〜触手人形劇〜

 魔法の森。
 生い茂る木々が日光を遮り、嫌な湿度と引き替えに涼しい気候を年中保証される土地だ。
 気の遠くなるような長い年月を生きてきた木々はそれ自体が魔力を帯びたか、森全体が一種の結界空間にもなっている。
 そんな魔性に惹かれるのか、広い森の中には魔女と呼ばれる人妖の住居が点在していた。

「…………ん…………うぅ……」

 魔法使い、という名の種族である、人形遣いの少女アリス=マーガトロイドもまた、魔法の森を住処にしている魔女のひとりである。
 彼女は朝からふらふらとした足取りで森の中を歩き回っているのだが、どこか上気しており、呼吸がやや荒い。

「確か……この辺りに……あったと思うんだけれど……」

 アリスは魔法の森のとある場所に生えているという、魔法のキノコを探していた。
 そのキノコは、外部から自らの身にかけられた一切の魔力を中和出来るという代物である。

「ああ…………早くしないと、私…………」

 もじり、と、軽く股間を抑える少女。
 ゆったりとしたスカートには、異常な膨らみが浮き出ている。
 恥じらいの表情を浮かべながらも、自らの目と、彼女の操る複数の人形達の力を借りて周囲を探索するアリス。

「………………! あった! あれね」

 日光は殆どが遮られ、夜と大差が無いような暗い暗い森の奥深くで、人形遣いの少女はようやく目当ての物を見つけた。
 駆けつけるようにして魔法のキノコに手を伸ばした瞬間、それは迂闊な行為だったと気が付くのに、そう時間はかからなかった。

「!!」

 伸ばした手が途中で止まるのだ。 反対の手も動かせない。

「え……何よ…………くぅっ!」

 それだけではなく、両の足までも動かす事が出来なくなっている。
 何が起きたのかと我が身を確認すれば、手首足首に鞭のようなものが絡みついているではないか。

「……これは……?!」

 鞭、ではなかった。
 粘液を纏う、生態系の脈動を帯びるそれは、何らかの触手である事に違いない。
 キノコを採りに来た者を捕らえる生物なのだろうか……此方の動きに対し、まるで待ち構えられているような段取りだった。

「う、う…………なんでこんな所で、私っ……」

 迷いの森とはどんな生物が居るとも解らない、自然が作り上げた魔性の迷路でもある。
 その奥深くで、人形遣いの少女……アリスは無数の触手に四肢を絡め取られてしまったのだ。
 暗闇から這い寄り、伸び出てくる触手。 その本体となる物体は暗がりの奥にも全く見えない。

「ひっ! や……やめっ……ちょっと……い、いやぁぁ!!」

 触手の動きは明らかだ。 性的な被虐を仕掛けてくる事の他、何をしようといった素振りは無い。
 アリスのロングスカートの中に多数の触手が侵入している。
 無骨な外見の器用な事に、触手はあっさりとパンツをずり下ろし、スカートをたくし上げてしまうのだった。

「やっ……やだ……っ! 恥ずかしいんだから……! 私の、こんなっ……睾丸……!」

 丸出しになったアリスの股間からはそれなりの大きさのペニスと、
 それとは不釣り合いなまでに巨大な睾丸がぶらりと垂れ下がっている。

「やだ……っ、触らないでよ、気色悪い……! いやあぁっ!」

 そもそもアリスが魔法のキノコを探していたのは、朝方から異常肥大化したこの睾丸の所為である。
 何らかの外的魔力によって膨らまされてしまったのであろう睾丸を元に戻すために魔法解除の触媒を探していた筈なのだが……
 触手にとってはそんな事情はお構いなしである。 睾丸を標的に定め、絡め取るようにして巻き付いてきた。

「いやあああっ! 睾丸搾らないでえぇぇぇぇ!」

 牛の乳でも搾るかのように、肥大化しているアリスの睾丸をリズム良く扱き下ろす触手。
 するとペニスがむくむくと膨れあがり、たちまち精液が尿道を駆け上がってくる。

「いやっ、いやぁぁっ! おちんちんが大きくなっちゃうっ! だめぇぇっ、睾丸をもみもみされたらぁぁぁあ!!」

 ふにゅふにゅとした柔らかめの弾力を持つ睾丸は、鋭い快感を少女の身体に刻み込む。
 朝から肥大睾丸の誘惑に焦らされっぱなしのアリスは、この状況下で射精を拒む事は出来なかった。

「くひぃぃィィぃいい! おちんちん出るっ! おちんちんイッちゃうぅぅぅぅう!!」

 ぼびゅぐぐぐびゅるる! びゅっぐびゅぐビュルビュブぶびゅ! ぼびゅうう! ブビュッ!

「んんあァあぁあぁああ! まだっ、まだ搾られるの!? いいいっ、イくっ、まだイっちゃうよぉっ!」

 どびゅるるるうぅうっ! ビュぶうゥううっ!! どびゅドビュぶぶぶっ! ブビュルルッ、どびゅぶううッ!!

「はっああああ……! ああ! あああぁ……! おちんちんん…おちんちんに触れなくても、キンタマでイッちゃうよぉ……」

 四肢を拘束され、性器を露出させられ、果てには射精までさせられてしまうという屈辱を受けたアリスだが、
 息を切らし精液を漏らす少女の心は早くも快楽に溶かされだしており、恥辱の色はやや褪せている。

「…………! !!」

 そして、睾丸搾りで絶え間なく射精させられる金髪少女の傍では、
 アリスが従えている複数の人形達が、主人同様触手に犯されていた。



「!! ……!! ! !!」

 人形達にはそれぞれ立派なペニスが備わっている。 無論、制作者であるアリスの趣味による物だ。
 普段であればその勃起は人形遣いの主人を慰める為に用いられるのだが、
 現状において、それは触手の恰好の餌食である事以外の何物でもなかった。

「………! ……! ………!」

 勿論、人形が物を言う事はない。
 しかし四肢を絡め取られ男根を責められるたびに人形達の表情は淫らに変化していく。

「あ……あぁ……止めてよっ……私の人形達に……くっひぃぃっ! ……手を…出さないでよ……ぉぉ」

 主人の目の前で男根を露出させられ、その上触手に淫らな勃起責めを受ける人形達。
 その光景はあまりにも刺激的で、アリスは口でこそ拒絶を唱えながらも胸の内では確かな興奮を覚えていた。
 触手は執拗に人形達のペニスをこねくり回し、快楽の逃げ場を与えぬよう的確に四肢を動かして、
 耐え難い刺激を人形勃起に叩き込み続ける。

「……! …………!! ! !! !!! ……!!」

 懸命に勃起責めに耐えようとする人形達ではあったが、
 触手のいいように全身を弄ばれてしまっている状況下ではそれも限界がある。
 間も無く、被虐の人形ペニスは一斉に疑似白濁射精液を放つのであった。

「!! …………!!! ! !! ……! ……!! ! !!! !!!!」

 ぶびゅうう! ぶびゅっ! ぶびゅうううう! びゅるうう! ぶびゅる! びゅびゅぶぶっ! びゅぶるっ!!
 どびゅうう! ドビュビュぐびゅっ! ビュッ! びゅぐぐビュグ! びゅううぅぅぅぅぅうううう!

「あん!! あぁぁー……ああ! みんなのザーメン、飛んでくるぅぅぅ……!! ぅ、あああン……!」

 触手のペニス責めに耐えきれなくなった人形達は、次々と主人に男根を向けさせられながら射精していく。
 その一体一体の射精量はかなりの物で、大人の射精も顔負けの白濁噴射がアリスの全身を汚していった。

「……! !! ! …………!! !」

 射精させられながらも懸命に身をよじり、せめて主人に精液がかからないようにと勃起を必死に痙攣させる人形達であったが、
 その健気な努力も虚しく、ペニスは常にアリスの身体に向けて角度調整され、その上で我慢の利かないような部位を責め立ててくる。
 まるで触手の方が人形の遣い手になっているかの如く、人形達の射精をコントロールしているのだ。

「あ……ふぅぅん……ザーメン臭いよぉ……あ、ぅぅ……わ、私も……もう、駄……目……ぇぇっ……!」

 人形達の白濁を華奢な一身に浴びながらも、大きな睾丸を搾られ続け、断続的に射精するアリスが限界を口にする。
 それは性欲の限界なのか、それとも理性の限界なのだろうか。
 だが触手は無情にも少女に追い打ちをかけ、淫液まみれになっている尻のすぼまりを割り開くように侵入してきた。

「!! っっっああああーーーー!! あっあアアあぁぁぁぅぅぅあアアーーー!!!」

 凹凸を伴う触手の激しいストロークが前立腺を容赦なく刺激する。
 為す術もなく、金髪の人形遣いはより激しく射精させられてしまうのだった。



「イくぅぅぅぅーーーッ!! おちんちん射精してるのにイっちゃうぅぅウう!! 前立腺んん! い、ヒぃいいいぃぃいーーッッ!!!」

 ぼごビュグぼぼどぼびゅぶブビュぐるぶぶううブブぶびゅぐうう!!! どぼぼびゅビュグごぼぼビュるううどぼぼおぉっ!
 ドブドブびゅっぶぶぶぶビュルルどびゅるビュグう! びゅゥゥびゅびゅびゅビュグビュグどびゅっドビュッびくびくびゅるる!!

「へひィーーーーーーっ! ひぃぃィッ! キンタマ前立腺責め、凄すぎるぅぅぅー……! あっ、あああー……!!」

 容赦ない強制連続射精責めによって半ば我を失っているアリスには最早知る由もないが、
 周囲の人形達もまた主人と同様に、男根を弄られながら菊穴に触手を突き入れられ、物言わず喘いでいた。
 人形達は尚も健気に主人のためを思い、必死に快楽を我慢してはいるのだが、
 苛烈な触手の勃起責めには耐えきる事が出来ず、何度も何度も射精させられてしまうのだった。

「……! !!! ! ……! !!……! ……!!!!!」

 どぶっびゅううう! びゅっブブびゅうう! ビュブウウびゅうう! びゅぐびゅぐ! びゅぐびゅぐぐびゅぐう! ドブビュうぅ!
 びゅるぶびゅぶぶっ! ぶびゅっぶびゅっどびゅうぅっどびゅう! どぶビュルうゥびゅるびゅるッ! びゅぐびゅぐドボッ!!

「あぁーーーー!! んはァァあーーーッ!! キンタマ気持ち良すぎて、おちんちん射精止まらなはァァーーー!!」

 ボビュうぅぅぅ!! ぼぼビュブゥゥううぅ! どぼっどぼっゴプゥッ、びゅううぅぅぅぅゥゥううううゥゥぅ!! どぶんっ!
 ぼひゅっ! ぶりゅぶりゅっ、ゴボッ!! ドボッ、ドボッ、どぼおぉぉっ! ぶりゅんっ! ごぼおぉっ!!

「ひぃっ、ひぃぃッ……! キンタマぁぁ……精子作るのが早過ぎて、おちんちんからすごく濃いザーメンが出ちゃうぅぅぅ……!!」

 これだけ立て続けに射精をしているにも関わらず、精液の濃度はより一層増してきていた。
 元々アリスの生殖能力が並外れて高かったせいもあるのだろうか、彼女の睾丸が凄まじい勢いで射精液を生産しているのだ。
 過剰生産された白濁液が尿道を駆け抜け、次から次へと噴き出ていく。

「ダメっ……ダメぇぇっ……! こんなに射精してるのにぃぃ……ザーメン作り過ぎて、おちんちん射精が追いつかないよぉぉ!」

 アリスが射精をする度に、縦に横にとペニスの砲身が跳ね回っていたが、
 そこに新たな触手が伸びてきて、幹を螺旋状に絡み取ってきたのだ。

「あっ、ひぃぁァあああー! おちんちんんん! おちんちんに触手が絡んできたぁぁ! ひぃっ、ひぃ、ひぃぃぃいい!!」

 とうとう、アリスの勃起にまで淫辱を始めた触手。
 亀頭を舐め回し、カリ首を擦り上げ、幹を激しく扱き抜く。
 少女を射精させる事に関して遠慮という物は全く無い。



「!! ……! ……!!! !……!……!……! !!……!!!」
「イく! イく!! イくゥゥ!!! ダメへぇぇ!! そんなにおちんちん弄られたら、私、もう……あ、あぁあアアアあぁああアー!!!」

 人形達の射精劇。
 四肢にペニスを操られ、喘ぎに喘いで射精する、淫らに悶える少女。
 白く白く彩られた主演女優は、愛らしい勃起をわななかせては悦楽に溺れていく。
 与えられる刺激に対して迷い無く精液をしぶかせる様は、もはや射精人形と呼んでも差し支えない。

「ひへェああぁぁァァあーーぁぁああァアあん!! 前立腺やめてぇェぇええ!! おちんちんが、こらえられないィのぉぉお!!」

 どぼビュブるるるボビュぐぅぅびゅぐぅぅゥびゅぐううっ!! びゅぅゥゥウウびゅぐビュルるるビュグうう! びゅぐるるるビュッグぅぅ!! びゅぶぶぅ!!
 びゅぼビュボびゅぶるるるびゅぶぼびゅぐぅぅぅうビュグぼぼびゅ!! びゅゥゥぅびゅるるビュぼびゅぼっ! ビュッ! びゅぐぐぐビュググびゅる!

「……!! ! ! !! !!! ……! ! !!……!! ! !! ……!! ……!!!」

 どびゅどびゅドビュどびゅどびゅドビュドビュ!! どびゅるるるビュグぐビュグるびゅぐるるビュブううびゅぶ!! どびゅるどびゅぶ!!
 ドビュッ! どびゅるびゅるビュブうウウびゅぶッ! びゅるるびゅるッ! どびゅぐぅゥうドビュッ! ビュブルッ! どびゅううゥッ!!

「キンタマぁぁっっ! キンタマ、がぁぁああ! どくんどくんって精子作って、搾られまくって、ふぅゥゥああぁぁあああん! イっちゃうぅうぅう!!」

 徹底的な触手の責めは、アリスと人形達を完全なローテーションで射精させていく。
 快楽をコントロールされ、絶頂噴射のタイミングまでもが完全に触手の物となっていたのだ。

「あ、ああーー! ああぁぁあー……!! くるぅゥううぅううう、精子くるぅゥ、ひぃいいぃぃ! またっ、またイかされちゃうぅゥう!!」

 刃向かおうとする理性ですら、淫悦が飲み込んでしまう。
 射精人形と化した少女には、この状況を切り抜ける術など、無い。



「ひぃぃっ、あぅぅっ! ぁぅぅうんんんっ! 助けてっ、助けてよぉっ……! もう、射精ばかりでおかしくなっちゃうよぉォオおお!」

 ぼびゅぐううゥぅぼびゅううっドボビュグッ!! どぼっ! ぼびゅどぼどどブビュルッ!! どぼぶぼぼッ! ぶぐビュウウゥゥッっ!! びゅぶぶぶぶ!
 ビュグびゅうううぅぅぅびゅううッ!! びゅるビュブブぶびゅぐぐごぼごぼブボッ! ぶぶぶどぼぼビュウゥゥううびゅぅぅビュびゅビュどぶぶぶボビュグるるゥゥッ!!

「あ、あ、ぁぁぁ……ぁあ……助けてよ……助けて…………魔理……沙ぁ………………ぁぁぁ……」

 全ての人形の射精を更に上回る量の白濁を噴出させられてしまう射精人形の少女。
 冷たく暗い森の奥、朦朧とした意識の中で、とある魔法使いの名を口にして、アリスは快楽の闇に意識を堕としていった…………





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