愛のコント劇場『秋子さんのご飯が美味しい理由』
※えっちです。
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午後十一時 珍しく勉学に勤しむ俺
「ふう」
区切りがついたところで 一息入れることにした
「コーヒーでも飲むか」
そう思い立ち 一階に向かう
居間にはまだ電気が点いていた
「あら 祐一さん」
「秋子さん」
お風呂上がりらしく ほんのり湯気を立てながら パジャマ姿で微笑む秋子さん
「どうかなさったんですか」
「えっと コーヒーでも飲もうと思って」
「分かりました ちょっと待っていて下さいね」
「あっ 自分でやりますよ」
「いいんですよ 祐一さんはゆっくりなさっていて下さい」
秋子さんはにっこり微笑んでそう言うと 台所に消えて 一分もせずに戻ってきた
「お待たせしました」
コーヒーで満たされたマグカップを テーブルに置く秋子さん
立ちのぼる湯気に乗って 芳ばしい匂いが漂う
「ありがとうございます秋子さん わざわざすみません」
「どういたしまして」
「じゃあ いただきます」
「どうぞ 召し上がって下さい」
秋子さんの煎れてくれたコーヒーを飲む
「うん 美味いですよ」
「うふふ ありがとうございます」
少女のように可愛らしく顔をほころばせて微笑む秋子さん
俺はコーヒーにはうるさい方だが 秋子さんの煎れるコーヒーは文句なしに美味い
コーヒーに限らず どうして秋子さんの作る料理はこんなに美味いのだろう
「祐一さん お腹は空いていませんか」
「えっと はい 少し」
「では 何かお夜食でも作りましょうか」
秋子さんはそう言うと エプロンを躰に纏った
「え いいですよ」
「簡単なものを作りますね」
秋子さんはにっこり微笑むと 再度台所に消えた
また一分もせずに 秋子さんは戻ってきた
「お待たせしました」
サンドイッチとコーンスープと雑炊がテーブルに並べられる
秋子さんは にっこり微笑んで
「どれでも お好きなものを召し上がって下さい」
「はあ」
俺は少し考え込んで
「えっと じゃあ」
腕を伸ばして それを手に取る
「秋子さんをいただきます」
「了承」
「どうぞ 遠慮なく召し上がって下さい」
「いただきます」
行儀悪く ソファーで横になって食べた
よく熟れて脂が乗っていて そのうえ汁っ気が多くて 最高に美味だった
「秋子さん」
「はぁ はぁ はい なんでしょう」
「お代わりしていいですか」
「了承」
八回お代わりした
テーブルの上で躍り食いをした
床に寝転がって 荒々しく犬食いをした
場所を変えて お風呂場や台所でも食べた
それでも全然 満腹にならなかった
「秋子さん」
「はぁ ふぅ はぁ ふぅ はい なんでしょう」
「テイクアウトできますか」
「了承」
お持ち帰りをした
途中 我慢できず 階段で立ち食いをした
部屋に持ち帰った後 朝まで味わい尽くした
勿論 満腹にならなかった
「ごちそうさまでした」
「お粗末様でした」
翌日の晩 部屋で寝る準備をしていると
「祐一さん お夜食はいかがですか?」
デリバリーサービスが来た
「いただきます」
サービスしてもらった
夜食に秋子さんをいただくのが定例になった
翌日 学校から帰ってきて 居間にいる秋子さんに呼び掛けた
「秋子さん」
「はい」
「晩ご飯の前に おやつを食べたいんですけど」
「了承」
おやつの時間にも 秋子さんをいただくようになった
翌々日 早朝
「おはようございます秋子さん」
「あら祐一さん おはようございます 今日は早いんですね」
「ええ 腹が減っちゃって」
「朝ご飯の前に つまみ食いしていいですか」
「了承」
朝ご飯の前にも いただくようになった
五日目 学校帰り 買い物途中の秋子さんに逢い ホテルに入って食べた
六日目 夜 疲れていたから三回お代わりしてやめようとしたら 秋子さんに無理矢理食べさせられた
七日目 おやつの時間 昨夜のお返しにベランダに出て無理矢理食べた
八日目 昨日ベランダで食べたのが病み付きになって ベランダに出て食べまくった
九日目 学校帰り また秋子さんに出逢って 公園で立ち食いをした
十日目 名雪が泊まりで帰ってこないから 朝から一日中秋子さんを食べていた
十一日目 昨日と同じ
十二日目 おやつの時間 居間で秋子さんをいただいている最中 名雪が帰ってきた
夜食とおやつのメニューが 親子丼になった
《今日の議題:秋子さんのご飯が美味しい理由》
結論:秋子さん自身が美味しいから
愛のコント劇場『秋子さんのご飯が美味しい理由』 おしまい
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星牙でございます。
マキ「マネージャーの小原マキです」
えっちぃ描写無しで、どれだけえっちく出来るか試みてみました。
マキ「みましたじゃない」
汁っ気とゆー単語にいやらしさを感じてくれると嬉しい。
マキ「…ぬおお、頭痛が痛い」
これぐらいなら、15禁とかの規制なしでもいいと思うんだけどどうかな。
マキ「わらわに訊くなぁぁっ!」
お読みいただきありがとうございました。
マキ「それでは、ご機嫌よう」
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