愛の劇場『お茶目な秋子さんR誕生日編 おまけ後編』

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「…では…私はこれで…お先に失礼いたします、旦那様」
 秋子さんはそう言って、深々とお辞儀をして…というより、頽(くずお)れそうになりながら躰を曲げると、びしょ濡れのメイド服を着込んで浴室から出ていった。
「……」
 俺は秋子さんを見送ってから、湯舟に浸かって、へろへろになった躰を休ませた。

 のぼせる前にお風呂場を出て、少し涼んでから室内用のトレーナーに袖を通し、脱衣所を後にする。
「お帰りなさいませ、ご主人様」
 朗らかな微笑みを浮かべた名雪が、お辞儀をしながら出迎えてくれた。服装は漢の夢、ミニスカートのメイド衣装だ。
「ご主人様、お飲物をどうぞ」
「おう、サンキュ」
 アイスティで満たされたグラスを受け取り、ありがたく飲み干す。
「旦那様、お夕食の用意は出来ております」
 台所から秋子さんが出てきて、一礼してから言った。こちらも漢の夢、シックなメイド衣装だ。
 秋子さんのメイド服は、ついさっきお風呂場で水浸しになっていたはずだけど、いま目の前にいる秋子さんの服は濡れた跡一つない。まあ準備のいい秋子さんのことだから、同じ衣装をもう一着用意していたんだろう。…それか、秋子さんマジックで一瞬で乾かしたとか。
「うふふ」
 秋子さんはほほに手を添え、たおやかに微笑んでいる。

「すぐにお夕食を始めてよろしいですか?」
「はい」
 ちょうど空腹になってきたことだし、俺はうなずいて、台所から居間に眼をやった。
「…あれ? 秋子さん、今日は居間の方で食べるんですか」
 普段は食堂代わりのテーブルに並べられているお皿や炊飯器が、今日は居間の方に移されていた。
「はい。今日は少し場所があった方が、食べやすいですから…うふふ」
「?」
 秋子さんの言葉に首を傾げながら、居間に移る。

 気のせいか、普段より随分と豪勢な料理の数々が、絨毯の上に並べられている。
「ご主人様、真ん中にどうぞ」
 お箸と水差しを持ってきた名雪が、促すように言った。
「ああ。ありがとう」
「お待たせしました」
 台所から最後のお皿を持ってきた秋子さんが俺の右隣り、名雪が左隣りになって、それぞれ楚々とした仕草で腰掛ける。

 今日も二人に食べさせてもらえるのかな、と思っていると、名雪と秋子さんがおもむろに襟元のボタンを外し始めた。
「って、なんで脱いでいるんですかっ!?」
 予想外の展開に度肝を抜かれる俺。名雪と秋子さんはにっこり微笑み、
「うふふ、今日のお夕飯は、メイド女体盛りです」
「わたしとお母さんは、ご主人様の取り皿だよ」
 二人は屈託なくそう言うと、がばっと胸元を開き、まろやかな乳房を露わにした。…取り敢えず、主旨は理解できた。

 ・
 ・

「旦那様、次は何がよろしいですか?」
 目元を赤らめ、瞳を潤ませた秋子さんが、上擦った声で訊いてきた。
「じゃあ、唐揚げを」
「はい♪」
 秋子さんはにっこり微笑んで請け負うと、取り箸で唐揚げを摘んで、自分の胸の谷間に置いた。
「うふふ…どうぞ」
「いただきます」
 箸を伸ばして、秋子さんの胸の峡谷から唐揚げを摘み出す。取る際に、箸の先が秋子さんの柔肌に触れた。
「あぅんっ」
 ぶるっと肩を震わせて、鼻に掛かった声を上げる秋子さん。

 もぐもぐ咀嚼して飲み込むと、水差しを持った名雪が覗き込むように顔を寄せて、
「ご主人様、お水はいかがですか?」
 うずうずと肩をくねらせて、甘ったるい声で囁いた。
「うん、欲しい」
「はい♪」
 こくんとうなずいた名雪は、コップに水をそそぎ、慣れた仕草で自分の口に含む。
「…ん」
 名雪は口元を手の平で隠しながら顔を近付けて、軽く会釈してから、唇を重ねた。
「……ぅん…ふ」
 名雪の唇が柔らかく触れ、口の中に温められた水がそそぎ込まれる。
「ん、んん…」
 ゆっくり飲み下して、水がなくなってから、名雪はそっと唇を離した。

「旦那様、次は何をお召し上がりになりますか?」
 秋子さんに催促され、お皿を見回す。ふと、あるものが眼に入った。
「えっと…じゃあ、その鶏の煮凝りを」
「…うふふ、分かりました」
 察しのいい秋子さんは、俺が何をしたいのか一瞬で看破したらしく、ほほを赤らめながらにっこり微笑んだ。
「では」
 秋子さんは改めて大きく胸元を押し開いてから、取り箸で鶏の煮凝りを摘み、上手に寒天と絡めて、胸の上に置いた。
「…ん」
 秋子さんの肌がなめらかだからか、鶏肉は滑って、秋子さんの豊かな乳房の間にはまる。
「うふふ、さあどうぞ」
 何かを期待するように瞳をきらきらさせた秋子さんは、上目遣いに俺を見つめながら促すように微笑んだ。
「…いただきます」
 鶏肉を箸で摘み取って、咀嚼して飲み込む。秋子さんの胸元、鎖骨の少し下から胸の峡谷には、まだ寒天が残っている。
「うふふ…旦那様、ここもどうぞ」
 秋子さんは媚笑を浮かべて、胸の下に腕を入れて、乳房を下から持ち上げた。ゆったりと持ち上げられた乳房に垂れた寒天が、途轍もなくいやらしく見える。
「お箸では無理でしょうから、お口で直接お召し上がり下さい♪」
 そう呟いた秋子さんの肩が、快感の期待に、ぶるっと震えた。
「はい」

 秋子さんの胸元に顔を寄せる。
「……ご主人様のえっち」
 背後でぼやく名雪の呟きは聞こえないことにする。
「いただきます」
 一礼してから、秋子さんの柔肌に唇を付けた。
「…はぁ…っ」
 秋子さんの唇から、掠れた吐息が漏れ出る。俺は舌を出して寒天を舐め始めた。
「…んっ…う…ぁふぅ」
 すべすべした絹肌に包まれた柔らかな乳脂に、ゆっくり唇を這わす。微かに薫る秋子さんの甘い女香に、頭がくらくらしてきた。
「はっ、はぁっ…ああ…」
 悩ましげな溜め息と共に秋子さんの躰がふるふると震え、腕で支えられている乳房がたゆたゆと波打つように揺れた。
「…ん」
 胸の谷間の寒天を舐め尽くした俺は、唇を下に這わせていく。
「ぅんっ……あら、うふふ…」
 秋子さんはうっとりと鼻を鳴らして、困ったような媚笑を浮かべた。

 火照って微かに桜色に染まっている乳房を、舐めたり吸ったり、時々噛んだりして堪能する。
「あっ、あっ、あっ…そ、そんな…あっ、あんっ♪」
 秋子さんは悩ましげに喘ぎ、耐えきれないようにかぶりを振って身悶えた。
「ふっ、ふぅっ、はぁ、あっ、ふぅっ…んっ、んく…ふぁ♪」
 乳房を持ち上げていた腕を後ろに回して、倒れそうになる躰を支える秋子さん。俺は手を伸ばして秋子さんの乳房を下からすくい上げるように持ち上げ、揉みながら口を動かす。
「…んっ、んんっ、ふぅ、はぁ…あっ、ああっ!」
 固くなった乳首に俺の前歯が当たり、秋子さんの躰が大きく震えた。

 秋子さんのおへその辺りまで舐めてから、ようやく口を離した。
「はっ、はぁっ、はぁうっ、ふぅ、はぁ、はぁっ…」
 秋子さんは顔を真っ赤に紅潮させて、両腕を後ろに回して躰を支えながら、激しい息遣いで呼吸を整えている。
「…はっ、はぁ、ふぅ…うふふ、旦那様…お味は、いかがでしたか?」
 ほほに掛かった髪の毛を物憂げに書き上げながら、秋子さんが上擦った声で囁いた。
「おいしかったです」
「うふふ、そうですか」
 秋子さんは躰を起こして、にっこり微笑んだ。

「ご主人様、こっち向いて」
 呼ばれて後ろを振り向いてみると、胸の上にご飯を置いた名雪が膝立ちになって微笑んでいた。
「えへへ〜、そろそろご飯が欲しくなってきたでしょ?」
 名雪は両手で乳房を支え、おにぎり一つ分ぐらいの量のご飯を上手に胸の上によそっている。
「おう、気が利いてるな。いただきます」
「はいっ…あぁん♪」
 最初からお箸を使わずに、いきなり名雪の胸元に口を付けた。

 よく炊けたご飯の甘い匂いに混じって、名雪の柔らかな香りが鼻腔をくすぐる。
「はぁ、はぁっ、あっ…あっ、ああ、あんっ」
 うずうずと肩を揺すって、とろけた声を上げる名雪。ご飯と一緒に、名雪の乳房を噛む。
「はっ、はぁ、はぁ、ああっ」
 うずうずと躰をくねらせる名雪の乳房をまさぐりながら、桜色の乳首を唇で挟む。
「んくっ! …んん、うふんっ」
 お餅のような温もりと柔らかみを持つ名雪の乳房を、余すことなく味わう。
「あっ、あんっ、あっ! …ああ…わたし、祐一に食べられちゃうよぉ…♪」
 名雪がうっとりと顔をほころばせて、上擦った声でうわ言のように呟いた。

 俺が唇を離すと、名雪はくたっと仰向けに倒れ込んだ。
「んふぅ…はぁ〜、ふぅ〜、はぅ〜♪」
 名雪はへろへろな喘ぎ声を漏らしながら、うっとりと微笑みを浮かべている。
「うふふ…だ・ん・な・さ・ま♪」
 弾んだ口調の呟きと共に、細腕が背後からするりと伸びてきた。
「…次は、何をお召し上がりになりますか?」
 顔を赤く火照らせた秋子さんが、期待できらきら輝く瞳を向け、すがり付くように躰をすり寄せて、甘くとろけるように囁いた。
「そうですね…じゃあ、そろそろメインディッシュを」
「え? …あっ、きゃあっ」
 きょとんと俺の顔を見返した秋子さんの腰を抱き寄せ、仰向けに押し倒す。
「あっ…そんな、旦那様っ、私達は、デザート…あんっ!」
 乳房に吸い付くと、秋子さんはおとがいを反らして嬌声を上げた。
「あ、あっ…んふ、んっ…ふぅ、はぁ…」
 そのまま手を這わせて乳房を揉みしだくと、秋子さんはすぐに甘い声で啼き始めた。
「あはっ、はっ、はぁんっ…んっ、んん…ああ♪」

「ふぅっ、んふ、んぅっ、んっ、んん、はぅん…」
 秋子さんの乳房の豊潤な質感を愉しみながら、唇を重ねて、深く舌を絡め合う。
「ぅん、んふっ、んちゅ…んふ、ふぅっ、んっく、ぅんん…ちゅ、んちゅ…」
 秋子さんは少女のように顔を真っ赤に火照らせながら、懸命に舌を動かしている。
「ふっ、ふぅ、はぁ…ふぅ…あぅ、ぅんっ、んんぁ…んちゅ、ちゅっ…んっ、んん…」
 秋子さんがキスに酔っている間に、スカートの中に手を差し込んだ。
「ん、ぅんっ…んふ…ん」
 秋子さんはキスをしたまま瞳を細めて、うっとりと媚笑を浮かべた。

 太ももを撫でながら、秋子さんの脚の付け根に手を伸ばす。熱く火照った柔肉の手触りが心地よい。
「はっ、はぁ、はぁっ、はぁ…」
 唇を浮かせた秋子さんは、甘い吐息を小刻みに繰り返しながら、ふらふら頭を揺すっている。やがて、指先が熱く湿った布地に触れた。
「あぅっ、うっ、ぅんっ、ぅふんっ」
 秋子さんは瞳をぎゅっと閉じると、恥じらいながらぶるぶるとお尻を揺すって身悶えた。
「…ふぅ、はぁ、ふぅ、はぁっ…」
 熱く潤った秋子さんの蜜壷を、ショーツ越しに撫でる。
「あ、あぅっ、ぅんっ、んん」
 秋子さんが内ももを擦り合わせて恥じらうと、秘部が更に熱くなるのが分かった。ショーツから浸み出した蜜を押し返すように、指先で蜜壷を圧すと、熱い染みが大きく広がる。
「ああっ、あふっ、ふぁ、はぁう…ぅんっ、んっ、んぅ…はぁ、ぁはぁっ」
 秋子さんは瞳を閉じたまま、もじもじと躰を揺すって、全身を疾駆する快絶に溺れている。

「はっ、はぁ、はぁっ、はっ、はぁっ…」
 秋子さんの顔は濃い薔薇色に紅潮し、陶酔したような表情になっている。
「秋子さん」
「…はっ、はぁっ、ふぁい…? …きゃんっ」
 スカートを捲り上げて秋子さんの下半身を晒すと、秋子さんは可愛らしい嬌声を上げた。
 お風呂場で見たときと同じ、ストッキングとガーターベルトに覆われた太もも。そして違うのは黒レースのショーツ。
「…うっ」
 メイド服を着込んでいるうえに、少女のように若々しい顔立ちの秋子さんが、派手な黒の下着を身につけているのを見ると、激しい倒錯観に捕らわれる。
「秋子さんっ」
 堪らなくなった俺は、名前を呼ばわりながら、秋子さんに覆い被さった。
「あっ、旦那様っ」
 急かされるようにショーツをむしり取り、一息に秋子さんを貫く。
「はあっ、あっ、あーっ!」

「あっ、あ…はあ、ふう」
 秋子さんが胸を上下させて、呼吸を整えている。俺は秋子さんの髪の毛を撫でてから、大きく腰を動かし始めた。
「…はぁっ、あぁっ、あっ、あぁっ! はっ、ぁはぁっ、はぁっ、ああっ!」
 荒々しく腰を動かし、秋子さんの躰を激しく揺り動かす。苛烈な注挿に、秋子さんは俺の躰に腕を回してしがみついたまま、切羽詰まった息遣いを繰り返しだした。
「はふっ、ふぅっ、ぅふぅっ、ぅんっ、んぅっ、ぅふぅっ、うっ、うぅんっ! …はっ、あああぁぁ――!」
 弾むように躍動する秋子さんの乳房に手の平を這わし、形が変わるほど揉みしだくと、秋子さんの蜜壷が引き締まり、唇からはかん高い嬌声がほとばしった。
「はぁっ、ぁはぅっ、ふぅあっ! …ぁうっ、ふぃっ、ひぅっ、ぅんっ、んんっ、んん〜〜っ!」
 秋子さんの悲鳴じみた喘ぎ声に隠れるように聞こえてくる、湿った粘膜の絡み合う独特の音を遠くに聞きながら、俺はさらに強く秋子さんの躰を揺さぶる。

「はぁっ、はぁっ、はぁうっ、ふぅ、ぅふぅっ……」
 やがて秋子さんの躰がぶるぶると不規則に震えだし、
「うっ、ぅうっ、ぅんっ、ん…! …ああっ、ああぁぁ――っ!」
 長く響く嬌声と共に秋子さんの躰が弓なりに反り返った。
「…う」
 蜜壷の中の粘膜が痙攣し、柔肉が締め付けるように引き絞られ、俺は目眩がするほどの快感と一緒に、秋子さんの深奥で力尽きた。
「んっ、んんっ………ふぁ…ぅふぅ…」
 しばらく肢体を強張らせてから、満足げな吐息を漏らし、秋子さんはうっとり顔をほころばせながら、全身を弛緩させた。

「はぁ〜、ふぅ〜、はぁ〜…うふふ…」
 しばらく喘いで呼吸を整えた秋子さんは、淑やかな仕草で剥き出しだった胸元を隠して、濃い薔薇色に火照った顔に、とろんとした媚笑を浮かべた。
「はふ…旦那様…」
 俺の頭に手を伸ばし、優しく抱き寄せて、自分の胸元に引き込む秋子さん。ふかふかの乳房が、ぎゅっと形を変えながら押し付けられる。
「むぐ」
 秋子さんの豊穣な乳房の感触に身を委ねていると、
「う〜、えいっ!」
 横合いから名雪に引っ張られて、秋子さんからもぎ離され、そのままもつれ合うように倒れ込んだ。
「次はわたしだよ〜」
「あらあら」
 濃い薔薇色に火照ったほほに手を添え、にっこり微笑む秋子さん。

 名雪は秋子さんと同じように俺の頭をかき抱いて、自分の胸元に抱きかかえた。
「ご主人様、わたしも食べて下さいませませ♪」
 俺の鼻先にふにゅふにゅと乳房を押し付け、にこーっと微笑む名雪。ませませってなんだ、と思いながら、
「じゃあ、いただきます」
 即答して、いきなり名雪に覆い被さった。
「きゃあっ♪ 食べて、食べて〜♪」
 名雪は歓声を上げて、快感の予感にうずうずと肩を揺すった。

 名雪の注文通り、メイド服を脱がせて裸に剥いてから、乳房にかじり付いた。もぐもぐと口を動かして、歯形が薄く付くぐらいの強さで噛む。
「きゃああっ! あっ、ああっ♪ …そ、そんなっ…ぅんっ! …んくっ、くすぐったいよぉ…あんっ、…だめ、だめぇ…きゃあ♪」
 名雪が嬌声を上げながら、じたばたと躰を揺すって身悶え始めた。
「活きがよすぎるな」
 名雪の秘部に指を這わせて、暴れられないように押さえ付ける。
「ふうぅんっ! …んふっ、ぅんっ、んん…っ」
 息を引きつらせて、動かなくなった名雪の躰を、改めて味わいだす。
「ふぅっ、うぅんっ、んっ、ぅん、んんっ…ああ…」
 年がら年中イチゴを食べているからか、名雪の女香はほんのりとした甘味がある。甘い物は苦手だけど、今は気にしないことにして、名雪の肉付きのいい躰を噛んだり舐めたり吸ったりし続けた。
「はっ、はぁっ、はぁう、あぁう…う〜、う〜…んんっ、ん…」
 最初は落ち着かない様子だった名雪も、だいぶ昂まってきたのか、びくんっ、びくんっと大きく躰を弾けさせて嬌悶している。
「あふっ…ぅん、んっ…あぁ、はぁ、はぁう…うぅん、んふぅ…」
 乳房は勿論、お尻や太もも、二の腕や脹ら脛の肉まで甘噛みして回り終わると、名雪はもうへろへろになっていた。
「ふぅっ、ふぁっ、はぅっ、ふぅ…んっ…ふぅ…、…祐一ぃ〜…じゃくて、ご主人様ぁ…そろそろ…お願いします…」
 くらくら頭を揺すりながら、上擦った声でおねだりする名雪。
「ああ」
 俺はうなずくと、ふにゃふにゃになった名雪の躰を抱え上げて、深奥に押し入った。
「あんっ、んっ、んくぅっ! …んっ、んん…」

 火照って熱くなった名雪の躰を抱え直して、軽く髪の毛を撫でてから、大きく揺さぶりだす。
「うんんっ、んぅっ、んふっ、あっ! はっ、はぁっ、あっ、あっ!」
 予想通り、噛んだり舐めたりされている間に躰を昂ぶらせていた名雪は、すぐに大袈裟に喘ぎながら、自分から躰を揺すりだした。
「ふぁうっ、あぅっ、あぁうっ! うぁっ、ああっ、あぁっ、はぁっ、あっ、あぁーん!」
 名雪の唇からあられもない嬌声があがり、瑞々しい肢体が弾けるように跳ねる。蜜壷の粘膜がぐいぐいと脈動し、深奥からは蜜が溢れ続ける。
「はぅっ、うっ、ぅふぅ、ふぅ、はぁっ、ひぃっ! …うぁっ、あっ、あんっ、あんっ、ああ、あっ、あっ!」
 息を切らしかけながら、瞳を見開いて俺を見据える名雪。瞳の奥に、情痴の炎が燃え盛っているのが見えた。
「…はっ、はぁっ、ぁはぁっ、あっはぁ、はぁっ、あっあ、ああっ、あぁあーっ!」
 名雪の尻肉を掴み、突き崩すように名雪の最深部を叩くと、名雪は悲鳴を上げて、俺の背中に腕を回してしがみつき、お返しとばかりに爪を立ててきた。

 やがて、名雪の全身がぶるぶるとわななき、跳ねるような動きが緩慢になって、
「…あっ、あんっ、あんっ、んっ、んんっ……ああ、あ〜〜!」
 一際大きく響く、澄んだ嬌声を上げて、名雪の躰が弛緩した。最初から激しい勢いで躰を揺すっていたせいか、早々に絶頂を迎えたらしい。
「…ん」
 名雪の粘膜が痙攣しながら収縮してきて、痺れるような快感が背筋を走る。
「あっ、あっ、あふっ………う〜…」
 お尻を揺すって、快絶の残り火を鎮めた名雪は、ふにゃっとした表情で俺を見つめて、
「…ふにゃう……♪」
 のどを鳴らして、俺のほっぺたを舐めた。

 ぐったりとなった名雪を、絨毯の上にそっと降ろし、髪の毛を撫でる。
「…はぅん」
 ぶるっと躰を震わせて、潤んだ瞳で見上げる名雪。もう一度覆い被さろうかと考えていると、
「うふふ…旦那様♪」
 秋子さんの甘い囁き声が背後から聞こえ、細腕が絡み付いてきた。
「…ふぅっ…旦那様、お代わりはいかがですか?」
 秋子さんは半脱ぎの躰を遠慮会釈なしに擦り付けながら、上擦った声で囁いた。
「うふふ…旦那様はお若いですから、まだ満足なさっていませんよね。…どうぞ、ご満足いただけるまで、私をご賞味下さい♪」
「うう」
 秋子さんの豊潤な肢体の温もりに、つい顔が緩む。それを見て、名雪もよたよたと躰を起こした。
「んしょ…えへへ、ご主人様? お母さんはこってり濃厚ですから、合間にさっぱり系のわたしもお召し上がり下さい♪」
 深みのある媚笑を浮かべて、がばっとしがみついてきた。

 俺も出された料理は残さず食べる性格の人間だから、
「じゃあ、いただきますっ」
 名雪と秋子さんを両脇に抱え込んで、押し倒した。
「きゃあ♪」
「あんっ♪」

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 脂が乗って活きのいい料理を、躍り食いした。
「はふぅ…お代わり自由ですから♪」
「…えへへ…何杯でも食べて下さい♪」
 お言葉に甘えて、お皿の底まで食べ尽くしました。

                                       《おまけ完結編に続きます》

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 星牙でございます。
マキ「マネージャーの小原マキです」

 …なんか異様にハードな展開が続いているヨ。
マキ「そなたが描いておるんじゃろーが」
 うぃ。よく考えたら、このお話しって秋子さんの誕生日SSの成れの果てなんだネ。
マキ「自分で成れの果てなどと言うなーぁぁっ!」

 お読みいただきありがとうございました。
マキ「それでは、ご機嫌よう」

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