東方将軍プロイストの憂鬱 前編
地上世界の支配をもくろむダリウス軍。その東方将軍プロイストは、全身を鋼鉄に覆われた、機械の身体の寡黙な大男である。
というのは表向きのこと。
その実、彼、いや彼女は、大帝ダリウスの実子であり、愛くるしい顔と均整の取れた肉体を持つ、妖艶なる美女であったのだ。
「ああ、早く皆に私の本当の姿をお見せしたいものですわ……この格好はどうにも窮屈すぎて」
彼女はプライベートルームでのみ、その真の姿を外気に晒していられる。普段の格好の反動か、一糸まとわぬ姿でソファに腰掛け、ふわふわとしたウェーブヘアを弄りつつ、くつろぐプロイスト。
しかも、彼女の股間には、自らを『性別を超越した存在』と謳う確たる証拠――巨大なる男根が、力強く屹立していた。
その男根は非常に屈強で、一抱えのフランスパンほどの大きさがあり、カリ首や幹も不自然なほどに目立って広がっている。
ぶっくりと膨らんだ赤黒い血管が幾重にも張り巡らされて脈動する様は、まるで異界に潜む怪生物のようだ。
一転、陰嚢はつるりとして皺も少なく、たぷんとぶら下がって揺れている姿を見せられれば、誰でもつい触ってみたくなってしまうような――そんな奇妙な魅力に満ちていた。しかしそれでもやはり、彼女の小振りな尻ほどもある睾丸の大きさは異常で、男根と併せて眺めると、彼女の可憐な外見に対して余りに不釣り合いに思える。
どちらが主でどちらが従かと問われれば、十人中十人が男根の方が主であると思ってしまうくらいに、プロイストの肉根は際だった存在感を発していた。
勿論こんなものを携えて日常生活が送れるはずもない。彼女の男根は超テクノロジーにより出し入れ自在であり、着衣にも不便はない。鎧の中に居るときも、彼女はハイレグの蠱惑的な衣装を着用している。
「もうそろそろ、完成するころですけど」
彼女は今、とある方法により入手した高エネルギー鉱石を用いて、対ガイキング用の切り札となる鉄獣を作成している。これによってガイキングを打ち倒すのも、そう遠い日ではないだろう。
だが、彼女が待ち望んでいるのはそれではなく、むしろ――
「あら」
その時、配下の機械兵がなにやら奇妙な荷物を抱えてプロイストの部屋へ入ってきた。
彼は機械らしく、無感情にそれを床に置くと、裸体を晒している主に何ら反応を見せることなく、静かに去っていった。
「とうとう、出来たんですね」
彼女の顔に、歓喜の表情が浮かび上がる。
今床に置かれた、長い長い紐の如き蛇の如き、はたまた蚯蚓の如き荷物こそ、彼女が完成を楽しみにしてた機械――鉱石の余剰エネルギーを利用して作られた、特製オナニーマシンである。
「ああ、これで、久しぶりに――チンポをチンポしまくって、チンポチンポして満足いくチンポアクメが迎えられますわねえ」
うっとりと微笑み、頬を染めるプロイスト。
彼女はその巨大な男根に見合った旺盛な性欲の持ち主であり、今まで様々な異常プレイを堪能しつくした結果、今や通常の快楽では我慢できない身体となっていた。
結果、並大抵の器具では彼女のハードな使用に耐えきれず、ここのところ欲求不満の日々を送っていたのだが――
「私を失望させないでくださいね」
彼女は重たい男根を抱え、器具の真上まで歩み寄ると、さながら和式便器で用を足すときのようにゆっくりと腰を下ろした。
「おふうううぅぅぅぅ……
」
柔らかな睾丸に体重が掛かり、床と身体とに挟まれて圧迫される。とろりと、先端から透明な蜜が垂れる。
プロイストは高まる期待に思わず背筋を震わせた。
このマシンは、鉄獣や機械兵の技術を応用して、AIが組み込まれており、つまり、起動さえすれば全自動でプロイストの男根を責め抜き苛め抜き弄り抜くように作られている。
設計したのはプロイスト自身であるから、どういった動作をするかは勿論分かっているのだが、それでもいざ起動となると緊張してしまう。震える指先をスイッチに触れさせたまま、彼女はその緊張感を楽しんでいた。
「ああ……スイッチ、オン
」
やがて我慢が出来なくなったのか、彼女はついに機械淫蛇の眠りを覚ます。
淫蛇はキュイキュイと鳴くような音を発し、しばらく身体の感覚を確かめるように全身をくねらせていたが、やがて、一瞬のうちに尾を走らせ、目の前で彼を誘惑する二つの白い膨らみを滅茶苦茶に縛り上げた。
「ぐぎゅひいいいいぃぃぃぃぃぃ
き、キンタマはあぁあぁぁァァァ
い、いきなりぃぃぃっ、いきなりキンタマ、そんなにしたらぁあぁ……キンタマ、潰れてしまいますううぅぅゥゥゥ
あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ッ、はぐふううぅぅぅぅぅ
いだいいぃぃぃぃっ、ぎもちいひいいぃぃぃィィィィィッ
」
一挙に全身の力を抜き、プロイストは後ろに倒れ込む。だが、脚はM字に開き、尻は浮かせたままであり、彼女はさらなる淫欲を求めて下品に腰を振って見せる。
「はぐ
はぐううぅ
キンタマが歪みまくって、絞られちゃってますうぅぅっ
おう゛う゛う゛う゛うぅぅぅぅ
カウパーがびゅっびゅって止まらないいいぃぃぃッ!」
舌を突きだし、早速悦楽に満ちたしどけない顔になるプロイスト。
「お゛お゛お゛ォォォォ……おっほおおぉぉぉぉぉぉォォォォん
キンタマ苛められてッ
ザーメン汁ゥ、オヂンボ汁うぅぅぅ、搾り取られてしまいますよぉおおぉぉォォォォ
」
残酷な淫縄は陰嚢全体にまんべんなく絡みつき、紐と紐の合間から覗く部分はぱつんぱつんに皮が張り詰め、妖しく美しい艶を放っている。
淫蛇はそのままにゅるにゅると長い身体をくねらせて、太い幹に絡むツタのように、らせんを描いて男根をその身に捕らえ始めた。
「はひィッ! あ゛あ゛あ゛チンポっ、チンポ来たわぁぁ……むふううぅぅん
あ゛ーっ……あ゛ーっ、あ゛あ゛あ゛……チンポもう射精しそうです……
へひいぃぃぃぃん
」
真っ白い肌を汗に濡らし、プロイストは一人痴態を演じる。
手足の関節は痙攣し、筋肉は限界まで緊張している。自分の身体を支えるのがやっと、と言う状態だが、それでもなお彼女は淫らに下品に腰を振り続け、縛られた白い肉の果実を大きく揺らす。
「あ゛あ゛あ゛カリ首にまで絡みついてきちゃいましたァっ
はあ゛あ゛あ゛ァァァ、チンポ気持ちいいいぃぃっ、チンポっ、チンポぉおぉぉ……機械にチンポとキンタマ縛られて、イグうぅぅ、イキますっ、チンポアクメしちゃいますわあぁあァァァァ
」
涎を垂らしながら、彼女は絶頂の予感に震える。その端正な顔はすでに見るも無惨に崩れ、大帝の後継者たる威厳は微塵も感じられない。さながら、今の彼女は、淫欲を貪る一匹の性獣である。
そして、彼女にとどめを刺すが如く、蛇はらせんを上下に動かしたり、睾丸の締め付けを強めたりと様々に彼女の男根を責める。
「あ゛あ゛ひいいぃぃぃぃ
チンポチンポ凄いいいぃぃっ! あ゛あ゛イグ、もうイグ、チンポイグううぅぅぅぅ
ぐひいいぃぃぃっ! 私のチンポから、臭い臭いふたなり汁びぶびぶ噴き出してアクメしちゃいますッ
あ゛おおおおおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぅっ
」
蛇に絡みつかれた彼女の幹がぶっくりと膨らみだし、白濁が爆発的な勢いで上昇してゆく。
だが、しかし、それよりも一瞬早く、開いた尿道目がけ、蛇はその丸っこい頭部を突き刺していた。
「ほっぐううううううううぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅッ
」
瞳孔を開き、プロイストは体中の筋を突っぱねて痙攣した。
「にょおおおおおおうどうぅぅぅぅぅっ! くひゅひええぇえぇえぇエエエエッ
尿道ファックされちゃいましたあぁぁ
くひいいぃぃぃザーメンが逆流してえ゛え゛え゛え゛え゛え゛ッ……んぐひいぃぃぃぃぃっ、チンポとキンタマが壊れちゃいますよおおぉぉぉォォォォォ
」
今にも放とうとしていた精液を封じられるばかりか、そのまま奥まで押し戻され、凄まじい苦痛が彼女を襲う。
だがそれも一瞬後には、本来有り得ない部分を犯されていると言う快感に変わり――失神寸前のプロイストは、予想以上の快感にのたうち回っていた。
「あ゛あ゛あ゛ッ
頭部が、私の尿道をずこずこ犯しまくってるうぅぅぅぅぅっ
ダメえへえぇえ、ダメですううぅぅぅ
尿道ファック大好きいいぃぃぃ
大好きすぎてイギ死ぬううぅぅぅぅぅっ
」
彼女にとって、尿道で快感を貪ると言う行為は初めてではなく、むしろこの頃はもっぱらそればかりを楽しんでいる。ただ、射精寸前でのそれは実に初体験であり、開閉する女陰から潮を吹いてしまうほどの絶頂感をもたらした。
「ほぎゅ
ふぎ
ふぎひひいいぃぃぃぃ
チンポおおぉぉっ、チンポおかしくなるうぅぅぅっ、私のデカチンポが、中から壊れてしまいますッ! はっがああぁああぁァァァァァ
うひいいぃぃぃ射精いぃぃぃ射精したいのに、チンポ汁逆流ううぅぅっ! ぶひゃひいいぃぃぃぃぃぃぃぃ……
」
手足をじたばたと動かし、快感と苦痛に悶絶するプロイスト。床に広がった柔らかな髪が、修復不可能なほどに乱れてゆく。
睾丸も、幹も、亀頭も、そして尿道さえも、蠢く蛇に犯され、彼女の男根は邪悪なオブジェと化して脈打っている。
そしてさらに、淫蛇はその身体全体を一回り膨らませ、より彼女の精神をズタボロに追い込む。
「あ゛ーッ……あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ーっ
膨らんでェエェっ……キンタマと、チンポの外と中から、むぎゅうってされてますううぅぅっ
ひはあぁっ、チンポ限界ッ、ドスケベなグロチンポ、もう限界ぃぃぃ
あ゛あ゛あ゛射精いぃぃ、ザーメンッ
チンポアクメしまくりたいですわあぁァァァ
……んもごぉぉぉっ!?」
ひっきりなしに淫語を叫び続けていた彼女の口に、するりと伸びてきた蛇の尾が入り込む。
「あ゛あ゛あ゛あ゛ッ
とうとうっ
とうとう来るんでふねえええぇええぇえぇェェェ
」
涙をぼろぼろと流しながら、彼女は最終段階への予兆に歓喜する。
とぎれとぎれの意識だと言うのに、彼女はツンと立った乳首と、濡れそぼる女陰に手を伸ばし、さらに自分の快感を高めようとする。
「おぐふううぅぅっ
乳首もオマンコもッ、敏感になりすぎてて、触っただけでイギますッ
お゛お゛お゛お゛ォォォっ、ん、ぶ、ひゅひいいぃぃぃぃぃぃっ!」
蛇の尾をくわえたまま、プロイストは淫猥な言霊で部屋を満たし続ける。
そして、尿道の最奥で彼女の熱肉を掻き回していた蛇の頭部が、大きくその口を開けた。
先ほど膨らんだ時に、蛇の身体全体はストロー状に中が空洞になっており、そのまま、尾の先端さえも開いてしまえば――
抑圧されていた濃厚な精液が、蛇の身体を通り、プロイストの口内へと凄まじい勢いで流れ込む。
ぶぼぼぼぼぼびゅるるるるるうっ! どぼぶっ、ぼぶびゅうっ、ぐびゅ、ぶびぶびゅるるぅっ!
「おぼぼぼぼぼぼぶひゅうううぅぅぅぅっ
ぶひ、ぐぶひいいぃぃぃっ
びゅ、ふ、ぶふ、ぶふふふううぅぅぅぅぅ
」
珍妙な叫び声を上げ、彼女は口内を満たす独特の苦みに顔をしかめる。だが、その目は異常快楽の悦びに満たされ、歪んだ笑みを見せていた。
「ほぶぶぶぶふううぅぅぅっ……んじゅずるうぅぅぅぅ、んぶふ、ぐぶ、ごぶぐうぅぅぅ
」
最初の数秒間こそ、彼女は自分の排出した精液を喜んで胃の腑まで飲み下していたが、
ぶっびゅうっ!
「ぐぶぴぃぃっ
」
その勢いと量に追いつかず、鼻から逆流させてしまう。白い鼻水を垂らすその姿はあまりに間抜けで、彼女の持つ高貴さを根こそぎ刮ぎ取ってしまう。
「ぶっ、う゛っ、ぶへえぇええぇェェェェっ!」
そしてとうとう精液ホースの先端を吐き出してしまった。
その結果、未だ噴き出し続けている白濁が彼女の顔面に降り注ぐことになったが、彼女は夢見心地のまま白痴顔でそれを浴び続けた。
ぶびゅ! ぼびゅるうぅっ! べぶびゅ、どぶびゅるううぅ、ぼぶびゅううっ!
「おぶふひいいぃぃぃぃぃぃ……
顔面でチンポ汁浴びてイッちゃいますぅぅぅぅぅ
へひ
へひひいいぃぃぃ
チンボアクメええぇえぇっ……! 臭い臭い、汚らしいチンポ汁、うぶふええぇぇっ……たあっぷり飲んじゃいましたァ……
」
ようやく訪れた射精の快感と、自分の精液を飲み、浴びるという倒錯感に、満足げに微笑むプロイスト。
「もう体中チンポ汁に汚されまくって……んおおおぉぉぉっ、ザーメン鼻水まで出してしまって、くひはああぁあ゛あ゛あ゛イグッ、まだチンポイグッ、チンポアクメ終わりませんッ
う゛う゛ひいいぃぃぃぃッ、ああああぁああぁぁぁぁぁ
」
既に床一面に精液が満ち、濃厚な匂いが充満している。例え感情のない機械兵でも、この惨状を見ればなんらかの動作不良を起こしてしまいそうなほど――そこは異常な淫らさに満ちた空間であった。
「私の特製濃厚どろどろチンポ汁ゥゥうぅぅっ……
もう鼻まで犯されて、チンポの匂いしか嗅げなくなってしまいましたぁァァァ
顔もチンポ汁まみれで、お、おううううぅぅっ、おほおおぉぉっ、まだチンポ汁ゥゥ、イキチンポまたっ……
びゅひいいぃぃぃっ
白濁汚汁で溺れるうぅっ!」
尿道、男根、睾丸には、未だに蛇が巻き付いたままである。継続する絶頂感に、プロイストはいちいち大仰に叫んで全身で快楽を享受する。
「もうダメですよおおぉぉぉ
これじゃ、シャワーを浴びても、鎧を着ていても、全身からザーメンの匂いが漂ってきて、私が変態ふたなりチンポアクメ中毒姫だって、バレちゃうわぁ……
」
顔中をどろどろにしながら、彼女は他の三将軍の顔を思い浮かべる。
烈火の戦士、ノーザ。陰鬱な策士、サスページ。氷の美女、ヴェスターヌ。
「あああ゛あ゛あ゛ッ
早く彼らに私の正体を知らせたいですよおおぉぉぅ
彼らの上に立つものとして、この私が、黄濁ドスケベふたなり練乳を、ぶっかけまくってあげたひいィィィィィィ
」
もう少しで、彼女は真実の姿を隠す必要がなくなる。
この機械が有れば、それまでの暇つぶし程度にはなるだろう――狂乱の絶頂に酔いしれながら、プロイストはぼんやりと考えていた。
「射精いいぃぃぃぃぃッ、射精いぃぃぃぃっ、締め付けられて歪んだ肉チンポからミルクひり出すううぅぅぅ
おうううぅぅ、おぶふううぅぅぅ
尿道もっと激しく犯してくださいぃぃっ……ヂンポがチンボでイキチンポしまくってますわはああぁぁあぁっ
あ゛あ゛ひ、あ゛ふううぅぅっ、キンタマが空っぽになるまで、射精しまくっちゃいますううぅぅぅぅぅぅっ
イクイクッ、イクううぅぅっ、チンポぉ、ォォォアクメまだ続くゥっ、チンポイクッ、チンポぉっ……んほおおぉぉオオオオオおおぉぉぉぉぉぉぉン
」
(後編へ続く)