祐一、あゆにマッサージする。
はじめまして〜
あゆゼロかすたむです・・そう言う事にしておいてください。
それでは、どうぞ〜
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ふあ〜〜〜〜〜〜〜眠い・・・
昼飯も食ったし、
なーんにもすることがないなぁ
秋子さんと名雪は仲良くショッピングに行ったみたいだしなぁ〜
・・・・・暇だな。
そういえば、あゆの奴が試験勉強を一緒にやろうって言ってたな・・・
お昼を食べてから来るって言ってたのに
遅いな・・・、なにやってるんだあいつは・・
ピンポーン
おっ来たみたいだな
よしよし
「よく来たな、あゆ」
「こんにちは祐一くん」
「なにから始めようか?祐一君」
「そうだな・・、まずは保健体育から・・」
「そんなの試験科目にないよっ」
「なにっ!そうなのかっ!!」
「そうだよっ」
「それは残念だなぁ」
「ちっとも残念じゃないよっ」
まぁ、そんなこんなで、俺の部屋で真面目?に勉強していたのだが
さすがにちょっと・・・いや・・かなり疲れてきたので
休憩でもしようかとあゆに声を掛ける
「あゆ、疲れたから休憩にしないか?」
「そうだね」
「ついでに小腹もすいたから、下降りてなんか食うか?」
「ボク、たいやきがいいよっ」
「また、たいやきを食うのか?」
「うん☆ボクたいやきが一番好きだよ!」
いくら好きだからって・・いい加減に飽きないのだろうか?
「うぐぅ、おいしいよ〜。いつもありがとう秋子さん☆」
どうやら飽きないようだな・・・
それにしても秋子さん、いつの間にたいやきなんか用意してたんだろうか?
朝にはなかったはずだが・・・
・・・まぁ、気にしてもしょうがないな(秋子さんの事だしな)
おいしければそれでいいもんな
しばらくして
二人ともお腹一杯になり、食後のお茶を飲んでいる時
「なあ、あゆ。肩揉んでやろうか」
いきなりそんな事を聞いてみた。
「うぐぅ?祐一君。いきなりどうしたの」
あゆが不思議そうな顔で俺の顔を見る
「ただなんとなくな」
「だったらボク、別に肩なんてこってないからいいよ」
「いいから遠慮するな、それとも俺に肩を揉まれるのがそんなに嫌なのか?」
「うぐぅ、そんなことないけど・・」
「俺の、マッサージはなかなか評判が良いんだぞ」
「本当に?」
「本当だ」
「う〜〜ん・・・」
「だから肩、揉ませてくれるよな、あゆ」
「でも・・なんか祐一君に悪いよ・・」
「気にするなって、俺があゆの肩を揉んでやりたいだけなんだからな」
まったく・・あゆの悪い癖だ
すぐに遠慮するんだからな
俺に遠慮してどうするんだ・・まったく・・
!!!・・・まさか・・まさかとは思うが・・
俺の輝かしいマッサージ伝説(一部悪行アリ)を知ってるんじゃないだろうな・・・
だとしたら、一体どこでそれを・・・
秋子さんは言わないだろうし・・
名雪も・・・・言うわけない(言えるわけがない)よな、絶対に・・
舞と佐祐理さんとは面識はないはずだから・・・
まさか香里から!!・・・・うーむ、ありえるな・・
あの小悪魔・・いや!デビルかおりんなら・・・
いや・・それはないな・・・
香里からなにか聞いてるんだったら、あゆだったらすぐに顔に出るはずだからな
「どうしたの祐一くん?考え事?」
「うん?ああ・・なんでもないぞ」
「本当に?」
「本当だ。そろそろ始めたいから、リビングのソファーに座ってくれ、あゆ」
「うん、わかったよ」
そう言って俺はあゆの背中を押しながら、
リビングまで行き、ソファーにストンと座らせる
あゆのやつ・・少し緊張してるみたいだな・・
「安心しろ、こう見えてもマッサージには結構自信があるんだからな」
「そうなんだ・・ボク全然知らなかったよ・・」
「ほらっ、リラックスしろあゆ。それじゃ肩が揉めないじゃないか」
「あっうん・・わかったよ、祐一君」
そう言いながら改めて深くソファーに腰掛けるあゆ
「あゆ、ちょっと両手を上げてみてくれ。ばんざいするみたいにな」
「えっ、こうでいいのかな」
俺はあゆの緊張をほぐす為、ちょっといたづらをしてやることにした
あくまでも緊張をほぐす為だからな・・あくまでも・・
あゆはというと、俺の言葉に何の疑いもなく
素直に両手を上げている
「それじゃあ、マッサージ始めるぞ」
「うん、お願いするよ。祐一君」
「まず手始めに・・・・・こうだ!」
俺はそう言うと同時に、あゆの脇の下をくすぐり始めた
こちょこちょこちょこちょ・・・
「ひゃうっ!?」
おっ、声が可愛いぞ・・
こちょこちょこちょこちょこちょ・・・
こちょこちょこちょこちょこちょ・・・
「あっあん☆、ゆ、祐一君・・・な、なにを・・するんだよ・・・くっくすぐったいよ〜〜・・」
おっ、今度は色っぽい声をあげたぞ
ならば・・・・・今度はこうだ!!
俺は脇の下をくすぐっていた手を、少しだけ前の方にずらした、あくまで少しだけだぞ!
ふにゅ☆
おっ、なんか柔らかいぞ・・・
むにゅ☆
あゆのやつ・・・以外とあるな・・・
ふにょ☆むにゅ☆・・・もみもみもみ・・・
これがどうして、なかなか・・
は〜〜〜〜やーらかくて気持ちいいな〜
もみもみもみもみもみ
もみもみもみもみもみ
ほんまやーらかくて気持ちいいなぁ〜〜
って、俺は一体何をやってるんだっ
あゆの緊張をほぐしてやるんじゃなかったのか!
でも、気持ち良かった〜・・・はっ、違う!違うぞ!!
我に返った俺は
あゆをくすぐっていた(あくまでくすぐっていた)手を止めると
恐る恐るあゆの顔を見てみることにした
ちなみにあゆはさっきから一言も発していない
ゆっくりとあゆの顔をのぞいてみると
あゆは真っ赤な顔をしてうつむいていた
だが、俺と目が合うと
「ひどいよ、祐一君っ、いきなりなんて事するんだよっ!!」
と、胸元を手で押さえながら俺のほうに振り返り
凄い剣幕で怒ってきた
だが俺は、何故かあゆの抗議の声に耳を貸さずに
怒っているのに顔がちっとも怖くないのが
あゆらしくてかわいいなぁ
なんて事を考えていたりした
「祐一君っ、何にやけた顔してるんだよっ、ボクは怒ってるんだよっ、もう!!」
そんな俺を見て、あゆが顔をさらに真っ赤にさせてプンスカプンスカと怒ってきた
「俺はにやけた顔なんかしてないぞ」
そのあゆの怒りの抗議に対して俺は真面目な顔でそう答えた・・つもりだった
「絶対、にやけた顔してるよっ!」
「それにどんなに真面目な顔してるつもりでも、目が笑ってるんだよ、祐一君の場合はっ!!」
そんなこと言われても困るんだが・・、
なにせこれは俺の性分だからなぁ。
心の中でそう苦笑しながら俺はあゆに言い返す。
「そんなことないぞ、あゆあゆ」
「ボクはあゆあゆじゃないもん!って今はそんな事いってるんじゃないんだよっ!!」
「ちなみに俺は、あゆあゆって名前じゃないからな」
「そんなの当たり前だよ!・・・うぐぅ・・・もういいよっ、祐一君なんて大っ嫌いだよっ!!!」
あゆはそう言い放つと、プイッと顔を逸らしてしまった
「おい、あゆ。あゆさーん。あゆあゆ〜〜」
しかもどんな声を掛けても、返事さえしてくれなくなってしまった
どうやらマジであゆのご機嫌を損ねてしまったらしい
しかも、ぐすっ、ぐすっと泣いているみたいだな
まさか泣くほどの事とは思わなかった・・・
「うぐっ、ひどいよ・・祐一君・・・ひどいよ・・」
「えぐっ、うっ、・・・・・」
「なぁあゆ・・」
「うっうっ・・・・えぐっ・・うぐっ・・・」
俺は本気で悪い事をしたと思ったので
「あゆ、すまん。俺が悪かった許してくれ」
あゆに向かって手を合わせるようにして頭を下げて謝る
すると
「本当に・・ぐすっ・・・悪いと・・うぐっ・・思ってる・・の、祐一・・君」
俺のほうに振り返りながらそう言うあゆ
目には大粒の涙を浮かべている・・
マジで悪かったよ・・あゆ・・
「ごめん、あゆ」
俺はもう一度、あゆに向かって謝る
「本当にそう思ってるの?祐一君」
「本当にそう思ってるぞ、あゆ」
「だったらもういいよ。でも、もう2度とあんな事しないでね、祐一君」
「わかった、約束する」
「うんっ、約束だよっ」
頷き、涙をぬぐいながら
にっこり笑って、嬉しそうにそう言うあゆ。
さっきまで泣いていた子が、もう泣き止んでいる。
こういう子供みたいな所もあゆらしくてかわいいな・・
それにやっぱりあゆには笑顔が1番似合ってるよな・・
なんて事を思っていると、
「それじゃマッサージお願いするね。祐一君」
俺の顔をまっすぐ見つめながら、
あゆが元気よく声を掛けてきた。
「わかった、お詫びに誠心誠意、真心をこめてやらせてもらうからな」
俺は、あゆに向かって真剣な顔でそう言った
まっ、あゆを怒らせたのは計算外だったし
あゆを泣かせたのはもっと計算外だったが・・
機嫌も直ったみたいだし、とりあえずオーケーという事にしておこう
もう絶対にしないからな、あゆ
そんな事を思いながら、俺はあゆの肩を揉むべく気合を入れなおしていた
「よし!!それじゃあ、肩揉みを始めるぞ!」
「うんっ。お願いするよっ、祐一君」
おしまいだよっ
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あとがき
・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・
はう〜
「このSSの事、忘れてくださいっ」
始めはちゃんと書いてたはずなのに、
どうしてこんなのになったのかさっぱりわかりません(汗)
おわりかたが中途半端だし、
なにより、マッサージを全然してないのも問題ですね(汗汗)
なにかおかしな所があったら、容赦なく突っ込んでください。
すぐ、手直ししますので。
ごめんなさい、F.coolさん
というわけで
それでは〜〜〜
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