で一つのペニスは、早くも限界を間近に控え、鈴口をひくつかせている。

「あくっ…………あくぅぅぅっ……! 手のひら、気持ち良い……! あ、あああ……イく、イくっ…………!」

 半人半霊の少女が立ったまま股間を抑えあい、かくかくと可愛らしく腰を揺らす。
 先走り液が溢れ出ているのか、ペニス転がし責めはより円滑になり、手のひらからはぐちゅぐちゅと粘性の音がいやらしく響く。
 無意識により大きな刺激を得ようと、勃起が掌で転がされる方向とは逆に尻を振り動かしてしまう二人。

「ひ……ぐぅぅぅっ……! ふあっ……ふあぁっ…………! あ、ぁぁ、もう……もうぅ………! う、うぁあ、うあああああ!!」

 手も腰も尻も目一杯加速づいて、喘ぎ悶える表情を露わに性感の臨界を確信する。
 とうとう、二人で一人の妖夢はお互いの手のひらの中で、小さなペニスを大爆発させてしまうのだった。

「あっ……あぁぁあああーーーー!! あぁぁあぁあああーーーーー!! イくっ……イくぅぅぅうう!! イくううううーーー!!!」

 どびゅるるるどびゅる! どびゅどびゅぐどびゅぐぐぐ! びゅぐるびゅぐるびゅるびゅるびゅるびゅる! どっびゅるるるぶびゅるるぅぅ!!
 ぶびゅっ、ぶびゅっ! ぶびゅるぶびゅるるるるぶびゅるぅうう! ぶびゅっ、ぶびゅびゅっ、びゅぶぶびゅっ、びゅびゅびゅっ! ぶびゅっ!

「ひはあっ……ひはあああぁぁん! 良い………っ、良いよぉっ……!! ん、ぁ……あ、ああ! あぁぁぁあああーー!!」

 びゅぐっ、びゅぐぐぐっ! びゅるるるびゅぐるっ、びゅぐううぅぅっ! ぶびゅぶびゅぶびゅぶびゅううぅぅっ! ぶびゅるるるどびゅっ!
 どびゅどびゅどびゅどびゅうぅぅっ! どびゅぐるるどっびゅうぅっ! びゅっ、びゅっ、びゅびゅびゅっ、ぼびゅっ! どびゅるるるるる……

「ふ……はぁっ、はぁっ……は、ぁぁっ…………はぁぁ……ぁぁ……ぁ、ぁぁ」
「…………! ……! ………………。 …………、 …………、……。 ………………!」

 背筋をぴんと張りながら、ひとしきり射精を終えた妖夢。
 声を発する事が出来ない半霊妖夢も、射精に関しては実体化によって可能になっており、巨大勃起の見た目相応に大量の白濁を噴いている。
 亀頭を押さえ込む掌の隙間からは尚もどぼどぼと精液が溢れ出ており、妖夢の味わう快感の凄まじさを物語っているようだ。

「…………。 …………! ……! ………………!!」
「は、ぁぁぁ…………射精……ぃ…………しゃせ、い…………気持ち……い、ぃ……ぃっ……って、あ、あれ、ちょっと」

 精液を漏らしながら肩を揺り動かして呼吸を整えてる半人妖夢に対して半霊妖夢の方は回復が早かったか、たちまち次の性交を要求してきた。
 幼児体型の股間から生え出る爆根はもの凄い反りを見せ、大きくぶるんぶるんと痙攣してみせる。



「わっ。 も……もう、次に………?! ちょっ……まだっ…………早い…………っ…………!」

 掌を払いのけて、直接白濁まみれの爆根を相手の股間に押しつける半霊妖夢。
 サイズが極端に異なる二つの若竹が重なり合い、柔らかな下腹の中でにゅるにゅると絡み合う。

「んんん…………んん……!! ん……ううううぅぅぅ…………!! イったばかりで……まだ、敏感過ぎ、る……っっ!!」

 ペニス同士の蜜戯と同時に、二人分の控えめな胸板が剛直にぴったりと重なり合う。
 お互いに身体を密着させたまま揺り動かすと、汗と精液を潤滑剤に二つのペニスがぐにゅぐにゅと捏ね回され、甘く濃密な刺激に包まれる。

「ひぃぃぃ……ぅぅ、ああっ……あああ…………ぁぁああ! 亀頭の皮がっ……皮がめくれてしまうぅぅぅ…………あ、あひっ! 気持ち、いいぃぃぃぃ……」

 直立状態で躰全体を押しつけあい、上下左右或いは弧を描くように動き、痛々しいまでに勃起したペニスを懸命に慰める銀髪の少女。
 勃起亀頭を過剰に包む淫皮が、お互いに擦れ合い続けているうちに粘液を帯びて少しずつ捲れだしている。
 僅かに露出した薄桃色の先端は、並のペニスの何倍何十倍と敏感で、下手をすると他人に触れられただけで達してしまう程なのだ。
 よく主人の幽々子にからかわれるように触られてはたちまち射精させられてしまうので、その感度は折り紙付きと言えるだろう。

「ひふっ……ひぃぃぃぃぃぃぃ…………っ!! 先端がっ、先端が、くにゅくにゅって……擦れ……ぅああぁぁぁあああっ」

 小さな勃起亀頭は爆根を擦り回し、ペニスに擦り回される爆根の亀頭は4つの乳首で擦られる。
 淫らな肉体チンポ扱きによってデリケートな部分を包む余皮は少しずつ捲り取られていき、極めて敏感な生亀頭が露出させられていく。
 ただでさえ敏感過ぎる生亀頭責めは、お互いの性感を共有しているため、倍の快楽となって妖夢を淫らに踊らせていた。

「あっ……あああ………あぁぁぁああ!! 剥けちゃうっ……剥けちゃう、剥けちゃうぅぅぅ! 敏感すぎてっっ……おかしく……なってしまいそう……!!」

 直立状態での全身ペニス扱き。 二人の体の間には精液を攪拌して出来た泡が大量に生じている。
 普段であればとっくに二度三度は達してしまっているであろう所だったが、今日は頑張って頑張って、絶頂をすんでの所で我慢している節がある。
 それは、今自慰を行っているこの場所が他人様の家だからなのか、曲がりなりにも仕事中だからなのか、それともただの気まぐれか。
 真意は解りかねるが、その我慢もそろそろ限界のようで、妖夢の表情は苦悶にも似た物になっていた。

「んうっ……んううっ、んうぅぅっ!! 亀頭、亀頭がっ……!! あっ、あっ……! 我慢……っ、我慢…………我慢…………できないぃぃぃぃぃ!!」

 幼児体型の肉体センズリで、とうとうカリ首まですっかり剥かれ露出してしまった亀頭。
 その開放感と強烈すぎる刺激にはいよいよ我慢のきくところも及ばず、再び、妖夢はだらしなくペニスを噴火させてしまうのであった。

「あっ、あ、あ、ぁぁ、おぉぉおおぉぉぉぉおおお!! 射精っ、亀頭扱いて射精出る出る出る出るぅぅぅぅっ!! うぅぅうううあああああああぁぁぁぁぁ!!」
「………………!! ……! ………………!! ……! …………!! ……! ………………!!!」

 ぶびゅぐううぅぅぅううっびゅぐびゅぐびゅぐびゅるるるるううぅぅぅぼびゅぐびゅぐびゅぐぐうぅぅっ! どびゅるるびゅぐぐびゅぐううぅぅっ! どっびゅぶびゅびゅうう!
 どぶどぶどぶどびゅびゅびゅびゅぐぐびゅぐううぅっ! びゅぐうびゅぐぐびゅぐうぅっどびゅるるるびゅるるびゅぐびゅるびゅぐうぅっ! びゅぶびゅぶびゅぶびゅぶ!!

「ひぃぃぃいい! ひぃぃいい!! 精子が、こんなにぃぃっ! うぅぅううあああ! 精子出すのたまらないぃぃいいいぃぃいっ!!」
「!!!! ……!! …………! ……! ……! ………………!!! ……、……、……、……!!」

 ぶっびゅるるるるるるるるびゅるるるるびゅるるるるっ! びゅるびゅるびゅぶびゅぶどびゅるっ、どびゅどびゅじゅびゅぶぼっ! びゅっびゅっびゅううっ!
 どぼびゅううぅぅっ! どびゅっどびゅっどびゅどびゅどびゅびゅびゅびゅうぅぅっ! どびゅぶぶぶぶっ、ぶっびゅるぅぅっ、びゅるるるびゅるぶぶううっ!

「まだ出るっ、まだ精子出てるぅぅっ! くひぃぃぃぃぃんんん!! 達してるのにぃ……射精してるのに、いやらしく身体が動いてしまうぅぅ…………!」

 小学生の、いや下手をすれば幼稚園児のモノかとさえ思うような愛らしい小ささのペニスからはあまりにも分不相応な量の射精液が噴き出す。
 それを覆い隠すように、猛烈な勢いで瞬く間にリットル単位もの精液を放出する爆根。
 二つのペニスが柔らかな身体に挟まれながら思い思いに爆ぜ、悦楽の射精液は妖夢の呼吸を遮る程に次々と激しく顔に放出される。

「あああぁぁぁっ! あぁぁぁぁっ! 躰がとまらないっ! カリ首が敏感で凄すぎて射精が止まらなくてぅあぁぁああ、あああ! ああぁぁぁあぁぁぁぁ〜〜!!」

 どびゅぐっぐぐぐっ! どびゅぐぐぐぐびゅぐびゅぐびゅぐるるっ!! びゅぐるるるびゅぐるびゅぐどびゅどびゅどびゅぶぶぅぅっ! びゅぶぶびゅびゅ!!
 どぶぼっびゅぐぼびゅぶびゅぐびゅるびゅぐるるびゅぐるぅびゅぐぅぅぅびゅぐぐびゅぐどびゅぐどびゅぶぶびゅるるびゅぐぶびゅううぅぅぅどびゅぶぶぶぅぅっ!!



「…………! …………!! ……、…………!! …………!!! ………………!! ……、……、…………!!!」
「いいいぃぃっ! いくっ、いくぅぅぅっ!! 射精が、こんなに、ぅあああ!! 射精、射精っ! 出しても出しても出したり無いぃぃぃぃいぃぃぃっっ!!」

 どぼどぼどぼびゅぶどぼびゅぶぶびゅびゅぶぶぶどびゅるるるぅぅっどびゅぶびゅぶぶぶどびゅぶどびゅるるるぼびゅぐぼびゅぐびゅぐどぶぶびゅうぅぅぅ!!
 ごぼっごぼびゅぶぶぶっどびゅぶぼびゅぶぶぶびゅぶぶどびゅるるるどびゅぶぅぅびゅううぅぅうどびゅうぼびゅぶぼびゅぶぶっどびゅるるぶびゅううぶぶぶ!!

「ひぃぃっ……! ひぃ……! 気持ち良い、気持ち良いよぉぉ…………ずる剥けの亀頭が気持ち良すぎて、射精が…………あ、ぁ、ぁぁぁぁふぅぅぅ」

 密着した肉の中で盛大に放たれ続ける白濁汁は、尚も射精を求める妖夢が身体を揺り動かす事で、にゅるにゅると音を立てながら攪拌される。
 淫らな半人半霊のペニスからは無数の精液気泡が立ち、粘つく糸が柔らかな幼いラインの肉体いっぱいに引かれていく。

「くぅぅっ……うううぅぅ……身体のあちこちが、もの凄く敏感になってる…………ぅぅ、うっ…………精液にゅるにゅる、気持ち良い…………」

 虚ろな目線で、ペニスから淫液を吹き出しながらもひたすらに未成熟の肉体を擦り付け合う庭師。
 軟体動物が這い回るかのような柔らかで淫らな動きが、どうしようもない程にペニスを射精に駆り立ててしまう。

「あっ……あ、あ…………もっと、もっと、射精…………射精、したい………………」

 抱き合うように背中に回りあっていたお互いの手は徐々に下へと落ちていき、すらりとしたカーブを描く尻肉へと伸びていく。

「ふあっ……ふぁぁぁ…………こんな時にぃぃ……そんな、お尻、撫でられたら……あっ、ひうっ、ひぃ、ひっ! あんっ、あんんっ……!」

 ブビュ、ブビュ、ドビュ……と、濃密に絡み合うペニスが三度大きくしぶかせる。
 その後も尻を撫で回すたびに亀頭からは雄液が断続的に噴き出て、ペニスを挟み込む身体の内側が更なる白濁で埋まっていった。

「あ、はぁ……はぁっ! はぁぁ……っ…………いい、ぃぃ、お尻撫で……ぁ、あっ! あ、あああ……お尻、疼くうぅぅ…………もっと、感じたい……」

 次に先手を切ったのは、先程後手であった半人妖夢の方であった。
 半霊の尻肉を揉み込んでいる手を更に動かし、指先を淫液まみれの菊穴へとあてがう。

「…………、……!? ……! …………!! ……!!」
「これだけ……精液にまみれているのだから…………二本くらいはすぐに…………っ……っ! っ……あぁあああああああぁああーーー!!」

 つぷり! と、半霊の尻のすぼまりに右手の人差し指と中指を挿入する妖夢。
 悦楽の共有によって、挿される側は勿論、挿している側までもが猛烈な刺激に悶えてしまう。

「…………! ……、……! …………!! …………!!」

 尻穴の中、快楽を慣らすように内襞をほぐしていく二つの指先。
 物言わず喘ぐ半霊は、身体で挟む熱く脈打つ爆根を迸らせながら、半人の尻肉を撫で回すことに懸命である。

「あぁ……ぁぁぁぁあぁあ…………お尻、穿ってるのに……穿られてるみたい……あ、ぁ、ぁ、ぁ……! お尻、気持ち良い……あ、あふ、ああぁぁ」

 尻肉を撫でる感覚と撫でられる感覚、菊穴を穿る感覚と穿られる感覚。 その全ては半人半霊の間で共有されている。
 快楽の尻穴を穿り抜いているのは自分だというのに、自らの尻穴が犯される倒錯的な刺激に酔いしれる半人妖夢。
 自分で自分の体を犯しているという、妖夢にしか味わえない悦楽に、二つの男根はたまらなく震えていた。

「んっ……んひ! んひぃいいいいあああ! 指っ……少し動かすだけでもっ、凄いぃぃぃ! うあっ、んあぁあぁあああ!」
「!!! ……!! ……! …………、…………、…………!!! ……! …………!!」

 淫らな二つ指を尻穴の中でぐにゅぐにゅと動き回される半霊は、猛烈な快楽に反射してしまい、がむしゃらに体を揺り動かし、
 勃起しきった可愛らしい乳首を自身の敏感な爆根亀頭に擦り立ててしまい、射精ペニスをしぶかせてしまう。

「…………!! ……、…………、…………!! ……! ………………!! ……、……、……!」

 妖夢の欲求はそこに留まらず、ずぶり、ずぶりと、次から次へと半霊の尻穴に新たな指が挿入されていき、
 ついには両手の人差し指と中指と薬指が入り込み、計6本の指が狭き穴を押し開いて蠢く有様となった。
 声が出るものならば、冥界の誰よりも大きな声を出して思い切り喘ぎ悶えたいであろう半霊妖夢。
 その代わりに嬌声をあげるのは他でも無く、鮮烈な指技で尻穴を責め立て抜く半人妖夢であった。

「くぅうううぅううんんああああ! お尻っ、お尻にっ……指が6本も入ったぁぁあああ!! 勃っちゃう、勃っちゃうぅぅ! ふあぁ、あああ〜〜〜!!!」

 日頃の自慰行為は尻弄りが中心である妖夢の菊穴は、かなり開発されていた。
 感度の高さは勿論、菊穴の柔らかさ、締め付け、拡張率も相当な物になっているのだ。
 内壁で蠢く6本の指は、より刺激的な射精を導き出すために躊躇無く前立腺を責め立てる。

「………………!!! ……!! ……………………!! ……! ……、……、……、…………、…………!!!」

 声は出せずとも、口を大開きにして涎をダラダラと零し、乱れに乱れた表情で尻穴責めを味わう半霊の妖夢。
 もはや心ここに在らずと言った具合の惚けた顔は、普段の凛とした剣術指南役兼庭師という表向きからは想像も付かない。

「ひぃぃっ、ひいいいいぃぃっ!! 前立腺がっ、うああ、ここっ、ここ弄るとすごいのぉっ! 前立腺で勃つぅぅっ! 勃つっ! 勃っちゃうぅぅ!」

 6本の指先が尻の中で蠢き、我慢の効かない前立腺をも撫で回す。
 前立腺がペニスに与えるどうしようもない刺激は、たちまちそれまで以上に肥大した勃起を作り出してしまうのだった。

「ふあっ、ふあああぁぁぁっ……!! 前立腺勃起凄いぃぃぃぃぃいい!! あふっ、あひっ! 勃起亀頭がっ、あっ、あっ! 擦れるぅ、ぅぅぅっ!」

 弱点を責めに責め抜かれ、小さな小さなペニスと凶悪な大きさの爆根が、幼く柔らかな2つの身体の中でのたうち回る。
 快楽に喘ぐ躰の震えが剥き出しの亀頭を淫らに擦り立て、前立腺と同時に妖夢を絶頂へと追いやるのだ。
 もはや、どうあっても射精を抑える事は出来ない…………妖夢の表情は、完全に淫色に染まった。



「あ、あぁぁぁぁぁあっ! ぅあああ勃起いくっ! んぅぅああぁぁいくいくいくっ! いくぅっ!! いくいくいくぅぅっ、ううぅぅぅ!! ひぃぃいいぃ!」

 ぶびゅるるるびゅるるびゅるるっ、びゅるるるるっ!! びゅぐびゅぐびゅぐぐぐぐびゅぐるぶっびゅるうううぅぅぅうう! どぶびゅううぶびゅううびゅぶうう!
 びゅるびゅるぶぶびゅるるぶびゅぐびゅぐぶぶびゅぐびゅぐぐぐ!! どびゅどびゅどぶびゅるるどぶびゅぶびゅっぶぅぅぅううどぶびゅぐぶびゅううぅぅうう!!

「んひあぁああぁああ!! もう出たっ、精子がもう出たあっ! ひぃぃい前立腺射精すごぉぉっ、う、ぅうああああ〜〜!!」

 びゅぐぅぅううびゅぐぅぅぅうううびゅぐぐぐぅぅうううぅぅぅうっ! びゅぐぶびゅぐぶびゅぐぶびゅぐぐぐぶびゅるるびゅるるるびゅるるびゅるるぅぅびゅるりっ!
 どぶびゅるぶびゅるぶぶぶびゅびゅぐびゅっどぶびゅぶぶびゅぶどびゅぶどびゅぶぶびゅぶぶぶどびゅうぅぅぅどびゅぶぼびゅぐぅぅううううううぅぅぅぅっ!!

「あはっ! はあぁっ! 射精が、勝手に……! お尻を弄ると、すぐ射精しちゃって……あ、ぁぁぁぁあ〜〜っ!!」

 自分の弱い部分は自分自身が一番知っている。
 妖夢による妖夢への前立腺責めは、瞬く間に2つのペニスを強制絶頂射精へと導いた。
 しかし、ペニスが前立腺への責めに対して余りにもストレートな反応を返したため、快楽神経が絶頂した事実の認識に追い付かなかったのだ。

「!! …………! ……! ……、…………、…………!! ……! …………、……! ……………………!!!!!」

 ペニスが射精を行ってより一拍子を空けてから、全身を支配するように浸透した快楽信号が妖夢を真の絶頂へと誘う。
 二人で一つの半人半霊は、本能的に互いをぎゅっと抱きしめあい、柔らかな躰で勃起をきつく挟み込むようにしながら、
 迫り来る怒濤の射精を出迎えるようにペニスをひときわ大きく震わせるのだった。

「あ、ああっ?! あっ……ああぁ、あはぁぁああ!?! いくいくいくいくいくぅぅぅう!! 射精してから勃起していっちゃうぅううぅぅぅぅぅうぅううううう!!」

 ぐびゅるるるぐびゅぶびゅぶぶびゅうどびゅううぶびゅるるぶびゅぐうぅぅっ! どっびゅぐぐぶびゅぐるるどびゅどびゅぶぶどびゅうぅぅどびゅうううぅぅ!
 ぶぼっぶぼびゅううぅぅうぐぼぼぼぼぐぼびゅぐびゅぐぐりゅりゅりゅうぅぅどぶびゅぐびゅぐるるどぶどぶびゅぐぐびゅうううどびゅううぐびゅぐぉぉぉおおぉっ!!

「くうううぅんっ、くぅぅううぅぅううんんん!! 前立腺で無理矢理勃っちゃう、勃つ、勃つ、勃っちゃうとすぐに射精しちゃう〜〜〜〜〜!!」

 ぼぼびゅぐぐぐびゅぶびゅるびゅぐぶぶびゅるるるびゅぐぐびゅるびゅぐびゅぐどぶびゅううぅぅぅううぅっ!! どぶりゅうううぅぅぅううどびゅううぅぅぅっ!!
 ぶぐびゅるるるどびゅるるぶっびゅうぅぅぅぅうううどぶどぶぼびゅるるるっ! ぐぼぼぼびゅびゅびゅどびゅどびゅどびゅどびゅどどぶぶぶびゅうぅぅうぅ!!

「ひぃっ、ひぃっ! ひぃぃぃぃいっ! 射精が! 射精が収まらないぃぃぃぃぃ!! はぁぁぁぁあっ! はぁひぃぃいいぃぃいぃいいぃぃぃ!!」

 10分、20分、30分と、強制連続射精に喘ぎ悶えながらも、いまだ前立腺を責める指先を止めようとしない妖夢。
 既に股間から口元まで届く程の大きさにまで勃起しきった半霊の爆根からは勿論、
 幼稚園児のモノかと見紛う半人妖夢の小さなペニスからでさえ、凄絶極まりない悦楽射精液を間歇泉かの如く迸らせていた。
 すでに床一面が白く粘つく水溜まりになってしまっており、僅かに開いているふすまの隙間からは白濁液が漏れ出している。
 だが、ふすまを隔てて向こう側、廊下に流れる精液は、淫らな庭師が発した物だけでは無かった。

「藍様ぁ……彼女、もう50回以上は射精してますよぉぉぉ…………へあ、にぃあぁぁん、あひぃ」
「人の家に勝手に上がり込んで、何をしているのだろうなあ……あの変態淫乱庭師は……あふ、あくふぅぅううぅっ」

 いつの間にやら意識を取り戻した藍と橙が、先程妖夢が式神達にしていたように、こっそりと部屋の外から性交の様子を覗いていたのだ。
 しかも妖夢のあまりの乱れぶりに発情したのか、式神は二人とも裸で、橙が四つん這いになり、藍がそれに覆い被さる形での交尾をも行っていた。
 藍がその逞しい男根を橙の小さな密壺に突き入れ、獣のように腰を振りたくりながらも橙の愛らしい勃起を容赦なく扱き立てる。
 こちらも既に相当な回数の絶頂を迎えているようで、廊下に流れ落ちる精液の殆どは妖夢ではなく彼女らのモノである事が解る。

「あぁぁぁぁ……藍様、藍様ぁぁっ…………あの庭師のキンタマ、なんだか大きくなって……はにゃっ! はにゃぁぁあぁぁっ……!」
「はぉっ……はぉぉぉおぉぉ…………ん、あの庭師も……私達と同じように、何者かの術にかかってしまったと言う事か……んはっ、はぁぁぁっ!」

 橙が指摘した通り、妖夢の股間では半人半霊両方共に射精のたび睾丸がじわりじわりと膨らんできていた。
 射精にかかりきりで自分の身体の異変にすら気が付いていない庭師よりも、外から見ている式神達の方がまだある程度は冷静という事なのだろう。

「あはぁぁぁああぁぁぁっ!! あはぁぁぁぁああぁっ! 射精がっ! 射精、全然収まらないぃぃ!! どんどん射精してしまうぅぅうう!!」
「す、すごぃぃぃぃ…………彼女、もしかしたら藍様よりいっぱい出してるかも…………キンタマも藍様のおっぱいより大きいし……」
「凄まじい物だな……あんな小さな体であれ程の変態チンポとキンタマをぶら下げるなんて……いやらし過ぎて、見ているだけで達してしまいそうだ……」

 睾丸の肥大化に伴い、妖夢の射精量はますます壮絶な物へとなってしまっていた。
 この状況下での射精行為は睾丸の更なる肥大化、つまり精子の生産を猛烈に促進させてしまう。
 作り出された精子は射精欲求を強烈に刺激し、欲望のままに吐き出される事で、睾丸の精子生産を更に促進させていく。
 どれだけ飢えを満たそうとしても、尚更乾いてしまい、更に貪欲になってはより乾いていく……射精行為そのものが性欲の蟻地獄となっているのだ。

「あひゃぁぇぇえええぇぇ……藍様、藍様ぁぁ……藍様がおチンポつっこんでくるたびに、キンタマがむにゅむにゅぶつかりますぅぅぅぅ……!」
「ああっ、ああっ……私のキンタマと、橙のキンタマが、いやらしく捏ね回しあってる……ぅぅあぁあチンポに来るぅぅぅぅうう!」

 妖夢と同じく大きな睾丸をぶるんぶるんと震わせながら性交に喘ぐ式神。
 性感帯の塊のような感度を誇る睾丸は、各々の絶頂のたびに膨らんでいき、膝まで届きそうな程にまで巨大になってしまっていた。
 無論そこまで大きくなってしまうと、体を密着させるたびに金玉がぶつかって、柔らかく形を変形させるようにして衝撃を受け止める。
 その衝撃はダイレクトに勃起へと伝わり、なおの事射精欲求を加速させてしまう。

「ちぇ……橙っ…………私、うっ! も、もう……イく、イってしまいそうだ…………あ、ぁぁ……橙っ、も、一緒にぃ、ぃぃ」
「あっ、ああっ! あにゃぁぁぁぁああっ! 藍様っ、そんなっ、ああああ!! おチンポずぶずぶ、早くしたら……あひっ、あひゃあああ!!」

 膣内射精混じりのがむしゃらなストロークに腰を狂わせる藍。
 愛らしい勃起を巧みに扱かれながら、小さな体で藍の反り勃つ巨根を懸命に呑み込む橙。
 肥大睾丸はぐにゅぐにゅと潰れかかるようにぶつかり、射精液が押し出されるかのように男根から吐き出される。
 無茶苦茶な刺激に、射精の中で射精の快楽が高まってしまい、オーガズムの天井は留まるところを知らない。

「ひはぁぁあああ! ひはあああああぁぁぁあん! 射精がっ、射精がおさまらないぃぃぃ……! お尻、おしりがぁぁぁいいのぉぉぉおおおぉぉぉ!!」
「あふ、あくふぅぅ……藍様のおチンポ、すごすぎますよぉぉ……ひみゃッ、ひみゃぁァァああ! ああぁイく、おチンポ藍様にしごかれてイっちゃううぅ!」
「いいぞ、橙ぃぃぃ……あの変態オナニーショーを見ながらたっぷりイくんだ……あ、ああ、ァぁん、私っ……私も、イくッ、橙の中で……イくぅゥゥぅうう!!」

 尻穴強制連続射精によがり狂う妖夢と、その様子を覗き見ながら性交に励む式神二人。
 それぞれがそれぞれの絶頂に、ただただ身を震わせるばかりであった。



「ひはああああ!!! おしりぃぃ!! おしり前立腺射精止められないぃぃいいぃい! ああぁでも出るぅぅ、出ちゃうぅうう、うあぁぁあああ!!!」

 ぶびゅぐるるるるぶびゅぐううぅぅぶびゅるびゅるびゅるるるぶびゅびゅびゅぶっびゅぐぐぐびゅぶうぅぅぅどびゅどびゅどびゅるるどびゅううぅぅぅどっびゅううう!
 どゆぶぼびゅぐびゅぐるるるびゅぐるびゅっぐうぅぅぐぐぐびゅぐびゅるるびゅるびゅぐぶびゅぶびゅどびゅるるるどびゅうぅどっびゅうどびゅぶぶぶっどびゅぅぅ!!

「ふみぁあああ!! へぁああイくっ、イくうぅゥゥ!! いっぱいしごいて、藍しゃまぁぁっ! みゅぅぅあアアアあぁぁァァぁんんんんんん!!!」

 ぶびゅぐぐっ、ぶびゅぐぐびゅぐるっ、びゅっぐぅぅうううびゅぐびゅぐびゅぐびゅぐるるるびゅぐぶぶぼっ、びゅぶぼぼっびゅぶうううっびゅぶうううっ!
 ぐびゅぐびゅぶぶっ、ぶびゅぐびゅぐるるびゅぶぶびゅぶるびゅぶぶどびゅるっどびゅうぅぅううどぶびゅぐぐびゅぐっびゅぐっ、びゅっぐぅぅううっ!!

「おぉォぉ出すっ、出すぞ橙っ! 膣の中にたっぷり私の精を注いでやるぅゥううっ! イく、イくイくイくっ! へおぉぉオオおぉォぉおおぉぅぅうっ!!」

 ぼびゅううぅゥうウウボビュグぐびゅぐうぅゥウウビュぐるびゅぐるビュブぶううぅううドビュどびゅぶっびゅるるるるるビュグぐびゅぐビュルルルルううゥぅ!!
 ドボドボどぼびゅううビュウウゥボビュグビュグびゅぐぐドブドブびゅうぶぶビュッぶりゅううゥううぅぅびゅぐばぐびゅうゥうぅびゅろろろろろ……

「イグぅゥゥぅ! 射精出る出る出まくるぅゥゥぅうう! キンタマ射精液が止まらないいぃぃ! うゥう゛うんんぁああ゛ぁあアアあぁぁあア゛ぁあああ!!」
「藍しゃまっ、藍しゃまの手コキぃへひぃぃぃぃぃいい!! おチンポきもちよすぎるのぉぉぉおおぉっ!! ふぅぅにゃぁあぁぁああぁぁぁあ!」

 ばびゅぐばびゅぐびゅぐびゅぐびゅぐぐぐどびゅどびゅどびゅどびゅぶぶぶどびゅぶびゅるるびゅぐぶびゅるどぶびゅるるどびゅぶぶぶぶびゅううどびゅう!!
 ぶばびゅるるるどぶびゅるるぐびゅどびゅるるぶどびゅどびゅぼびゅぐぼびゅぶぶぶどびゅぶぶぶびゅるるどぶびゅるぼびゅうううどぶぶびゅううぅぅぶぶぶ!!

「あはぁぁあっ!! おしりいいよぉぉ〜〜!! ちんちん! ちんちんがおかしくなっちゃいますぅうぅぅううう!! へぉぉおぁぁああぁぁああんん!!!」

 どびゅどびゅどびゅううぶぶぶどぶびゅうぅぅぅどっびゅるるるぼびゅぐぐぐぼびゅどびゅぶびゅるるるどびゅどびゅどびゅどびゅるるるるるどびゅうううぅぅぅ!!
 ぐびゅるるるるぐびゅぐびゅるるるどぶどぶどぶどぶどぼぼぼぼぼどぼぼぼどびゅぶぶぶぶどびゅぐぐぐぐばぁぁっぐぼぶぶぶぼぼびゅぼぉぉおおおぉっ!!!

「くぅはぁぁぉぉああぁぁあん! ちんちんズリ、ちんちんズリ最高ぅぅ〜〜! ちんちん射精ずっとしちゃうぅうぅうう〜〜!! はぉぉおぉぉおおおおぉぉぉっ!!」

 己の仕事も忘れ、盛りふける従者達の淫戯は尚も延々と続く。
 閑静なるマヨヒガの中に、快楽の坩堝に嵌った三人の嬌声が響き渡る…………





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