愛のコント劇場『お茶目な秋子さん 甘えん坊編前編』

 ※えっちです。

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 朝の弱い日射しが、閉じられたカーテン越しに室内に差し込む。
「……」
 フローリングの床に敷かれた布団に身を沈め、祐一は半覚醒のまま、薄暗い天井を眺めていた。
「そろそろかな」
 祐一がそう小さく呟くのとほぼ同時に、ドアが控えめにノックされる。祐一は掛け布団を鼻先まで引き上げ、目蓋を閉じた。
「パパぁ、朝ですよ〜」
 トントン、と慎ましげに叩く音に混じって、秋子の声がドアの向こうから聞こえてきた。
「起きてないの? じゃあ、入っちゃいますよ〜?」
 浮き浮きと弾んだ声で秋子はそう呟き、嬉しさを隠しきれない様子でドアを開けた。
「うふふ〜」
 小さな躰にエプロンを巻いた格好の秋子は、くすくす笑いながら祐一の部屋に脚を踏み入れた。

「お休み中ですか〜?」
 とてとてと祐一の寝る布団に近付く秋子。
「パパ、パ〜パ〜。朝ですよ〜、起っきする時間で〜す」
 起こそうという意志の感じられない、小さな呟きを繰り返しながら、秋子は祐一の布団を覗き込んだ。
「パパ、寝てる? …ふふふ」
 口元に手を添えてくすくす含み笑った秋子は、掛け布団の端を持ち上げて、流れるように躰を滑り込ませた。
「んしょ…すぅ」
 秋子は居住まいを正して、大きく息を吸い込むと、恍惚とした微笑を浮かべた。
「あふぅ…パパの匂い〜…」
 うずうずと身悶え、うっとりと『女』の表情を浮かべる秋子。

 秋子はひとしきり深呼吸をすると、ぐるっと躰を回転させ、祐一の寝顔を間近に見つめ始めた。
「あぁん…パパぁ…♪」
 ほほを桜色に紅潮させ、酔ったような表情を浮かべながら、秋子はそろそろと手を伸ばし、祐一の顔に触れた。
「はぅ…」
 秋子の小さなな指にほほを撫でられながら、寝たふりを続ける祐一。
「んん〜ん、パパぁ…」
 じきに祐一の顔に触れることだけで満足できなくなった秋子は、にじり寄って更に祐一に近付いた。
「んんっ…うふぅ」
 祐一の体温を間近に感じ、酩酊したような媚笑を浮かべる秋子。

「…パパぁ…」
 秋子がふらふらと祐一に向けて腕を伸ばした瞬間、
「ていっ」
 祐一は眼を開けると、秋子の腕を掴んで引っ張り、素早く組み伏せた。
「きゃっ! …ぱ、パパ?」
 仰向けに寝かされた秋子は、瞳を丸くして祐一を見上げる。

 やがて、祐一が寝たふりをしていたことに気付き、秋子の表情が子どもっぽいものに変わる。
「あー、パパ、ずるいっ。秋子が来ているのを分かってて、寝たふりしてたんだ〜」
 祐一は苦笑して、
「寝ている俺に悪戯をしようとした秋子に、そんなことを言われたくないな」
「はにゅっ…違うよぅ、いたずらなんてしないもん…」
 恥ずかしそうに瞳を泳がせながら、人差し指を突っつき合わせる秋子。

「まあ、いいや」
 祐一はあっさりとそう言うと、秋子の服に手を掛けた。
「あっ、パパ…きゃっ」
 祐一の意図を読み取った秋子のほほが、仄かな桜色に染まる。
「…あっ…いやん」
 エプロンが剥ぎ取られ、ワンピースのボタンが一つ一つ外されていく。秋子はもじもじと躰をくねらせながら、
「だめだよ、パパぁ…秋子は学校があるんだからぁ」
「ああ、昼から行かせてやるよ」
 祐一はそう言うと、秋子のワンピースを脱がせ、秋子の胸元をはだけさせた。慎ましやかに膨らんだ乳房が、プディングのようにふるふると波打つ。
「ん」
 秋子の胸元に顔を寄せ、軽く舌を這わせる祐一。
「きゃんっ♪ もう、パパのえっちぃ〜」
 歓声を上げた秋子は、扇情的な媚笑を浮かべ、うずうずと躰を揺すりながら祐一を見つめた。

 スカートがずり降ろされ、床の上に放られる。
「あん…」
 ショーツを凝視され、恥ずかしげに躰を揺する秋子。
「可愛いよ、秋子」
 祐一はそう言うと、ショーツ越しに秋子の秘部を撫でた。
「あはぅっ…うっ、うぅんっ…」
 秋子は幸せそうに微笑みながら、鼻を鳴らして喘ぎ声を漏らした。

 祐一は腕を秋子の首の下に回し、顔を持ち上げさせた。
「はぁ…パパ…♪」
 信頼しきった表情で祐一の顔を見上げ、うっとり微笑む秋子。
「秋子…ん」
 祐一は顔を近付けると、そっと秋子の唇に口付けた。
「ぁんっ…んっ…ふ」
 秋子の幼い美貌が一瞬だけ息苦しげにしかめられ、すぐにとろけるような甘い表情に変わる。

 薄暗い室内に、鼻に抜ける喘ぎ声が小さく響く。
「ん、んっ…んふ、んっ、んちゅ…ぅん」
 祐一は秋子の首を支えながら、秋子に無理をさせない程度に激しく舌を絡め、深いキスを繰り返す。
「んん、ぅん…ぅちゅ、ちゅっ…んっ…んぅ、うぅん…んぁ」
 秋子は短い腕を精一杯に祐一の頭に回し、しがみつくようにしながら、懸命に舌を動かして、祐一との口吻を愉しんでいる。
「はぁっ、あっ…んっ、ぅちゅ…んはっ、はぁっ…んんっ、んちゅ…」
 ふんふんと鼻を鳴らし、呼吸をするのを忘れそうになるほどキスに没頭する秋子。混じり合った唾液を嚥下するたびに、秋子の性感は加速度的に昂ぶっていった。

「はっ、はぁっ、あぁん…んっ、んちゅっ、ちゅ…んふっ、ふぁ…」
 秋子の激しい息遣いに合わせて、淡く膨らんだ乳房がふるふると波打つ。薄桜色の乳頭は、秋子の昂まった性感を指し示すように、すでに固く勃ち上がっていた。
「…ふう」
 祐一が唇を離すと、秋子は形のいい眉毛を寄せ、あからさまに不機嫌そうな表情を作った。
「ふぁう…? …ねえ、パパぁ…もっと、ちゅー…」
 とろとろに濡れた瞳でおねだりする秋子に、祐一は軽く唇を触れ合わせるようなキスで応えてから、手を秋子の胸元に滑らせた。
「あ…おっぱい?」
 祐一の意図を察し、大人の女の表情で、くすりと媚笑する秋子。

 祐一の手の平が、秋子の乳房に触れる。
「あふっ…」
 秋子は小さく息を吐きながら、微かにあご先を震わせ、お尻を揺すった。
「…秋子」
 祐一は小振りに実った秋子の乳房に指先を軽く沈め、ゆっくり揉み上げ始めた。
「あ、あっ…あんっ…」

 乳脂のふっくらとした柔らかな手応えの奥に、僅かに芯のような硬さがある。祐一は秋子を痛がらせないように気を付けながら、ゆっくり円を描くように乳房をまさぐり続けた。
「はぁ、はぁっ…あっ、あんっ…ねえ、パパぁ…」
 秋子が濡れた瞳で上目遣いに見上げ、甘い喘ぎ声を漏らしながら祐一を呼んだ。
「ん?」
「ふぁ、あっ、あんっ…、…も、もっと…」
 緩やかな愛撫に焦れた秋子は、小刻みに息を引きつらせて、
「…強く…あっ、秋子のおっぱい、いじってっ…あぁんっ」
 おぼつかない動きで腕を伸ばし、促すように祐一の手に指を添え、おねだりをした。
「ああ」
 祐一はうなずいて請け合い、手の平全体で乳房を揉みしだいたり、指先で乳頭を引っ掻いたりし始めた。
「ああっ、あっ! はっ、ふぅんっ、ぅふぅっ……あ…気持ちいい…」
 秋子の唇から夢見心地のような呟きが漏れ、幼い肢体が淫らにくねる。

 祐一は秋子の乳房を揉む手を止めないまま、秋子の桜色に色付き始めた首筋に顔を寄せて口付けた。
「ああっ…んっ」
 細く弱々しい首筋に唇と舌を押し当て、優しく吸う。
「ひぁっ…あっ、ぁふぅ」
 小さな躰をぶるぶるとわななかせ、全身を疾駆する快楽に身悶える秋子。
「あ、あん、あんっ…あ、跡を付けちゃだめぇ…学校で、みんなに…見付かっちゃうよぉ…あぁあぁん」
 上擦った声で抗議しながらも、秋子の肢体は快楽に身悶え、陸揚げされた白魚のように跳ね回る。
「はあっ、あっ、あんっ、あっ…ああんっ」
 秋子は幼い美貌を恍惚の表情にほころばせながら、あられもない嬌声をあげ、全身を快絶に震わせる。

 首筋に触れていた祐一の唇が鎖骨を通り、秋子の胸元に到った。
「はぅんっ…んっ、うぅんっ」
 くすぐったそうに身悶える秋子。新雪のような真っ白な珠肌は、既に澄んだ桜色に色付き、うっすらと汗ばんでいる。
「綺麗だよ、秋子」
「あん…パパぁ…♪」
 秋子はうっとりと囁き、とろけるような甘い媚笑を浮かべた。

 固く尖った乳頭に、祐一の唇が触れる。
「ぁはぁうっ! んっ、ぅんっ、んんーっ!」
 躰を弓なりに仰け反らせ、秋子はくぐもった喘ぎ声をあげて身悶えた。祐一は唇を浮かせて、
「やっぱり秋子は胸が弱いな」
 秋子は濡れた瞳をくらくらと泳がせながら、
「はぁ、はぁ…だ、だってぇ…おっぱいが、あっ…熱くて…じんじんしてぇ…あふぅ」
 淡い吐息を漏らし、とろけるような媚笑を浮かべる秋子。細い肩を大きく上下させ、荒い息遣いを繰り返す仕草は、鮮烈な情痴に満ちていた。
 祐一の顔が再度秋子の乳房に近付き、舌と唇が膨らみを舐め始める。
「あっ、あっ、ああっ…ああんっ! …あん、あんっ、んんっ、あぁあんっ!」
 祐一が唇と舌を動かし、乳房と乳頭を弄ぶと、秋子の肢体は愉快なほど跳ねた。
「はあっ、あっ、ああっ…! パパ、パパぁ…はぁあぁっ!」
 膨らみを舌でなぞり、乳首を唇でついばみ、乳脂を甘噛みし、また音を立てて乳首を吸う。そのたびに秋子の躰は布団から浮き上がるほど仰け反り、唇からはあられもない嬌声がほとばしった。
「あっ、はぁうぅっ! …んくっ、ぱっ、パパぁっ、あっ、あぁんっ、ああっ!」
 無意識なのか、秋子は頻りに内またをこすり合わせ、艶めいた仕草で身悶えた。

 祐一は秋子の胸から顔をずらし、舌を這わせながら下腹部の方に唇を移した。
「あぁんっ、んふっ、ふぅ、はぁ…」
 性感帯の胸元への刺激が止み、引きつるように喘いでいた秋子は躰を弛緩させた。
「ふぅ、はぁ、ふぁ…あぁ」
 くびれ始めている秋子の下腹部を、祐一の舌と唇がゆっくり通り過ぎていく。
「んっ、んふっ、ふふ…っ、…く、くすぐった…あふぅんっ」
 両手で唇を抑えて笑い声を押し殺しながら、くっくっと全身を震わせる秋子。

 祐一は秋子の秘部を覆う、無地の白ショーツに顔を近付けた。
「ん」
 秘部から溢れ出た蜜が、ショーツの生地に染みを作っている。
「…あ…」
 秋子ははっと瞳を見開くと、恥じ入って、もじもじとお尻を揺すった。
「秋子」
 祐一は穏やかに微笑み掛けながら、人差し指でショーツに出来た染みの中心に触れた。
「んくぅっ!」
 息を飲んだ秋子の躰が、弓なりに仰け反る。

 ショーツの生地越しに、秋子の秘所をノックするように叩く。
「うっ、ぅくっ、んくっ! …くぅ、んっ、んんぅっ!」
 秋子は指を動かす韻律に合わせるように、胸を震わせて息を詰まらせる。
「んっ、んぁっ、あっ! はっ、はぅっ、ぱ、パパぁっ…あっ、あぅ、ふぁっ、ああっ!」
 叩く刺激に飽きた祐一は、人差し指と中指を染みに添え、円を描くように動かし始めた。火傷しそうなほど熱い火照りが、指先に伝わってくる。
「んぅうぅんっ! …うっ、ふぅっ、ぅふぅっ…うぁっ!」
 秋子の脚がぶるぶると震えながら、大きく左右に開かれた。
「…はぁっ、はぁっ、はぅっ、ふぁっ、はぁっ、あっ…!」
 脚を大きくMの字型に開き、手でシーツを掴みながら、快楽に喘ぐ秋子。躰を前後に揺すり、かぶりを振って快絶を享受する。
「あっ、あぁっ、あっ…! …はぁ、はぁ、ぱっ、パパぁ、あっ、ああ…っ!」
 荒い息遣いに上下する秋子の胸の上で、乳房が弾むように波打つ。
「はっ、はぁっ、はぁっ、ああっ、あぁんっ…!」
 祐一が生地越しに秘部に指を添え、円を描くように指先を動かして愛撫していると、
「はぁ、はぁっ、ぁはぁっ、はぁっ、はぁんっ…あっ、ああ…だめっ…」
 秋子の美貌が、年相応の子どもっぽい幼さを取り戻し、怯えに強張った。
「ぱ、パパっ…、…あ、あっ、秋子…だめっ…も、もう…っ」
 指が白くなるほど強くシーツを握り締め、息も絶え絶えに懇願する秋子。
「いいよ、気持ちよくなって」
 祐一はあっさりそう返事を返すと、更に激しく指を動かし、秋子の秘部を刺激し始めた。祐一の指がかき回すような動きで秋子の秘部を抉り、幼い躰が絶頂の高みに駆け上っていく。
「ああっ、あっ! …だめ、だめぇっ! …あっ、あ…パパっ、パパぁ…っ!」
 秋子は四肢を突っ張って躰を支えながら、全身を激しくくねらせ、淫らな舞いを踊る。
「…あ、あんっ、あぁんっ、あんっ、あんっ! …ふぁっ、あぁ、あっ…!」

 祐一の指が、秋子の雛先をぐっと圧したのと同時に、
「ひぁ…っ、…ぱ、パパぁ…っ、…あっあぁあぁ――っ!」
 一際大きな叫び声と共に、秋子の躰がぶるるっ、と大きくわなないた。秋子の秘部から溢れ出た蜜が、ショーツの染みを大きく広げる。
「はぅんっ…、ぅんんっ…ん〜」
 秋子の躰が弓なりに仰け反り、絶頂の余韻に痙攣する。
「はっ…あ…ふぅ…」
 やがて秋子は全身を弛緩させ、ぐったりと寝転んだ。

「ふぅうぅ…」
 うっとりと満足げに溜め息を漏らし、お尻を揺する秋子。
「秋子」
 祐一は秋子の隣りに寝そべると、優しい手付きで髪の毛を撫でた。
「はぁう…パパぁ♪」
 とろけるように顔をほころばせた秋子は、よたよたと躰を起こして、祐一に抱き付いた。
「んふぅん…」
 手足を絡めるようにして、半裸の肢体を惜しげもなく押し付ける秋子。控え目に膨らんだ乳房が、祐一と秋子の間で潰れた形になる。
「んにゅ…はふぅ♪」
 秋子は少しでも多く祐一の温もりを求めるかのように全身を張り付かせると、恍惚とした媚笑を浮かべた。

 秋子の好きにさせながら、ゆっくりと頭を撫でる祐一。汗を吸って潤いの増した柔らかな髪の毛が、指の隙間を流れる。
「…ほぅ」
 髪の毛を指で梳かれているうちに、秋子の幼い躰の奥で、情炎が再び燃え盛り始めた。
「んん…うぅん」
 恥ずかしげにのどを鳴らした秋子は、もじもじと内またをこすり合わせて、全身を焦がす熾き火をやり過ごそうと試みたが、既に性の快楽を知ってしまった躰が、そんなことで満足しきれるはずもなかった。
「はぁう…うぅん…」
 くらくらと頭を左右に揺すりながら、情欲にひずむ双眸で祐一を見据える秋子。眼が合った瞬間、秋子の中で何かが弾けた。
「あぁん…パパぁっ」
 堪えきれなくなり、秋子は自分から祐一にのし掛かった。無論、まだ小さく幼い秋子では、覆い被さるというより、ただ甘えて乗っかっただけのようなものだったが。
「んっ、うぅん…パパ、パパぁ…んんっ」
 秋子は唇を突き出して、祐一の顔を舐め始めた。
「ちゅっ、ちゅっ…んちゅ、んっ…んふ、んん…ぅちゅっ、ちゅっ」
 体全体を押し出すようにして祐一にしがみつき、一心不乱に舌と唇を動かす秋子。
「んっ、んふっ、んん…んちゅ、ちゅ…パパ、パパぁ…♪」
 愛おしげに祐一を呼びながら、仔犬のように舌で祐一のほほや鼻先を舐める様子は、年相応の無垢な幼女のようであり、また目元を紅く潤ませ、恍惚とした表情で媚態を晒す仕草は、堂に入った情婦のようでもあった。

「はぁ、はぁ、はぁっ…ぱ、パパぁ…」
 秋子はふらふらと躰を起こすと、おぼつかない手付きで祐一の寝間着のボタンを外し始めた。
「ん、んんっ…ふぅ、はぁ、ふぅ…」
 真っ赤に火照った顔に切羽詰まった表情を浮かべ、引きちぎるような勢いでボタンを外していく秋子。仰向けになって秋子を腹の上に乗せた祐一は、為すがままにされながら、穏やかに秋子を見つめている。
「う、うぅんっ…んーっ!」
 とうとうもどかしさに我慢できなくなり、秋子は癇癪を起こしてボタンを引きちぎった。
(おいおい)
 娘の思いも寄らない猛々しい仕草に、胸の内で驚く祐一。

「…はぁ、はぁ、はぁ、はぁ…」
 震える指で寝間着の襟元を開き、祐一の胸板をはだけさせた秋子は、興奮でぎらぎらと輝く瞳で祐一を見据えた。
「…ふぅ、はぁ…パパぁ…」
 秋子はとろけるような甘い囁き声を漏らすと、飛び込むような勢いで躰を前屈みに倒して、祐一の胸元に吸い付いた。
「んっ、んっ、うふぅん…んちゅっ、ちゅっ…んっ、んっ…ぅちゅっ、ちゅっ」
 祐一の胸板にむしゃぶりついた秋子は、そのまま情欲に突き動かされ、貪るように舌を這わせ始めた。
「…ん」
 祐一はくすぐったさに軽く身じろぎをしたが、敢えて動かず秋子の好きにさせる。
「んっ、んぅ、んちゅっ、ちゅっ…んんっ、んふ、んぅ…」
 小さな舌で祐一の胸を舐めながら、唇で吸い付いて跡を残していく秋子。
「はぁ、はぁ…うふふぅ…♪」
 祐一の胸板に点々と付いた紅い斑点を見つめた秋子は、満足げに微笑んだ。
「んんっ…パパは、パパは秋子のものなんだから…秋子だけのものなんだからぁ…」
 秋子はふらふらと頭を左右に揺すりながら、熱に浮かされたような上擦った声音で呟くと、また顔を伏せて祐一の胸板に吸い付いた。

「…んっ、んちゅっ、んっ、んぅ、んふ、ふぅ、ふぅん…」
 やがて吸い付くのが面倒になった秋子は、恍惚とした表情で舌を這わせるだけになっていた。
「はぅ、ふぅ、ふぁ…ぱ、パパぁ…」
 桜色に染まった肢体をうずうずとくねらせ、とろとろに濡れた瞳を向けて囁く秋子。
「ああ」
 祐一はうなずいて応えると、秋子の脇の下に手を入れて持ち上げ、また仰向けに寝転がした。
「あん」

 手際よく寝間着と下着を脱いだ祐一は、秋子のショーツの縁に指を掛けた。
「はぁ、はぁ、ああ…」
 秋子は情欲に濡れた瞳をうっとりと細め、躰を頻りに揺すりながら、祐一の動向を見つめている。
 真っ白い無地のショーツは、既に秋子の蜜と汗を吸ってじっとりと湿り、紅く火照った柔肌を透けさせていて、本来の用途は全く為していなかった。
 祐一は秋子のお尻を持ち上げると、少しの迷いも見せずにショーツをずり降ろした。
「きゃあん」
 歓喜と羞恥の入り交じった声を上げる秋子に脚を揃えさせ、ひざを通してショーツを脱がせる。

 祐一は、足首に白い靴下を履いているだけの姿になった秋子を、まじまじと見つめた。
 鮮やかな桜色に火照った、幼さの残る顔立ち。近い将来の豊穣さを予感させる、膨らみかけの乳房。僅かにくびれている腰が、目の前にいるのが未成熟な少女であることを想起させ、そして子どもっぽいふっくらとした太ももの付け根には、覆うもののない秘部が、紅く色付いている。
「…あぁ…だめ、パパ…そんなに見つめちゃ、恥ずかしいよ…」
 秋子はそう言ってはにかみ、腕を組んで胸元を隠して、脚を閉じた。
「だめじゃない」
 祐一は笑いながらそう言うと、秋子のひざ頭に手を置き、やすやすと脚を開かせた。
「あぁあん」

 祐一は肩を入れて秋子の脚を閉じられないようにし、熱い蜜を湧き出させている秘所に顔を近付けた。
「あっ…」
 祐一の顔が、秋子の秘部に埋まる。
「んんぅっ、あっあぁー!」
 秋子の肢体がぶるぶるとわななき、唇から引きつった喘ぎ声が漏れ出る。祐一は秋子の太ももを撫でながら、舌を動かして秋子の秘部をねぶるように舐め上げた。
「ぅあぅっ、あぅっ、あぁうっ! …ああぁっ!」
 秋子は動かない脚を痙攣させながら、もがくように腕を振り回して身悶えた。

 秋子の陰唇に口付け、深奥から止め処なく溢れる蜜を啜る。
「あはぅっ、うぁっ、あっ、あぁううっ! …パ、パぁ…っ!」
 秋子の肢体が快楽で狂おしげにうねり、幼い美貌に淫らな媚笑が浮かびあがった。
「…ん…秋子」
 秋子の秘部に顔を密着させた祐一は、溢れる蜜でほほを濡らしながら、舌と唇を動かす。
「あっ、はっ、はぁっ、ぁはぁっ! あっ、はぁっ、ぁはぁっ、あぁ、あーっ!」
 おとがいを反らし、上体を弾ませて呼吸を引きつらせながら嬌悶する秋子。

 祐一が鼻先で陰核を圧すと、秋子の下半身は海老のように跳ね、唇からはあられもない嬌声が迸る。同時に陰唇から噴き出すような勢いで大量の蜜が溢れ出し、祐一の顔をさらに濡らした。
「はぁっ、はぁ、ああ…! …ああ、あっ、あぁあぁ〜んっ!」
 とろけるような媚笑を浮かべた秋子は、快楽に疼く肢体を持て余し、布団の上で全身をねじるように身悶え、甘い喘ぎ声をあげている。
「んん、んふっ…ふぅ、はぁ、はぁんっ」
 祐一は陰核に顔を寄せ、舌で器用に包皮を捲り、秋子の未成熟な雛先を剥き出しにすると、それを唇で挟み込むように甘噛みした。
「ひゃ…あぁあんんんーっ!」
 また絶頂を迎えた秋子の躰が限界まで仰け反り、唇から悲鳴じみた嬌声が迸る。

「…ふ…あ…」
 二度目の絶頂に達した秋子が躰を弛緩させる前に、祐一はもう一度雛先を唇で挟んだ。
「はっ、あっ、あぁっ! あぁあぁっ!?」
 電撃が通ったかのように、再度全身を痙攣させる秋子。
「だっ、だめぇ…っ! あっ、あっ、ああっ! …す、少し…待って、休ませて…えぅうっ!」
 祐一が舌の上で秋子の雛先を転がすと、秋子の言葉がひきつったように途切れた。
「ひっ、ひぁっ、ひゃう…あぅ、あっ…ぱ、パパっ…だめ、だめぇ…あっ、あぅ」
 秋子は細い腕で祐一の頭を押し返そうとしたが、快楽に震える細腕には全く力が込められていなかった。祐一は秋子の太ももに手を添えたまま、間を置かずに秋子の秘部に舌と唇で愛撫する。
「…はっ、はぁう、はぅ、ふぅ、ふぁ、はわぁ…」
 じきに秋子の表情が酩酊したようにとろけ、瞳が情欲に彩られた。
「はっ、はぁっ、あぁん…パパぁ…っ」
 秋子の薄く開いた唇の端から涎が垂れ、ほほに筋を作る。
「はぁっ、あっ、あぁっ…だ、めぇっ…秋子っ、…お、おっ…おかしくなっちゃうぅ〜」
 情炎を再度燃え上がらせた秋子は、焦点の合わない瞳で中空を見つめ、うわ言のような呟きを繰り返しながら、淫らに躰をくねらせ始めた。
「あっ、あぅ、あぅっ、あぁうっ…あ、あっ…また、またぁ…あぁ、ああ〜!」
 秋子は引きつった喘ぎ声をあげ、三度目の絶頂を迎えた。

 ようやく祐一が秋子の秘部から顔を離し、躰を起こしたときには、秋子の幼い肢体は茹で上がったように濃い桜色に火照っていた。
「はぅ、ふぅ、はぅう…パパぁ…」
 秋子は大きく脚を左右に広げ、情痴に濡れた瞳で祐一を見上げている。
「秋子…おいで」
 祐一は布団の上に胡座をかくと、秋子の腰に腕を回して、抱き上げた。
「あん…♪」
 秋子は祐一の腕の中でうっとりと微笑み、うずうずと躰をくねらせながら、居心地を確かめるようにお尻を揺すった。

 秋子の躰が、場所を合わせるために持ち上げられる。秋子はくらくらと頭を左右に振りながら、欲望に煌めく瞳で祐一を見据えた。
「はぁ、ふぁ…パパぁ、早くぅ…」
 甘えた声を上げる秋子の秘部から溢れ出た蜜が、汗に混じって祐一の脚の上に垂れる。
「行くぞ」
「んっ、うんっ…は、早く」
 秋子は痙攣するように何度もうなずき、半ば浮いたお尻をもじもじと揺すった。
「…ん」
 祐一は秋子の腰に回した腕を降ろし、躰を支えながら、秋子の体内に押し入った。狭く窮屈な蜜壷が、圧迫しながら祐一のものを呑み込む。
「んんぅうっ、うぅんっ!」
 蜜が押しだされて溢れでる水音と、粘膜の絡み合う特異な水音が、和音となって響く。
「…っ、ん…はぁあぁ…♪」
 互いの躰が繋がり、秋子は満足げな溜め息を漏らして、世にも幸福そうな媚笑を浮かべた。

「…ふぁ、はぁ…ねえ、パパぁ…」
 呼吸を弾ませた秋子が、甘えた声音で呟いた。
「ん?」
 秋子の呼吸が整うまで動くのを待っていた祐一が訊き返す。
「ふぅ、はぁ…ん…えっと…………動いて?」
 僅かに残った廉恥心に顔を俯かせ、上目遣いにおねだりをする秋子。躰を抱き上げられ、支えてもらっている秋子には、自分から動くことが出来ない。
「…ね? 秋子、平気だから…」
 祐一は愛おしげに秋子を抱き締め、穏やかな笑顔を返した。
「ああ」
 腕を秋子のお尻と腰に腕を回して、ゆっくりと秋子の幼い躰を揺さぶり始める祐一。
「あ、あぁ、あっ! …はぁあぁっ!」
 秋子の薄く開いた目蓋が痙攣し、半開きになった唇から掠れた嬌声が漏れ出た。

 絡み合った粘膜が撹拌される、特有の水音が薄暗い寝室に響く。
「あっ、あんっ、あぁっ、あんっ、あっ、あぁっ…」
 秋子は手足をふらふらと泳がせながら、うっとりと顔をほころばせ、上擦った喘ぎ声を漏らしている。
「んっ、んんっ…ぅんっ、んんっ、あっ、あんっ、あんっ♪」
 年相応の子どもっぽい舌足らずな啼き声をあげているが、秋子の蜜壷は祐一のものを飲み込み、咀嚼するように蠢動していた。
 熱く火照った粘膜が吸い付くように密着し、痙攣しながら奥へ奥へと導くような蠕動運動を繰り返す。深奥からは甘露のような蜜が絶え間なく溢れ出て、結合部から漏れ出る粘着質な水音はどんどん大きくなっていく。
「ふぅっ、ふぁっ、はぁうっ、うっ、んっ、うぅんんっ…あっ、ああっ…パパぁ♪」
「…秋子」
 動きこそ緩慢だったが、秋子と祐一の性感は充足感に満ち足り、理想的な情事が交わされていた。

 ・
 ・

 ほへー

「はっ」

 ええと ここは誰 私はどこ

 そうじゃありません 落ち着きましょう

 はい 深呼吸

「すーすー はーはー」

 はあ

 お夕飯の後 小説を読み始めて いつの間にか のめり込んでしまっていました

「ふう」

 しおり代わりに指を挟んで 文庫本の背表紙のタイトルを見てみます

 『皆瀬秋子シリーズ外伝4 情欲幼女』

 はふん

 いつものことですけれど タイトルが真っ向勝負すぎるような気がするんですけど

 それはともかく この外伝の方では本来のシリーズと違って 祐一さんのほうが年上なんですね

 外伝1では 教師と女子中○生

 外伝2では 妻を亡くした富豪とメイドさん

 外伝3では 兄と妹

 特にお気に入りは3です って解説してどうするんですか
 
「はふん」

 そして今回は 父と娘です

 昨今は色々と規制が作られていますけど 大丈夫なんでしょうか

 まあ それはそれとして

「ほぅ」

 皆瀬秋子さん 今回は『ちゃん』でしょうけれど

 羨ましすぎます 違います 違いません

 ええと ええと 羨ましいです

 だから違うんですっ

「ああああっ」

 はぅ でも正直な気持ち 私も祐一さんに甘えてみたいです

 年甲斐もなく と言われてしまうと ぐうの音も出ないんですけど

 でもでも私だって たまには無条件に身も心も委ねてしまいたくなるんです

 皆瀬秋子ちゃんみたいに 祐一さんにぐりぐり甘えてしまって

 ついでにその後 愛していただければ げふんげふん

「はふん」

 はあ 無理ですよね いくら何でも

 『甘えさせて下さい』なんて いきなり言ってしまったら 祐一さんに気味悪がられてしまうかもしれませんし

 しょんぼりです

 無い物ねだりをしていても仕方がありませんね

 気を取り直して 本の続きでも読みましょう


                                             《後編に続きます》

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 星牙でございます。
マキ「マネージャーの小原マキです」

 情欲幼女のくだりが長くなりすぎて、前後編になってしまいましたとさ(昔語り風)。
マキ「阿呆!」
 むぃ。あ、作中の皆瀬秋子さんは、八歳以上です。
マキ「十を忘れておるぞ、おい!」
 ここだけの話し、情欲幼女を書いている最中は、この作品が『お茶目な秋子さん』だとゆーことを忘れていたということは、君とボクだけの秘密だ。
マキ「ああああ」

 本編には直接関係ないけど、外伝のタイトルはそれぞれ『情欲女学生』、『情欲メイド』、『情欲妹姫』(←意味深)となっております。いずれ、書く機会がありそーなタイトルですな。
マキ「わらわはそんな日が来ないことを心から祈る」

 あ、そうだ。大事なことを言い忘れていたヨ。
マキ「なんじゃ」
 『じょうよくようじょ』は回文(上から読んでもしたから読んでも同じ)です☆
マキ「☆じゃないーっ! って言うか、どこが大事じゃああーっ!」

 お読みいただきありがとうございました。後編のほうも宜しくお付き合い下さい。




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