双月堂家の伝統あるもてなし アリス編
アリス・キリエは双月堂家にとって大事なお客様であるので二人のメイドにより手厚いもてなしを受けることとなった。
訪れたそばからあれよあれよと浴室へと連れられ、すっかり衣服を脱がされて、アリスは呆然とマットの上に佇んでいる。
「アリス様のお体、セクシーダイナマイトですねー♪」
と、スポンジにたっぷりとソープを注ぎながら、メイドの一人、市松則恵は言う。
「お胸も大きいけれど、このお尻の存在感と言ったらもう♪ 押しつぶされたいですー」
そのスポンジを両手でたっぷりと泡立てながら、もう一人のメイド、寅野清子は言う。
「あ、ああ、うむ……」
目をぱちくりとさせながら、アリスは胡乱な返事をする。
見渡せば湯気の立ちこめる広い広い浴室。アリスの艶やかな黒髪が、よりしっとりと輝き始めている。
「それでその、これは一体何を」
「聞けばアリス様は研究一筋でろくにお風呂にも入れない生活を送っていらっしゃるとか」
「なんておかわいそうー」
実際の所、根が不精なので風呂に入るのを面倒がっているだけなのであるが――入らずにいると妹に叱られるので、一応、アリスの身体はそこそこ清潔である。
しかしそんな事情は二人のメイドにはまるでお構いなしのようであった。
「そこで私たちが誠心誠意を込めて、アリス様の身体をウォッシング&リフレッシュさせていただきます」
「ご奉仕、お任せ下さいー」
「んなっ」
唐突な展開に有無を言わせず、アリスは二人の手によってマットの上に寝そべらされた。
則恵はウェーブヘアで肉感的な、清子はボブカットで清楚な美少女だが、二人のマイペースな雰囲気はとても良く似通っていた。
無邪気ながらもどこか淫靡な笑顔を浮かべ、
「お体の、隅々まで」
「丹念に、キレイキレイさせていただきますね」
と、まるで一続きの言葉のように二人に言われた日には、性欲旺盛なアリスでなくとも、身体の一部分が強く反応してしまうことだろう。
「そっ……そんなことを、言われて、は」
アリスは口ごもり、両手で股間を押さえた。
妹の薬を常用し、生やしっぱなしにしている男根が、十本の指に包まれて痛々しいほどに反り返ってしまっている。さすがにアリスとて、会ったばかりのメイドを相手に、そそり立つ男根を晒せるほどに肝が太くはない。
「あらあらアリス様」
「どうぞお構いなく。堂々と、リラックスなさってください」
「ばかっ、そう言うわけに……あ、あっ」
それを見とがめた二人は、やんわりと――しかし抗えない力で、アリスの両手を剛直から引きはがした。
「あらあらあら♪」
「まあまあまあ♪」
露わになった男根を見て、メイド二人は妙に嬉しそうな声を上げる。
「だっ、み、見るなっ!」
アリスは頬を染めて声を荒げるが、二人の視線はじっと注がれたまま動かない。
「なんてお見事な包茎オチンポ♪ この分厚く頑固そうなチンボカバー、これは剥きがいが有りそうですねー」
「オキンタマもたっぷりずっしりしていてたまりません♪ 皺の一本一本まで、綺麗にして差し上げたいです」
もっさりとした濃いめの陰毛をたくわえたアリスの巨根は、二人の言葉を聞いて物欲しそうに痙攣する。
「うふふふふ、えっちなオチンポ様♪ 剥き剥きされたいのかなー? ゴシゴシされたいのかなー?」
「でもまだだぁめですよー♪ 先に、お体の方を洗わせていただきますねー」
「や、やめてくれ……お前達、人の話を聞けっ」
アリスの言葉などどこ吹く風、二人はそれぞれスポンジを手にすると、メイド服の袖を大きくまくり、上半身担当と下半身担当に別れ、アリスの身体を洗い始めた。
二人の手管はまさに巧妙で、マッサージも含めながらアリスの肉体を泡にまみれさせてまわる。年中疲労困憊のアリスにとって、それは、全く逆らう気を無くしてしまうほどに心地の良いものであった。
「はあ、ああ、ああ、ひぃ、ひいいぃ、うひ、うへえぇ……
」
「アリス様、お顔がとろけていらっしゃいますねー♪ 具合は如何ですか?」
「ああ……実に、いいぞ……」
「はい、足の裏も、指の間までしっかりちゅるちゅるにいたしますねー♪」
「あひっ、くすぐったいいぃっ……ふへえぇ……
」
「ああん、暴れないでください〜。さ、脇の下もキレイキレイ♪」
「んんふうぅ
これもくすぐった、ひへえぇ
脇、ダメだあぁ
」
「あらあら脇の下は性感帯でいらっしゃいますかぁ? じゃ、足の付け根はどうかな〜♪」
「んひうぅぅ
そ、そこもダメだっ! あ゛、あ゛へぇ
ち、チンポに来るゥ
チンポにズンズン来てしまうううぅぅぅ
」
「あれあれあれ? 乳首が硬くなって来ていますよ? ほぐしてさしあげますねー」
「いひゃあぁ
乳首ぃ……
コリコリゴシゴシされたら、ますます硬くなッ……あ゛ッ……ビリビリ来るっ……くはあぁぁぁ……おっぱいそんな、優しく揉まれたらッ……んへぁあぁ
」
「そうですよねー。むしろほぐれてくるのはこちらかな?」
「んひァ
あ、アヌスうぅ
そ、そこはいいっ、そこはいいからっ、うへへえぇぇぇ
」
「そうは参りませんよぅ、ご不浄ではありませんかー♪ はい、優しく撫で撫で、ぺたぺた♪」
「へあっ、へあっ、へああっ、へは
へは
アヌスが開いてしまふうぅぅ
んへはあぁぁぁ……
ケツマンコ弄られると、ボッキがキツくなってしまうう
おほっ
ボッキっ
チンポボッキひいいぃいぃいぃぃ
」
身体を起こされ、足を持ち上げられ――されるがままに、アリスは体中を温かい泡で包まされてゆく。
スポンジの柔らかい感触が太股を背中を滑らかに這い回り、気分は極楽、アリスはまさに桃色吐息であった。
「あっ、あっ、あっ、あへぇ
あへへえぇぇ
情けない声が出てしまう……体中に力が入らない……んへぇ……
なんて、気持ちの、良い……
」
股間を屹立させたまま、ぐったりと仰向けに寝そべっているアリス。全身はすっかり泡まみれで、照明を受けてつやつやと光り輝いている。
「あらかた終わったかなー?」
「終わったかなー? じゃあ、最後は」
そんな彼女を見下ろしながら、メイド二人は互いに顔を見合わせ、そして頷いた。
「オチンポぉ♪」
「オチンポぉ♪」
「んあああぁぁぉぉぉぅ
」
見事に重なった二人の声。それを聞いたアリスは、期待と興奮を含んだうなり声を上げる。
だがしかし、アリスの予想に反して二人は素直に男根に手を伸ばさず、改めてアリスの顔を覗き込む。
「さてさてアリス様」
「アリス様」
「念のために伺いますが」
「な、何だ……?」
男根への洗浄を心待ちにしていたアリスは、二人の神妙な様子に唾を飲み込んだ。
「アリス様の、この猛々しく勃起した熱くてスケベェなオチンポ様とオキンタマ」
「洗って♪ 剥いて♪ 揉んで♪ 扱いて♪ と、してしまっても、よろしいですか?」
問われるまでも無い――アリスは目を見開き、鼻息を荒げながら幾たびも頷く。
「いいえいいえ、お客様に失礼があっては私たちの首が飛びます」
「ぜひとも、しっかりと正確にお申し付け下さい」
「ぐ」
つまりは口で言えということ――アリスは一瞬だけ恥じらいに返答を詰まらせる。
だが、すっかり高ぶった肉体の疼きは、どうしようもなくこの続きを欲していた。
二人の巧みな手さばき指さばきでアリスの肉体はメロメロにとろけてしまっている。これを男根にされたらと思うだけで、アリスの肉欲棒は透明な蜜を垂らしてしまうのだった。
「さあさあ♪」
「どうぞどうぞ♪」
二人はアリスを後押しするかのように、両手を――合計二十本の指を、いやらしくも奇妙にくねらせて見せた。
「ああ、ああ、ああ、あ、あ〜〜〜
」
嬉し泣きするかのような吐息を漏らし、アリスは無意識に腰を揺らす。
これが例えば、この後に法外な金額を請求されるだとか、衆人環視の中であるだとか、何らかの甚大なリスクが有ったとしても、アリスはこう言ってしまっていたであろう――
「た、頼むぅ
チンポっ
チンポしてくれっ
そのいやらしくくねる指で、私のチンポを、泡でゴシゴシ
ゴリゴリ
綺麗に洗って欲しいっ
チンポ洗ってくれえ
んへえぇぇ
もう、勃起しすぎてツラいいぃ
キンタマ揉んでっ、キンタマ、キンタマ
包茎のムキムキも頼むぞぉ
とにかくもう、何でも良いから、私のこのドスケベにボッキした肉チンポぉ
射精いぃ
溜め込んだ臭い臭いザーメン汁を、射精させまくらせてくれええぇぇぇ
イカせてっ、チンポアクメさせてくれ
ひいいいぃぃぃぃチンポイキたいッ、チンポイキたいっ、チンポチンポチンポチンポおおおぉぉぅ
」
「はいはぁい
」
「かしこまりました
」
二人は、アリスの色情狂じみた言葉にさも嬉しそうに微笑むと、泡のたっぷりついた両手をアリスの股間に伸ばした。
「ひおほはあぁあぁぁぁぁぁ
」
細い指先で、優しく、穏やかに、泡を塗り広げてゆく。
「オチンポ、こんなにビキビキぃ
熱くて硬くて、ああ、私もこんないやらしいオチンポが欲しいよう
」
「キンタマもどっしりしていてステキだよう
つっつくとビクビクして、アリス様かわいいなー♪」
「ひ、ひ、ひ、ひー
ひへえぇ〜
ひぃ、ひぃ、んへぇ
ああ……凄い気持ちいいぞ……
最高の……気分……あへぇ
」
指の腹で幹を撫でられ、入り口をつつかれ、肉玉を転がされて、ぞくぞくと性感を高められるアリス。
このまま順当に行けば、クリームシチューの入った鍋をゆっくり傾けるかが如く、漏れるように射精してしまうことだろう。
だがしかし、二人のメイドは、互いに目配せをしあうと、その鍋をひっくり返す暴挙に出た。
まず則恵が幹を両手で掴み、下から上へと激しく擦り立てる。ソープによって摩擦の少なくなった男根を猛烈に扱き上げられ、アリスは目を見開いて腰を持ち上げた。
「ひぎひい
んぎいいいいいぃぃぃぃぃっ
い、いきなり何を、すっ、あ゛あ゛ああ゛あ゛あ゛ッはあぁああぁぁぁあぁぁぁ
チンポ抜けるッ、チンポ、そんなに強く擦られたら、チンポが抜けてしま、ひいいいぃぃぃぃぃ泡がにゅるにゅるして気持ちいひいいいぃぃぃぃぃぃん
」
「しっかり、綺麗にして差し上げますからねー♪ 真心込めて、オチンポ様をお磨き致します♪」
「違うッ、違う違う! こんなのチンポ洗い、チンポ洗いじゃないいいぃぃぃ
センズリいいぃぃぃぃぃぃ! チンポセンズリだぁあぁっ
センズリ、センズリいいぃ
センズリキツいいいいぃぃぃっ、もっと優しく、優しくチンポ洗いしてくれへえぇ
はへぇえぇぇ
いいいいイグイグイグイグううぅぅっ! チンポが、あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛爆発するようにイッてしまうううぅぅっ! ソープセンズリいぃぃ
」
遠慮呵責のない則恵の両手の動きに、アリスはびくんびくんと腰を弾けさせる。
「アリス様はオセンズリがお好みでいらっしゃいますかぁ?」
無理矢理に絶頂を近づかされ、泣き叫ぶアリスに対し、清子がのんびりと尋ねる。
「い、いやっ、こんな激しいのは御免だッ
はひいいいぃぃぃ
センズリキツすぎいぃぃっ
私のチンポが、ごっちゅごっちゅ泡だってコキまくられてるううぅぅぅ
」
「そうですか〜。ではこんなのは如何でしょう?」
何かを察した則恵の動きが急に緩やかになり、アリスはほっと一息をつく。
だがそれも束の間、今度は清子が睾丸を両手で包み、引き延ばすように下へと引っ張る。
勿論、それほど力を入れているわけではないので、両手はすぐにすっぽりと抜けてしまうが、清子はすぐにまた睾丸を包み直して、それを繰り返す。
すなわちそれは、さながらに――
「あ゛あ゛あ゛あ゛へひいぃ
私のキンタマが、せ、せ、せ、センズリいぃぃぃぃぃ
キンタマセンズリいいぃぃぃ
へひっ、へひいいぃぃ
そ、そんなの、気持ちよすぎるうううぅぅぅっ! キンタマをコクなんて、反則、反則だあっ
んあ゛へえぇえぇぇぇ〜っ
私の下品なプリプリキンタマ
チンポみたいにセンズられて、ザーメンがだっぽんだっぽん言ってるううぅぅぅっ
」
「オキンタマも、ごしごし洗って差し上げます♪ 愛を込めて、アリス様の肉タマ袋をクレンジング〜♪」
そして再び、則恵も男根責めを再開する。
泡まみれの手で肉竿も肉玉も激しく愛撫され、アリスは瞬く間に絶頂への階段を上り詰めた。
「んのお゛お゛お゛お゛お゛お゛
のへえぇえぇえ゛え゛え゛っ
そんなに私のキンタマ可愛がらないでくれぇ
そんなに私のドチンポいぢめないでくれえぇえぇ
ああああぁあぁっ
い、い、い、弄られまくってるうぅぅぅっ
マッサージされてチンポ洗いされて、下品にセンズリコキコキぃ
弄られまくりひいぃ
ひい゛い゛もうダメだっ! ダメだああぁぁあぁっ! チンポがチンポがチンポがチンポが来るうううぅぅぅっ! キンタマからぐつぐつのザーメンシチュー
すんごい濃いのを、たっぷりどっぴゅん出してしまうううぅぅぅぅ
う、う、うえへっ
うへへひいぃ
んへえぇえぇぇっ
ひい゛い゛い゛い゛、い゛い゛い゛い゛ッ、ひい゛ッへええぇえぇぇえぇえぇぇぇぇぇ〜〜〜〜〜〜
」
ぶどぼびゅううぅっ! どぼっびゅ、ぶっびゅ、でぼびゅうううぅぅっ!
アリスの言葉に間違いはなく、真っ白く濁った精液はまるでゼリーのような弾力性で、四方八方にばらまかれてゲル状に固まる。
「ああ、すごぉい♪」
「たくさん、出てるう♪」
「アリス様の端正なお顔が、あんなに可愛らしく乱れて♪」
「熱くボッキボッキしたオチンポ様が、ぶるんぶるん震えて♪」
その噴水を見て、二人のメイドはうっとりと恍惚の表情を浮かべた。
「ひっ
ひっ
ひぃ〜ひひひぃ
んへへえぇぇぇ……
チンポぉ
チンポイッてるううぅぅ……
射精チンポぉ
キンタマチンボぉ……
」
精液を撒き散らしながら、アリスは視線を明後日の方に向けて悶絶する。
「濃いのいっぱい、出しましたねー♪」
「すごい音で、おどびゅりましたねー♪」
二人のメイドは、アリスに気遣わしげな声を掛け、後戯であるかのように精液と泡に濡れた男根を優しくぬるぬると撫で回す。
「はぅはふううぅぅぅぅ
お゛ッ
お゛ッ
敏感なチンポ、優しくされるの、好きだぁぁ
ひいい゛い゛い゛ィ
う゛う゛、う゛う゛、う゛へえぇぇぇぇえぇ〜
」
達したアリスの脱力感を快感で彩りつつ――メイド服に泡が付くのも厭わずに、則恵はアリスに密着し、肌にこぼれた精液をねちょねちょと指で弄んでいる。
一方清子は、桶にたっぷりと適温の湯を汲んで、戻ってきた。
「はいアリス様、泡をお流しいたしますねー」
「ん……もう、終わりか」
アリスはぼんやりした瞳で身体を起こされる。
実のところ、ほんの少し、在る一点だけアリスには心残りがあったのだが、それを告げるにはまだ幾ばくかの羞恥が有ったし、得た快楽ももう充分であった。
シャワーではなく、柄杓と手によってゆっくりと情緒的に身体を流して貰い、アリスは身も心も生き返ったような気分になる。何の代価もなくこんな至福を得られるとは、なんと素晴らしい――と、そう思っていたのだが。
「さてアリス様アリス様♪ お体を拭いて差し上げます前に」
「私たちに、ご褒美をいただきとう御座います♪」
笑顔でそう言われ、アリスはギョッとする。と同時に、背筋に冷たいものが走る。
これだけのサービスを受けて無料だなどと、やはりそう上手く行くはずが無いのだ。要求されるのは金か、技術か、それとも肉体か――
戦々恐々とするアリスに、メイド二人は逆にきょとんとした顔を見せた。
「如何なさいましたかアリス様、お顔が青いですよ?」
「ご褒美いただけませんか? でしたら、我慢いたしますけれど」
「我慢、する?」
清子の言葉に疑問を持ち、アリスは念のために尋ねてみることにした。
「その……なんだ。お前達が欲しがっているご褒美と言うのは」
「それは勿論♪ アリス様のオチンポを」
「私たちの口に含ませていただきたいのです♪」
「なっ!?」
予想外の答えに、アリスは呆然とする。
しかしそんなアリスの態度を否定と受け取ったのか、二人はみるみるしゅんとして、表情を曇らせる。
「洗っても剥けてくれなかったアリス様のガンコなオチンポ皮を剥き剥きして、たっぷり溜まったオチンポチーズをべろべろむしゃぶりたかったのですがあ……」
「揉み揉み洗ってたゆんと伸びきったアリス様のオキンタマキャンディをあむっと食べて、口の中で転がして舐めまくりたかったのですがあ……」
「無理強いは出来ませんねー」
「我慢するしかないですねー」
「残念ですう」
「無念ですう」
「ん……ぁ、ほぉぅ……
」
二人の言葉を聞いて、アリスの男根が瞬く間に熱を帯びてゆく。
先ほどアリスが懸念していたことと言うのが、何を隠そう、男根の包茎が剥かれていなかったことであるのだ。
さらには、睾丸はアリスの性感帯の中で、最も強烈な快感を与えてくれる部位である。
それを、二人の美少女に口奉仕して貰える――その上彼女たちは、それをご褒美と呼んで熱烈に欲している、とあっては、断る理由など何もない。むしろ、こちらこそ猛烈にそれを望むくらいだ。
だが、一度断った――と誤解させてしまった手前もあり、アリスは一度咳払いをすると、わざわざ仰々しく告げる。
「ん、うむ。そうだな、お前達がそこまでいうのであれば、チンポの皮を、む、剥かせてやっても……
いいぞ」
「ええっ♪」
「本当ですか♪」
途端に、花が開くようにパッと表情を輝かせる則恵と清子。アリスは自分の表情が期待に崩れるのを必死で堪えながら、重々しく頷いた。
「ああ……好きにすればいい」
「有り難う御座います有り難う御座います♪ 嬉しくて身体が火照ってしまいますぅ……」
「こんな立派な包茎勃起チンポを舐めさせていただけるなんて、幸せこの上ありません♪」
熱を帯びた瞳をアリスに向けて、扇情的な言葉を連ねる二人。アリスが逃げるとでも思っているのか、二人は両サイドからアリスの太股をがっちりと抱え込み、頭部を股間に近づけた。
「ん〜……ちゅうっ♪」
「ちゅうっ、ちゅぱぁ♪」
また、則恵が竿、清子が玉と役割分担するのかと思いきや、二人が同時に亀頭に口づけをしてきたので、アリスは少し驚いた。しかしそれもまた、大歓迎である。
二人のキスは優しく静かに始まり、ぞくぞくとアリスの神経を高ぶらせてゆく。
一度湯に流された男根が、二人の唾液にしっとりと濡れそぼると、いよいよとばかりにメイド達は舌を伸ばし始める。
「ほぐっ
んぐふぉおぉぉぉぉぉぅっ
舌、舌が、二本もおおぉぉ
熱くてヌルッとした舌が、わ、私のチンポ皮の中に侵入してきて……えひひいいぃぃぃぃっ
皮の中が、お、犯されてるううぅぅぅっ
包茎チンポが、無理矢理メリメリこじ開けられて、皮の中レイプうぅぅ
恥ずかしい包茎チンポベロベロぺろぺろレイプされてえぇえぇぇぇぇっ、くひいいぃぃぃぃ
」
とがらせた舌を一気に皮の中に差し込むと、アリスは腰を揺すって快感に暴れ始めた。
メイド二人はアリスの太股をしっかり抱えたまま、より興奮した様子で舌を動かし始める。
「んへあぁっ
んじゅるうぅぅぅっ
オチンポのカスがいっぱいい
こってりしてて、舌にぴりぴり来ちゃうよぉ
アリス様のチンポチーズ、美味でございます
」
「ひふっ、すん、すんすんっ
分厚いお皮が剥けて行くほどに、芳醇な匂いが鼻に突き刺さってくるよぉ
チンポ、チンポぉ、アリス様のチンポの匂いいぃ
苦くて酸っぱくてつうんとしていて、強烈にかぐわしいです
」
二人は、互いの息が混じり合うくらいに顔を寄せ合って、アリスの皮の中で舌を滑らせる。そんな光景を目に、罵倒のような賞賛を耳にして、アリスは逃れられようもない快感に上半身をくねらせていた。
「ひぃっ、ひ、ひおおおぉ、ひぉほぉ
皮が、剥かれてくうぅ……舌で、メリメリ剥かれ、んぎひいいぃぃぃぃぃ
チンポ掃除ぃっ、チンポを掃除されるのが、気持ちよくて気持ちよくてぇ、い゛い゛い゛い゛へえぇぇ
い、イッ、またイグっ、またザーメン出し、て、しま、ふひぃ
」
「あっ、あっ、どうぞご遠慮なくお出し下さい♪ 濃くて甘ぁいアリス様のチンポクリーム……一滴残らず、啜らせていただきます♪」
アリスが絶頂の近づきを告げると、則恵はぱっと舌を引っ込めて、鈴口に唇を被せる。そうして、頬をすぼめ、訪れる精液を待ちきれずに先汁を吸い出し始めた。
「ああっ、則恵ちゃんたら抜け駆け〜! いいよぉ、じゃ、カリ首に最後までへばりついてる美味しい美味しいチンカス……
私が独り占めしちゃうもん♪」
清子は、則恵に触発されたかのように、僅かに剥け残っていた皮を唇で引きずり降ろすと、露出したカリ首を猛烈に舌先で刮ぐ。
「ほぎっ
ほぎっひっ
ずる剥けチンボおおぉぉぉぉぉっ
か、カリ首そんなにされたらっ、ひっ、チンポがおかしくなってしまうううぅぅぅっ
あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛
あ゛へおおおおおおぉぉぉぉぉおぉぉぉぅ
い、今出すっ、今出すううぅっ、今すぐチンポ汁出すから、ちゅうちゅう吸わないでくれっ
チンポの穴を吸わないでっ
あひっ
あひひひいぃぃっ
チンポストロー吸われて過保護カリ首いぢめられてへえぇ
いいいイクッ、イクッ、アクメするっ、チンポが、イクッ
無理矢理にザーメン、搾られるうううぅぅぅぅぅぅぅっ
」
どっびゅりゅっ! どぶびゅうっ、ぐびゅっ、びゅじゅううっ! ぶびゅびっ!
二度目の射精。快感の余りアリスは目玉をひっくり返し、マットに爪を立てる。
さっぱりしたはずの身体から再び汗が滲み始め、女陰からはぷしゅぷしゅと断続的に愛液の飛沫が上がった。
「ほぶっ♪ んぐ、んちゅうっ、んじゅるるるうぅっ、んじゅううぅ
濃ひいぃ
」
またも大量の精液が噴き出したはずであるが、則恵はそれを一滴も零さず、嬉しそうに吸い上げる。
「ああん♪ やっぱりうらやましいなっ♪ 則恵ちゃん、ちょっと分けてよお
」
「しょうがないなあ……はい、少しだけだよ?」
「わあ♪ んちゅっ、んちゅるうぅぅ……美味ひぃよぉ
」
清子の懇願を受け、則恵はウィンクをして少し唇をずらし、彼女の唇を迎え入れた。
二人は共に亀頭に口づけをしつつ、だくだくと溢れる精液を音を立てて啜る。
「へああっ
へあ、へあはぁ
ああ、ああ、ああ、ああ
極楽、だ……
おひぃぇぇぇぇ
」
アリスの欲望が膨大な快楽に変換されてゆく。絶頂の大波が去った後でも、美少女二人に男根を吸われ、アリスは熱に浮かされたように腰を震わせていた。
「んふっ、ごちそうさまでした♪」
「とても、美味しゅう御座いました♪」
「あ、ああ……うん……
」
ちゅぽんと亀頭から口を離した二人の言葉に、アリスは、妹にさえ滅多に聞かせない甘えた声を出してしまう。
「それでそのう、アリス様?」
「よろしければ、もっとご褒美を……♪」
二人もまた、甘ったるい声を出し、アリスに懇願する。その指先は、だらしなく伸びきっているたっぷりとした睾丸をついついとなぞっている。
「ああっ、是非ぃ
是非頼むっ
私のぷりぷりしたエロ肉キンタマ、てろてろになってしまうまで、おしゃぶりしまくってくれへえぇ
」
矢も楯もたまらず、アリスは叫ぶ。唇の端に付いた精液を舐め取りながら、二人はにんまりと微笑んだ。
抱えた太股の裏へと移動し、二人はまたしても顔を寄せ合い、大きく口を開け――期待に打ち震えるアリスの睾丸を、それぞれ一つずつ飲み込む。
「はもっ♪」
「あむっ♪」
「あ゛あ゛あ゛あ゛ッはあああぁぁぁあぁぁぁ
キンタマッ、キンタマが来たあぁぁぁっ、キンタマはあぁあぁぁぁぁぁぁぁああぁっ
私のいやらしいキンタマが、おっ、おっ、おおお゛お゛
いっこずつ、しゃぶられてるううぅぅっ
」
「アリス様のキンタマ
口の中に一杯で……ほぐうぅ
微かに石けんの味ぃ♪」
「んーん、こうしてじゅっぽじゅっぽ啜ると、ちゃんとタマ肉の味がするよぉ♪ んぶ、ほぶ、んじゅるるるるぼぉ
」
「ほひ、ほっひいいぃぃ
キンタマ、舌で転がされてぇ……
いい、いいひーっ
チンポにズンズンって来るうぅぅっ……気持ち、良すぎ、るうぅぅぅっ
んへぇっ
」
伸びきった皮に包まれたアリスの睾丸は、二人の口の中にすっかり隠れてしまっているが、二人の口がもごもごとひっきりなしに動いているのを見れば、どれだけの刺激が与えられているか想像するのは容易であろう。
虚ろな瞳と歪んだ笑みを浮かべ、アリスは全身を痙攣させて快感に悶える。唾液に濡れた赤黒い男根は二度の射精を迎えた後でも全く硬さを失っておらず、二人の熱情的な睾丸奉仕を受けて白濁の混じった先汁をとろとろと流している。
「あもおおぉぉ
生肉キンタマ美味しいよぉぉ
舌でつっつきながら、唇でうにうにしちゃうぅ
」
「じゃあ私は、思いっきり吸い込んじゃおうっと
はむぅっ、んむ、んもぉぉぉぉっ
」
「ふひいぃぃぃ
ひっ、ひっ、ひーっ
キンタマが左と右とで別々に弄られて……ひぐっ! い゛ッい゛ッ、い゛ッイ゛く
ご褒美キンタマ責められてぇえぇ
生臭いザー汁が、も、もれっ、漏れるうぅぅ
キンタマ汁が出てしまううぅっ
ひっ、ひいいぃぃ
三度目の射精ぃぃ……キツいいぃぃっ
チンポがもう無理いいぃぃっ!」
「あもっ……厳しいですかあ?」
「ほむぅ……お止めになりますう?」
アリスの苦しげな声を聞いて、二人は念のために問いかけるが――アリスの返答は、二人の期待を裏切らないものであった。
「い、いやっ
このまま射精出来ないなんてもっといやだっ
もっとキンタマ
キンタマ
私のスケベなザーメンタンクを、気持ちよくしてくれえっ
そして、射精、射精、射精、射精いいぃぃぃぃぃ
チンポ汁を、たっぷんキンタマがカラになるまで、どぶどぶ搾り出して欲しいっ
」
「それはもう……んじゅるるるぽっ♪」
「お任せ下さい……ほぶじゅるるるうぅ♪」
「美味しい美味しいアリス様のキンタマ♪」
「味が無くなるまで、しゃぶらせていただきます♪」
「んへええええぇぇぇぇぇ
キンタマが、左右に引っ張られてッ、タマぁあっ、キンタマがすごいいいぃぃっ
キンタマが、とろけてしまうううぅぅ……あ゛あ゛あ゛ひっ
あ゛あ゛ひいいぃぃひひいぃぃ
そんな猛烈に吸われたらッ、お゛お゛ッ、射精、あ゛あ゛あ゛あ゛は
キンタマアクメええぇ
美味いか、私のキンタマはそんなに美味いのかッ
バラバラの方向に引っ張られてしゃぶられまくって
イクッ、イクイクイクイクぅ
チンポ汁ッ、出るううぅぅぅっ、ほおおおぉぉおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉおぉぉっ
」
どびぶびゅうううぅぅぅっ! ぶびゅっびゅ、ぐびゅ、どびゅるううぅぅっ! びぶびゅううぅっ!
「あはっ……凄いぃ
オチンポザーメン、顔に掛かってるよぉ
」
「生の匂いぃ……
最高のご褒美です、アリス様ぁ
もっとぶっかけてください
」
三度目だというのに尚強烈な勢いで放たれるアリスの精液。
飛び散ったそれを顔中に浴び、二人はうっとりと目を細めた。
「あ゛あ゛、へあ、ほひへえぇぇぇえぇぇ
んへっ、へ、へひいいぃ
キンタマっ、キンタマ、キンタマ良かったあぁ
キンタマ気持ち良かったあぁぁあぁぁ
こんなにチンポを愛して貰ったのは、初めてだあぁぁ……
」
と、彼女を愛するとある人物が聞いたら嫉妬に怒り狂いそうなセリフを吐いて、アリスは全身を脱力させる。
射精したばかりで猛々しくとがっている男根と対照的に、唾液まみれの睾丸は、普段の3割り増しくらいにだらしなく垂れ下がって、ほっこりと湯気を立てていた。
「お疲れ様でしたアリス様♪」
「それでは最後に、お肉棒に付いたホワイトソースを」
「裏筋、カリ首、鈴口、血管、陰毛と、じっくりと丁寧に」
「舐め取らせていただきます♪」
「んなああぁぁぁぁっ
これ、以上、またそんなことをされ、たら、ああああ
へおおおお
へおおおおおぉぉ〜っ
ほっへえぇえぇぇぇえぇぇえぇぇぇ
」
こうしてアリスは、生涯にも類を見ない天上の快楽を与えられ――
結局何をしに来たのかも分からないまま、虚ろな笑みを浮かべて双月堂邸を後にしたのであった。
(終わり)